犬村小六のレビュー一覧

  • とある飛空士への恋歌5

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    「恋歌」完結。
    別れを余儀なくされた二人。再会を誓った。
    辿り着いた「空の果て」。故郷の家族との再会。
    ――歌えない恋の歌もある。 君は最高だよ。
    再びの出立。 願わくば、二人の再会が読みたかった。

    描かれなかった二人の物語を想像するたびに想いが馳せる。
    素晴らしい物語をありがとう。

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    2012年08月26日
  • とある飛空士への恋歌4

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    とある飛空士へ贈る恋の歌。
    全身全霊で戦い生き残った戦士たち。飛空士たち。
    過去を踏み越えていけ。明日はきっと明るい。
    生きることを諦めるな。

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    2012年08月25日
  • レヴィアタンの恋人4

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    ネタバレ

    現状での最終巻です。
    姫路vs日向の西日本制覇決定戦と、ユーキとタマの夫婦漫才の2本立てというところでしょうか。
    夫婦漫才の方はほのぼのしてて楽しいです。
    西日本制覇決定戦は熱いですね。
    澁澤美歌子がかっこいい。タケルも良い感じです。
    日向の市長も変態すぎて面白いです。
    3巻までの時点でユーキの正体はわかっているんですが、それ以上の正体というか裏設定まで出てきそうなところで、静の邪魔が入ったりして、どうなるんだって部分がワクワクしました。
    そしてエピローグ。
    いろんなものを広げたままタマが行方不明になって終了。
    と、なんともすっきりしない終わり方でした。
    続刊が出てるなら新章突入というところな

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    2012年05月19日
  • とある飛空士への夜想曲 下

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    やっぱり、ファンタジーはいい。夢がある。細かいところ気にしなくても頭に情景が浮かびやすくて楽しめる。
    うーん、海猫のその後が気になってしょうがない。

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    2012年01月26日
  • とある飛空士への夜想曲 上

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    やっぱり、ファンタジーはいい。夢がある。細かいところ気にしなくても頭に情景が浮かびやすくて楽しめる。
    うーん、海猫のその後が気になってしょうがない。

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    2012年01月26日
  • とある飛空士への追憶

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    ネタバレ

    ・あらすじ
     舞台は2つの大国、神聖レヴァーム帝国と帝政天ツ上が戦火を交える架空の世界。海に隔たれた両国の戦いでは戦闘機とそれを操る飛空士と呼ばれるパイロットが戦場の主役となる。

    主人公のシャルルはレヴァーム帝国の属領自治軍のエースパイロット。

    抜群の操縦技術を持ちながらも、レヴァーム人と天ツ上人との混血である”ベスタド”である彼は、生まれながらにして両者から理不尽な差別を受ける身分である。

    そんな彼は敵軍に侵略されつつある戦線から、皇子の婚約者であり次期皇妃であるファナ公女を偵察機に同乗させ、一万二千キロを単機で突破すべし、との無謀な指令を受ける。


    はたして二人は敵機がひしめき合う

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    2015年05月16日
  • とある飛空士への夜想曲 下

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    ネタバレ

    この壮絶な雰囲気を漂わせた表紙に、千々石という人間。そして、戦況からしてこの結末になることは読めたことなのですが、やはり胸に来るものがありました。そして、その覚悟を支えたもの。それが海猫も千々石も互いに、愛する人への思いだった、というのが非常に興味深いと思いました。もう少し、停戦が早ければ。その思いもありますが、停戦を呼び込んだのが千々石の最後の空戦だった、というのが胸に強く残りました。残された人々は辛いと思いますが。彼の思いを受け取ってくれるのではないかな、と感じました。熱くて苦しくて、最高の物語でした

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    2012年01月03日
  • とある飛空士への夜想曲 上

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    ネタバレ

    追憶でシャルルと激しい戦いを繰り広げたビーグルこと千々石の物語。追憶の時代からゆえか、話が引き締まっていた印象です。そして、物語を知るとビーグルに愛着がどんどん湧いて来るのを感じました。彼はこんなにも人間的だったんどな、と。想い人がいながら、相手を想う故に受け入れられないところとかがもう。そして、戦いは千々石が望むように、二人が空で再開するように進んで。果たして、二人の戦いの行方がどうなるのか。千々石の恋はどうなるのか。楽しみです。

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    2012年01月03日
  • とある飛空士への夜想曲 下

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    ここ最近で1番のディープインパクト。 迫力ある空戦の描写の細かさと熱さはラノベの域を越えてしまっている……もはやラノベではない、な。
    もう言葉はいらない。 読むべし読むべし!

