犬村小六のレビュー一覧
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仲間の奮闘もあって、からくもセントヴォルトから脱出できた清顕とかぐら
しかしその先に待っているのは
避けられぬかつての仲間との死闘
覚悟と誓いを乗せたその指は果たして
トリガーを引けるのか
第二部の終幕、怒濤の展開
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ずっとふるふるワナワナして読んでいたような気がする
清顕に怒り、イリアに怒り、セントヴォルトを憎み、全ての責任をウラノスにぶつけたい、そんな感情が渦巻いていた
なんでこんな空を飛ばなければいけないのかと、
本当にやるせない……
かぐらさんだけはやめてぇえ!バルタが泣いちゃうぅう!と真剣に祈ったり←
シャルル助けて!とも何度も思ったなぁ
それくらいハラハラした巻だった
リアルでの、戦争体験の語り部がいなくなりつつあり
その悲惨さの記憶が薄れていると言われている昨今
こんな風に、フィクションではあるけれど
こことよく似た違う場所の話として少しでも残せていけたら
いいのかも知れない、と思ったりした
ツンデレバル様の中学生みたいなツンデレ恋愛模様を読んでガス抜きしたい切実に -
Posted by ブクログ
クレアが創世神話に登場する「風呼びの少女」であることを知った空族は、彼女の身柄を引き換えに、停戦を持ちかけてきます。イスラを統治するルイス・デ・アラルコンとアメリア・セルバンテスは、空族相手にぎりぎりの交渉を続け、ついにクレアと空族の第二王子を互いに親善大使として送り出すことで合意します。
やがてクレアが出発することになり、イグナシオのとりなしでクレアと再会することになったカルエルは、そこで自分がカール・ラ・イールであることを明かし、彼女を取り戻すことを誓います。
やがてイスラは「空の果て」へと行き着いて崩壊し、カルエルたちはバレステロス共和国へと帰還することになります。そのころ、共和制に倦んでいた市民たちの間に、王制の復活を求める声が沸きあがっていました。そんな彼らの前で、カルエルは元皇子として演説をおこなうことを決めます。彼は大勢の人びとの前で、ニナ・ヴィエントを取り戻したいという思いを語ります。世紀のロマンスに人びとの熱狂はいやが上にも高まり、やがてカルエルはクレアのもとへ向かって旅立つことになります。
クレアへの想いを胸に新たな旅に出るカルエルと、そんな彼を普段と変わらない態度で送り出そうとするアリエルの別れのシーンをラストに持ってくることで、ベタついた感動を避けるのは、ライトノベルではなかなか見られない、きれいな締めくくり方になっています。 -
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ニナ・ヴィエントとしての正体を偽ってカルエルたちと過ごすことに耐えられなくなったクレアは、学校を出る決意をします。そんな彼女を止めるために、カルエルは自分が皇子カール・ラ・イールだったことを彼女に告げます。しかし、そのことに感づいていたクレアは、自分がニナであることを彼に告げ、彼のもとを去っていきます。
真実を知ったカルエルは、ショックのあまり、自分の部屋に引きこもってしまいます。そこへやってきたのは、これまで他の生徒たちと交流することを避けていたイグナシオ・アクシスでした。バレステロス皇王の庶子であり、自分と母親を追放した王と第一皇子のカールを憎んでいた彼の言葉で、自分の不甲斐なさに気づかされたカルエルは、ふたたび空族が攻めてきたという報せを聞いて、ふたたびイスラを守るために立ち上がる決意をします。こうして、カルエルとイグナシオ、そしてノリアキ・カシワバラとベンジャミン・シェリフの2組は、戦場へと身を投じます。
彼らの善戦も空しく、戦艦ルナ・バルコは砲撃を受け、最後の別れを交わすためにニナは甲板へと出て行きます。そんな彼女に向けて、カルエルは「生きろ」というメッセージを送り、その言葉に心を動かされた彼女は、ついに風を操る力を取り戻すことになります。
劇的なストーリー展開に、思わず引き込まれてしまいます。どのような形でクライマックスを迎えるのか、楽しみです。 -
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神聖レヴァーム皇国と帝政天ツ上という2つの国が対立する世界が舞台。レヴァーム皇国の領土でありながら天ツ上に接するサン・マルティリアの飛行士の少年・狩乃シャルルは、皇国の王女ファナ・デル・モラルを、皇都エスメラルダにまで送り届けるという使命を与えられます。
幼い頃、ファナと出会ったことのあるシャルルでしたが、傭兵としての役割と飛行士としての矜持をかけて、ファナを送るという使命を忠実に果たそうとします。しかし、そんなシャルルの誠実な姿に、しだいにファナの心は引き寄せられていきます。
空を舞台にくり広げられる戦闘と淡い恋の物語です。ストーリーはシンプルですが、ジュニア小説らしいすがすがしさがあります。