犬村小六のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ現状での最終巻です。
姫路vs日向の西日本制覇決定戦と、ユーキとタマの夫婦漫才の2本立てというところでしょうか。
夫婦漫才の方はほのぼのしてて楽しいです。
西日本制覇決定戦は熱いですね。
澁澤美歌子がかっこいい。タケルも良い感じです。
日向の市長も変態すぎて面白いです。
3巻までの時点でユーキの正体はわかっているんですが、それ以上の正体というか裏設定まで出てきそうなところで、静の邪魔が入ったりして、どうなるんだって部分がワクワクしました。
そしてエピローグ。
いろんなものを広げたままタマが行方不明になって終了。
と、なんともすっきりしない終わり方でした。
続刊が出てるなら新章突入というところな -
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Posted by ブクログ
ネタバレ・あらすじ
舞台は2つの大国、神聖レヴァーム帝国と帝政天ツ上が戦火を交える架空の世界。海に隔たれた両国の戦いでは戦闘機とそれを操る飛空士と呼ばれるパイロットが戦場の主役となる。
主人公のシャルルはレヴァーム帝国の属領自治軍のエースパイロット。
抜群の操縦技術を持ちながらも、レヴァーム人と天ツ上人との混血である”ベスタド”である彼は、生まれながらにして両者から理不尽な差別を受ける身分である。
そんな彼は敵軍に侵略されつつある戦線から、皇子の婚約者であり次期皇妃であるファナ公女を偵察機に同乗させ、一万二千キロを単機で突破すべし、との無謀な指令を受ける。
はたして二人は敵機がひしめき合う -
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Posted by ブクログ
戦場は非情なものであること戦場のロマンティシズムを見事に融合させていて、あっという間に引き込まれました。
太平洋戦争の戦史をよく研究しており、戦略・戦術的に不可解な展開がない物語を構築しているのも素晴らしかった。
飛空士シリーズは全て読んでいますが、この感動は第1作の「とある飛空士への追憶」以来です。(もちろん「とある飛空士への恋歌」も良かったですが)
本作をこれから読もうという方へ。
本作を読む前に第1作の「とある飛空士への追憶」を読むと、より物語の深さを感じることができると思います。
人を愛することのすばらしさと強さが分かるような気にさせてくれる作品です。 -
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