【感想・ネタバレ】プロペラオペラ 5のレビュー

あらすじ

日之雄ガメリア最終決戦、開戦!!

極東の島国・日之雄。その皇家第一王女・銀髪の美女イザヤ。同い年で幼なじみのクロトは、10才の時にイザヤにとんでもない“狼藉”をはたらき皇籍剥奪された曰く付き。
しかしふたりは今、第八空雷艦隊司令官と、その超キレ者首席参謀として国民の人気を独占する!
ガメリア大統領となったカイルは、兵器史上もっとも巨大凶悪な飛行戦艦「ベヒモス」を建造し、日之雄に迫る。奴の戦争の目的は、イザヤを娶ること。バカか!!??そんなこと許せるわけがないクロトは、カイルの仕掛けた「三角関係大戦争」の直接決戦を断固受けて立つ!!
イザヤ、リオ、速夫、ミュウ、ユーリ、クロト、絶望的戦闘を共に生き延びてきた愛すべき乗組員の野郎ども、そしてカイル。誰が死に、誰が生きるのか。
戦場の爆砕音と怒号と鼓膜を殴打するプロペラの叫び!!「恋と空戦」を書かせたら世界一の犬村小六は、今巻に、自身の生きる力の全てを叩き込んだ!!

※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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感情タグBEST3

購入済み

すごい

1〜4巻の全てを詰め込んだ最終巻。小説は暇な時間にちょっとずつ読む自分だけど、これは読む手が止まらなかった。
本当にこの作者の本にハズレはない。
最高。読んでよかった。

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2022年08月25日

購入済み

素晴らしい物語に感謝

完結巻だろうと構えていた通り、途中絶望的な状況に辛くてページを進める手にためらいが生まれたりもしましたが、やはり最後には感動と清々しさと切なさが押し寄せて本当に素敵な物語に出会えた事に感謝の気持ちで一杯になりました。
何でしょう、犬村先生の作品はいつも、非常にリアルかつ厳しい世間を背景にしつつ、そのような世間の中でも人間が人間らしく生きるとはこういう事では。というひとつの解を見せてもらっているようで、これがラノベという媒体によって少年少女に少しでも多く届くと良いなと思います。

#泣ける #感動する #ドキドキハラハラ

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2022年06月20日

購入済み

感動しました。

不覚にも泣いてしまいました。
情景が目に浮かぶようで、なんていうか
素晴らしい作品をありがとうございます。

誰かの為に戦うことが、なんと尊く美しいことか。

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2022年02月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2021年8月刊。高空に特殊な層が存在するため、飛行戦闘艦が活躍できる世界での大戦を描く戦記ラノベ。シリーズ完結巻。私、前巻の感想で「あと一冊で終わるの?」という疑問を呈しましたが、本巻での「これ以上はない」ぐらいの見事なまでの着地ぶりには感嘆しました。本シリーズが、太平洋戦争を模した戦記ものと最初に知った時は、「大丈夫か、それ?」と色々な面から、危惧したものです。しかし、そんなつまらない危惧や先入観を、筆者は見事な筆致とストーリーテリングで吹き飛ばしましたね。
 ワンピースを着て、微笑むイザヤを描いた、本巻の表紙イラストを見た時、「この笑みの先に、クロトはいるのか?」「ひょっとして、亡きクロトを想いつつ、浮かべている、哀しい笑顔ではないのか?」という懸念を抱きましたが、死線を越えたイザヤとクロトが無事、結ばれる結末に安堵しました。
 とはいえ、その結末に至るまでに、実に多くの貴重な生命が失われましたが。イザヤたちの幸せをひたすら願い、散っていた命たちに合掌。筆者はコンスタントに作品を発表し続けているので、次回作にも期待大です。(終)

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2021年11月19日

Posted by ブクログ

いやー、最高に面白かった。現実の戦争をモデルにしてることもあって生々しいし、展開もご都合気味で、ちょっと無理があるだろみたいなところもあるけれど、そういうものを超えて感情を表現する文章の力強さに胸が打たれる。
この人の作品のテーマは自分にクリティカルヒットしていると思う。
打ち切り気味なのか、結構最後は巻きで進んだんだけど、個人的にはもっと巻数をかけてじっくり読みたかった。

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2021年08月26日

Posted by ブクログ

ずっと放していた最終巻。
ただしガメリアとの最終決戦は凄かった。
疾走感があり、ジリジリと敵艦隊に近づく臨場感もあり非常に良かった。この作家の真骨頂は戦闘シーンにこそあるようだ。最後は二度と戦争はおこしてはならないという願いでし捲られる。

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2023年09月03日

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