犬村小六のレビュー一覧

  • とある飛空士への夜想曲 下

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    殺し過ぎ、殺され過ぎで、戦時中の話だから仕方ないのかもしれないけれど、戦闘のロマンも含め、これを楽しんだり格好良いとして読むことに違和感があった。最後のまとめ方にも肯定しているみたいでモヤッとしてしまうのは、でも、史実を元にしていると思われる辺り、わたしの受け取り方が間違っているのかなと更にモヤッとする。魔犬vs海猫の部分だけは生死を懸けているのを少し忘れられて、一対一の誇りの勝負として抵抗も薄くて、読み易く、森博嗣さんのスカイクロラシリーズを連想したりした。

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    2018年10月17日
  • とある飛空士への追憶

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    視点移動がめちゃくちゃ、数行単位で変わっていく、わざとなら無意味だし無意識なら下手、ただ他の文章は悪くない、萌えはあざとさを感じる

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    2018年10月08日
  • とある飛空士への追憶

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    宮崎あたりが好きそうな、レシプロ機(と言っていいかな?)の空戦もの。
    まぁ、そう戦いはしないんですけどね。(^^;
    ヒロインが途中で抱く夢が、とうてい実現できないことだとわかっていての夢なので、とても悲しく感じます。
    主人公の最後の対応が大人の対応で良かったな。
    とても美しい幕引きだと思いました。

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    2017年02月06日
  • やがて恋するヴィヴィ・レイン 1

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    とある飛行士シリーズの作者の新作。前シリーズは残念ながら途中で離脱してしまったが、この作者なら間違いないだろうと思い購入。結果、面白かった!

    表紙イラストからふわふわファンタジーの印象を受けたが、中世ヨーロッパの泥臭いスラムで生きる少年だったり機械兵に乗って戦う国同士の戦争だったり、ふわふわなところはほぼなく、どちらかと言えば機械油にまみれている印象。

    1巻はまだ世界観と登場人物紹介といったところでプロローグ的な物語の始まり。これからどんな壮大な冒険が繰り広げられるのか楽しみ。1巻の頃は平和で良かったと思う時が出てくるのかもしれない。

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    2016年10月10日
  • とある飛空士への誓約6

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    ネタバレ

    秋津連邦とセントヴォルト、少し前まで共闘していた勢力が本格的に対立したことで清顕とイリアも戦うことになったわけだけど、ある程度覚悟ができていたイリアに対して一度目の空戦で逃げてしまった清顕はちょっと情けない。顔見知りや大切な人を撃ち落とすことに躊躇があるとはいえ爆撃機を前にして戦線離脱してしまうのは飛空士としてNGだろうと思ってしまうのは私がまだこの作品にそれ程感情移入していないからだろうか?
    二度目の空戦ではきちんと戦ったけど、それが限界だったのかな。イリアとの決着を付けたいという気持ちはあったんだろうけど撃ち落としたいとまでは思えなかったんだろうな。
    これからイリアと共に所属するであろう旧

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    2016年08月14日
  • とある飛空士への誓約5

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    ネタバレ

    正直もっと酷い拷問が行われているのかと思ってヒヤヒヤしたよ……

    バルタザールはこれまでもツンデレな面を散々見せつけてきたわけだけど、ようやく仲間思いな面を見せてくれた。エリアドールの7人は欠けてしまったけど、再び纏まりを見せたかと思ったんだけどな。別れた先で敵として戦争をしなければならないとは……
    7人は三カ国に散り散りにと書かれているけれど、セシルが亡国の王女として名乗り出ることを決めたのだから更に分かたれることは確定しているんだよね。余計に泥沼になりそうだな

    個人的にはこの段階でライナの正体がバラされることも意外だったけど、ノーズアートを「ハチドリ」と教えたことも意外だったかな。てっき

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    2016年07月26日
  • とある飛空士への追憶

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    知り合いに貸してもらって、ライトノベルを読んでみた。私の人生では2冊目である。挿絵になれてないために、読んでいて想像していたイメージが絵により修正されてしまうことに少し違和感を覚えてしまった。また、飛空士、飛空機、という単語が使われているのに、服はなぜか飛行服。頻出単語のために気になってしまったのだが、細かいところを良いすぎだろうか。さらに言えば、ヒロインであるファナが主人公に心を開くのも早すぎではないか。あれだけ家では心を閉ざし、父親が空襲を受けた時も客観的位置にいたのにも関わらず、家から抜ければあっさりしすぎだろう。
    と、ケチをつけたが、面白い点ももちろんある。やはり空中戦は熱い。敵の多く

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    2015年12月12日
  • とある飛空士への恋歌2(イラスト簡略版)

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    購入済み

    学園もの(ヘタれな)になってるw

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    2015年03月26日
  • とある飛空士への誓約6

