犬村小六のレビュー一覧
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ネタバレ『追憶』から考えればあまりに長い物語になったせいか読み終わった瞬間の読後感はなかなかのものがあった。全17巻で毎回それなりの暑さが有ったことを考えるとはライトノベルとしては本当に重厚な物語になった。特に主人公陣が勢揃いした挿絵を見たときは心が震えたよ
十倍近い相手、次世代戦闘機を相手にすると聞いたときは一体どれだけの飛空士が生き残れるか、もしや主人公人の誰かが撃墜されてしまうのではと危惧していたのだけど、そんな心配要らなかったというか圧倒的過ぎない!?海猫と魔犬なんて300機近い相手に囲まれながら何事もなかったかのように生還するなんて人間業じゃない……
これを超える戦闘シーンってもう出会うこと -
Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻手前ということもあり、心震えるような展開ばかり!というか遂に海猫と魔犬の二人が本名で登場したよ!魔犬は彼の息子とはいえ、二人が並んで飛行するシーンを見た辺りで感無量に……。「吉岡武雄」という名前もなかなか来るものがある。
今回は空戦シーンは少なかったけど、その分かぐら含む秋津の展開がまたキツイものばかりで。あのラストってやはりかぐらは死んでしまったんだろうか?ご都合主義的なものを期待すると急所は外れていてほしいけれど……。
やっぱりね、このシリーズにはハッピーエンドに辿り着いて欲しいけど、それ以上に最後はエリアドールの七人が揃っていて欲しいんだよなぁ
ライナもかなり心が揺れているよう -
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Posted by ブクログ
まずは8年間にわたり、クオリティを落とさずコンスタントに物語を紡ぎ、広げた大風呂敷をキレイにたたんで、シリーズ完結を成し遂げたことに敬意を表して、★5つ。
個人的にはもう少し切なさの残るラストを期待していたのだけど、これはこれでいい締めでした。
カルとクレアとアルバス一家のその後については、ちょっとスピンオフで読んでみたいような。
「あの人」と彼のその後については、あえて描かなかったんでしょうね。ちょっと寂しいけど。
前巻から強烈にねじまがったスーパー横恋慕男が出てきたせいか、
カーナシオン→イリア、ゼノン→アメリアあたりの妄執は決着しないまま放置(笑)
4人のエースの戦いっぷりの描写が -
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Posted by ブクログ
「とある飛空士への」シリーズ最終巻。おもいっきり堪能させてもらいました。
この作者の素晴らしいところの1つに、主要キャラであっても容赦なく作中で死亡させてしまう容赦の無さと、ストーリーにおけるハッピーエンドを両立させることがあると思う。特に前者によって、いわゆるお約束展開に凝り固まること無く、いつも読者の予想の上を行く展開が可能になるのだと思う。(このシリーズの読者なら、8巻でそれを感じたのではないだろうか。)
ただ、この巻に限って言えばやや展開が読めてしまった感は否めないが、シリーズ集大成の最終巻だから仕方のない面もあるだろう。
ストーリーとしては、今までのシリーズの主人公たちが勢揃いする -
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