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    2011年12月30日
  • とある飛空士への追憶

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    ネタバレ

    いい意味で二度と読みたくありません。

    最後が切ないし、鬱になりかけました。

    歴史にその名を刻んだ偉大な皇妃と歴史の闇に消えた名もない飛行士。

    ふたりが織りなす、蒼天に積乱雲が立ち上る夏の洋上にきらめいた、ひと夏の恋と空戦の物語。

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    2013年03月24日
  • とある飛空士への夜想曲 下

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    正統派戦記モノとして読み応えありました。

    悲しい結末が見え隠れしてくる中、救いのない終わりへと進むだけかとおもいきや、この作者ならではのある意味では救われるエンディングへ一気に進んでゆきます。

    絶対オススメの本です。

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    2011年11月06日
  • とある飛空士への夜想曲 下

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    いや,いいよ.凄い良かったよww
    特に,最後の展開・・・

    飛天御剣スタイルッ!!
    天・翔・龍・閃ーーーーーーッ!!!

    ・・・みたいになってたぞww
    いや,マジでww

    気になった方は是非に

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    2011年10月29日
  • とある飛空士への夜想曲 下

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    これは堂々たる小説です。ラノトベルの枠を完全に超えています。
    ハードカバーでも良いんじゃないでしょうか?
    飛空士シリーズはどれも素晴らしいのですが、この「…夜想曲」は完成度が群を抜いています。空戦モノでも
    日に日に厳しくなる戦局や戦争の無残さ、両エースが舞うクライマックス。誇りのために戦う若者達の哀しさ、美しさ。響き渡るユキの歌声など……読んでいて熱いものがこみ上げて来るシーンの連続。逃げることなく、正面からこのストーリーを書ききった犬村さんに拍手と喝采を送りたい作品でした。

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    2011年10月02日
  • とある飛空士への追憶 4

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    大変心地良い余韻が残る素晴らしいエンディング。
    クライマックスの一番の盛り上がりで心憎い演出に驚き感動。

    全四巻、非常によくまとまったボーイミーツガールの王道。一気読み推奨で強くオススメできる作品。

    間もなく公開の劇場版にも期待が膨らみます。

    後半のおまけの読切短編集もちょっぴりSFテイストでなかなか良いです。この路線で新連載というのもありなんじゃないかと思ったり。

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    2011年09月22日
  • とある飛空士への夜想曲 下

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    読みながら、日本人としての遺伝子が疼いてしまった事を認めざるを得ない。
    アメリカ人の日本人観が、マジでこういう風に形作られたような気さえしてくる。
    このへんはさすが小学館、てことなのかなぁ。

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    2011年09月21日
  • とある飛空士への夜想曲 下

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    戦場は非情なものであること戦場のロマンティシズムを見事に融合させていて、あっという間に引き込まれました。
    太平洋戦争の戦史をよく研究しており、戦略・戦術的に不可解な展開がない物語を構築しているのも素晴らしかった。

    飛空士シリーズは全て読んでいますが、この感動は第1作の「とある飛空士への追憶」以来です。(もちろん「とある飛空士への恋歌」も良かったですが)

    本作をこれから読もうという方へ。
    本作を読む前に第1作の「とある飛空士への追憶」を読むと、より物語の深さを感じることができると思います。

    人を愛することのすばらしさと強さが分かるような気にさせてくれる作品です。

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    2011年09月20日
  • とある飛空士への夜想曲 下

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    とにかく空戦があつすぎる。
    ほんま鳥肌立ちっ放し!
    いやー、もうほんまこれを読めてよかったです!

    久々に感極まりました。

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    2011年09月19日
  • とある飛空士への追憶 4

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    極上のコミカライズをありがとうございました。
    3巻出て速攻で連載終わっちゃったので、4巻収録分どうするんだろうと思ったらまさかの読み切り掲載。最終巻半分ごっそり読み切り併録ってRMCかKCNみたいだw
    この読み切りが2本ともまた極上でビックリしましたわ。本筋とは微妙にしか絡まない、ほのかに香るSF要素が、短編SF読んでる感じでものすごくいいアクセント。この方向性で色々読んでみたいなぁ。

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    2011年09月14日
  • とある飛空士への夜想曲 上

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    読む前はあんまり「追憶」を利用し過ぎるのはどうかと思ったが、素直に面白い!やはり空戦の描写が素晴らしい。
    下巻での帝軍の運命には不安ありまくりだけど、ビーグルと海猫の再戦は楽しみだ。
    できれば戦禍が激しくなる前に、早く皇妃が停戦に持ち込んでくれますように。

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    2011年08月23日
  • とある飛空士への恋歌5

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    「読んだ!」「終わっちゃったー!」と言いたくなる。追憶と同じで、強引なところもあるけれど爽やかなラストだった。
    やはり続きが読みたくなるような終わらせ方だとも思った。
    何気なく追憶を手に取って、それから恋歌にも手を伸ばしてよかったと心から言える。
    まだまだこの世界の話を読んでみたい。

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    2011年08月19日