【感想・ネタバレ】とある飛空士への恋歌4のレビュー

最果ての空を目指す大遠征、そこで展開される飛空士の戦いと恋の行方を紡ぐ物語です。
2011年に映画化された第1作『とある飛空士への追憶』と同じ世界観ながら、場所も立場も全く違うキャラたちが本作の主役!未知を探求する空の旅路、これだけでも非常に胸高鳴りますが、さまざまな人間模様もまた見どころです。
国を追われた元皇子の主人公は復讐を胸に旅立つも、仲間との交流や好きな女の子への恋心を通じて成長し、やがては誇り高き飛空士へ……。
5巻完結で物語の緩急が上手く構成されているところもいいですね。和やかな日常が一変して残酷な現実に突き落とされる場面など、対比がとても印象に残ります。
今年からアニメも始まり、空戦シーンがどう表現されるのか非常に気になる……!
原作ではキャラの心情や詳細な設定も書き込まれていますので、アニメで映像ならではの演出を楽しみつつ、原作で世界観をより深く味わうのが一番!
激動の時代を翔け抜ける飛空士の物語、どうぞご覧くださいませ!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

文句の言いようが無い。
所々急ぎ足な点が見られるが、それを凌駕する面白さ。
王道的な要素も数多く取り入れられているが、そうでなくてはいけない。

まだ続いてしまうが、期待せずにはいられない作品になった。


文末にもあるが、精密さより面白さを優先したとのこと。
大正解だと思う。

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2022年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あれ、おっかしいな…すごく心動かされたはずなのに…今思い出せるのがツンデレイグナシオしかない……
ようやくイグナシオが正体を明かしてくれて嬉しい。

物語が動くこと動くこと。重要なシーンがたくさんあるね。ベンジャミンの理系設定がようやく生きた。
全員が全力を尽くしていて、みんな愛おしい。

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2014年02月08日

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とある飛空士へ贈る恋の歌。
全身全霊で戦い生き残った戦士たち。飛空士たち。
過去を踏み越えていけ。明日はきっと明るい。
生きることを諦めるな。

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2012年08月25日

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ネタバレ

4章の見出しがこの本のタイトルになってることからおそらくこの物語のメインとなる4巻。
初めてちゃんと出てきたイグナシオの助けもあり、へたれ皇子が大きく成長する。
互いの正体を知り一度は絶望するが、カルエルはようやく過去の呪縛から解放される。が、このままフィナーレとはいかないらしい。
5巻も楽しみだ。

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2011年02月09日

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ツンデレ笑ったw

墓地や出撃直前のシーンに泣いた。
空戦は変わらず熱かった。
自己犠牲は好きではないけど、この物語では全員諦めてない。みんなを助けて自分も生き残るつもりで戦ってるから熱い。

そして最後も驚かされた。

戦略的に愚策としか思えないんだけど。続きが楽しみ。

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2010年08月25日

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最高に面白かったです!!結構な分量があるのに一気に読みきってしまいました。
僕は読むのが遅いので4時間くらいかかってしまいましたがww
3巻のみっちゃんも壮絶でしたが、今回も壮絶極まる戦争シーンで手に汗握る展開でした。
ただ、頼むから付属の帯とか表紙絵でネタバレやめてくれよ…展開読めちゃったじゃんかよ…
次巻がラストらしいので、期待しています!!
神作です、ぜひ読んでみてください!!

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2010年08月24日

Posted by ブクログ

今回も長い戦闘シーン。
四巻で突然現れた腹違いの弟、イグナシオが大活躍。
かっこいいなぁ、ツンデレ皇子。
カルエルも色々乗り越えて大分かっこよくなってきた。
クレアは土壇場で風呼びの力を取り戻して、次の巻では生贄に…
それぞれのキャラクターがちゃんと立ってて、登場人物が多いけど覚えやすいのは、作家さんの文才とラノベの絵のおかげだな〜
やっぱり絵があるとイメージしやすい。
引き続き、読むのが楽しみ!

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2014年11月01日

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ニナ・ヴィエントとしての正体を偽ってカルエルたちと過ごすことに耐えられなくなったクレアは、学校を出る決意をします。そんな彼女を止めるために、カルエルは自分が皇子カール・ラ・イールだったことを彼女に告げます。しかし、そのことに感づいていたクレアは、自分がニナであることを彼に告げ、彼のもとを去っていきます。

真実を知ったカルエルは、ショックのあまり、自分の部屋に引きこもってしまいます。そこへやってきたのは、これまで他の生徒たちと交流することを避けていたイグナシオ・アクシスでした。バレステロス皇王の庶子であり、自分と母親を追放した王と第一皇子のカールを憎んでいた彼の言葉で、自分の不甲斐なさに気づかされたカルエルは、ふたたび空族が攻めてきたという報せを聞いて、ふたたびイスラを守るために立ち上がる決意をします。こうして、カルエルとイグナシオ、そしてノリアキ・カシワバラとベンジャミン・シェリフの2組は、戦場へと身を投じます。

彼らの善戦も空しく、戦艦ルナ・バルコは砲撃を受け、最後の別れを交わすためにニナは甲板へと出て行きます。そんな彼女に向けて、カルエルは「生きろ」というメッセージを送り、その言葉に心を動かされた彼女は、ついに風を操る力を取り戻すことになります。

劇的なストーリー展開に、思わず引き込まれてしまいます。どのような形でクライマックスを迎えるのか、楽しみです。

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2014年09月09日

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相変わらず凄い。のめり込んで読んでしまう。
あと一冊で終わってしまうのが惜しい、けれど「無事に終わるのか?」とも思う。
とりあえずラスト一冊を買って帰ることにする。

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2011年08月18日

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「憎しみ」から「許し」へ。 重厚な一冊だった。 憎しみを乗り越えたカル、許されたクレア、この二人が最後にどうなるのか楽しみ。 そして「追憶」のファナ嬢とシャルルの出番もあって嬉しかった。

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2011年08月18日

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前巻があまりにも過酷な現実の連続だったのに比べると、今回も状況は悪いながら、救われる展開が多かったように思います。
ニナの力がちょっと反則すぎる気はしますが、過去を許すというキーワードには感じ入るものがありました。

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2011年05月17日

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ネタバレ

 ついに佳境に向けて動き出した第4巻。最終巻が楽しみでしかたない。
 作者曰く、シェークスピアをモチーフにしてるとかなんとか。カルエルやクレアには是非とも幸せになってもらいたいものだけど、シェークスピア=四大悲劇程度の知識しか無い私にとっては最終巻発売が怖くもある。BADENDなら死ねる自信がある。

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2010年12月22日

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いよいよ物語も佳境。
カルの最後の方の種割れっぷりが凄い(笑)。
最終巻で前作の登場人物がどう絡んでくるのか注目です。

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2010年10月09日

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ラストの展開は次巻にしてほしかった~。
そこまでは自分的には大満足の内容でした(5点)。観察機の配置など空戦の戦略性に疑問をちらと感じてしまうのはビジネスマンの性(さが)として無視すれば、戦争という容赦ない残酷さをラノベ読者向けにうまくフィルタリングし伝えられているのじゃないかと思う。もし、飛行機乗りとしての能力が一気に開花したり、他にも現実世界には起こりえないことを目にしても、おかしいなどと思わないで欲しい。島まるごとが戦艦として空を飛び交うファンタジーワールドなのだから。
 個人的に一番注目したのは、巻のはじめでお互いの正体について語るシーン。ここの処理をどうするかでその後の展開は大きく変わることになるが、相当この後も展開が多いのかどうかわからないが、スピード感のあるほうを選択したと思う。その後のカルエルに対するフォローも非常に巧い。イグナシオは何かあるとは思ってたがこの感では脇役のポジションは外さないものの一番いい働きをしたと言ってもいい。

 とにかくラストは聞きたくなかった。大きな戦いのひと区切りがつき、ワンクションくらいぬるい時間を送りたかったが作者が先に進もうとする意思は相当強い。悪いこともあれば良いこともあるなんて、死語を使う気はないが、前巻から厳しい戦いが続いていただけに、ここは再びロマンス展開を期待したいところだった。まあないと決まったわけではないし、むしろ強烈な展開も期待できる。

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2010年09月11日

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4巻を迎え、いよいよ話は佳境へ。

空戦の描写については正直読みづらいなと思う部分もなくはないです。専門用語の羅列を読むことに対して自分はそれほど知識の蓄えがありませんので。

しかしながら、その文字の羅列の中から緊迫感を伴っての各キャラクターの感情の変化については読み応えがありました。

そして本作の重要な重要なターニングポイントも今巻でしょう。さらに、次巻への引きもありきたりとは言え、興味を惹き立てるものでした。

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2010年08月31日

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前回で、そこそこの脇役まで虫けらのように散ってゆくという、イデオン世代の老人には堪える展開だったので、某ペアの部分は「頼むから死ぬな」と祈りながら読んだ。

3巻の盛り上がりを超える。

あと艦隊戦の描写は特筆モノ。
次で最終巻らしいが、惜しいなぁ。

終わると判っていても、早く続きが読みたいという、このジレンマが。

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2010年08月27日

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実は本シリーズ、誓約3まで積んでおります故そこまでは読みます。
さて、まるで口を開かなければ貴公子なあのキャラの様に、引き続き戦闘描写と台詞の質の差に苦笑いのシリーズにも慣れてきたこの頃。
理由や伏線に拘らなければ、偵察機を介した戦艦同士の砲撃戦は航空機の空戦とはまた別の趣で読み応えがありました。
そうして血と肉で積み上げてきた緊迫感を、結局異能一発で解決してしまう結末には賛否両論かとも思いますが、この辺は初めから匂わせていた流れでしたので仕方の無い部分かと。
次巻終幕。ドラマは残されていない気もしますが、さて。

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2014年07月07日

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ネタバレ

「革命で両親を殺された皇子が敵である風使いの能力者とお互いに正体を隠したまま、空をとぶ島で出会い、空の果てを目指す冒険の旅を往くお話」の4冊目。
少年と少女がお互いの正体を知り、絶望を感じながら、戦いの中でそれを乗り越えていくというあたりの4巻。
正規兵がやられてしまって、学兵が献身的に重要な役割をヒロイックに演じ、それを受けて、主人公のカルエルが底力を発揮する。そしてついにヒロイン、クレアが失われた力を取り戻す。
というとこが盛り上がりどころだが、
3巻からあまり変わっていないのと、どうにも空賊側敵として魅力が感じられないもので、少年たちの戦いの熱さに乗りきれない。つまらないわけでもないのでは、あるが。
最終巻で、なんでそんな暮らしをして、なんでそんな生産力があるのかさっぱりわからない空賊の秘密に迫れることを、願いましょう。

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2011年02月26日

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