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    面白いには面白いのだが、ここまで緻密に伏線を張って仲間同士だけど殺しあうしかない状況を作り出しながら、肝心の空戦が終始ポエムなのは拍子抜けしてしまった。

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    2015年01月04日
  • とある飛空士への恋歌3

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    ついに戦闘開始。
    カルエルが成長せざるをえなくなる。
    ミツオの描写シーンが突然増えたことで死亡フラグ立ったなと勘付いてはいたけど、実際本当にそうなってしまうとうるうるしてしまった。
    みんな男気溢れてて懸命に守りたいものを守ろうとする。涙なしには読めない(´pωq`)
    最後は異国の人からの手紙で終わる。
    かっこいい海猫さん、正体は?
    続きを早く読もう。

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    2014年10月31日
  • とある飛空士への恋歌5

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    家族との再会も感動的だけど、クレアを奪い返すために世論の全てを味方につけて旅立つカルの凄さとアリーの切なさ。

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    2014年10月24日
  • とある飛空士への恋歌2

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    イスラに移住して飛空士になるための学校に入学したカルエルは、クレア・クルスという少女に出会います。自分と同じように過去に傷を持つと思われるクレアに、カルエルはしだいに心を引かれていきます。しかし、クレアの正体は、カルエルが復讐を誓ったニナ・ヴィエントでした。

    貧しい家に生まれ、徴税人に身柄を売られそうになったクレアは、風を巻き起こして徴税人を追い返し、やがて「風の革命」の旗印に祭り上げられることになります。しかしその後、風を操る力を失った彼女は、飛空士の道を目指して、身分を偽ってイスラに移住することを決意したのでした。

    アリエルの作る「アリーメン」が大人気となり、飛空士見習いたちは楽しいと

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    2014年09月09日
  • とある飛空士への恋歌

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    バレステロス皇国の第一皇子カール・ラ・イールは、「風の革命」によって両親を殺害され、ベラスカスの飛空機械整備士のミハエル・アルバスという男に引き取られることになります。カールは、ミハエルのもとで「カルエル」と名を変えて、ノエル、マヌエル、アリエルの3人の姉妹とともに育ち、飛空士になることをめざします。

    しかし、やがて彼は身の安全を確保するため、義妹のアリエルとともに空飛ぶ島イスラに移住して、「空の果て」を探し求める旅に参加することになります。この計画には、「風の革命」の旗印となった、風を操る少女ニナ・ヴィエントも参加すると聞き、カルエルは母の復讐を心に誓います。

    カルエルの性格にまだなじめ

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    2014年09月09日
  • とある飛空士への恋歌5(イラスト簡略版)

    Posted by 読むコレ

    購入済み

    エピローグ巻でした。
    プロローグに2冊、更にエピローグにも1冊を費やした人類資金ばりの壮大な構成は大作と呼べるのでしょう。
    シリーズにおけるテーマは初めから一本だった様ですが、途中フラフラと彷徨っている印象を与えかねない展開もあり、フラストレーションが溜まったりもしました。
    しかし最後は落ち着く所に落ち着いて大団円という感じです。
    本巻の見所は親父さんの格好よさですかね。
    "卑しさも尊さも、生まれや身分や職業にあるのではなく、こころの在り方のみにあるのだと、ミハエルはその生き方で教えてくれた"
    見習いたいものです。

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    2014年08月15日
  • とある飛空士への恋歌5

    Posted by ブクログ

    エピローグ巻でした。
    プロローグに2冊、更にエピローグにも1冊を費やした人類資金ばりの壮大な構成は大作と呼べるのでしょう。
    シリーズにおけるテーマは初めから一本だった様ですが、途中フラフラと彷徨っている印象を与えかねない展開もあり、フラストレーションが溜まったりもしました。
    しかし最後は落ち着く所に落ち着いて大団円という感じです。
    本巻の見所は親父さんの格好よさですかね。
    "卑しさも尊さも、生まれや身分や職業にあるのではなく、こころの在り方のみにあるのだと、ミハエルはその生き方で教えてくれた"
    見習いたいものです。

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    2014年08月15日
  • とある飛空士への恋歌4(イラスト簡略版)

    Posted by 読むコレ

    購入済み

    実は本シリーズ、誓約3まで積んでおります故そこまでは読みます。
    さて、まるで口を開かなければ貴公子なあのキャラの様に、引き続き戦闘描写と台詞の質の差に苦笑いのシリーズにも慣れてきたこの頃。
    理由や伏線に拘らなければ、偵察機を介した戦艦同士の砲撃戦は航空機の空戦とはまた別の趣で読み応えがありました。
    そうして血と肉で積み上げてきた緊迫感を、結局異能一発で解決してしまう結末には賛否両論かとも思いますが、この辺は初めから匂わせていた流れでしたので仕方の無い部分かと。
    次巻終幕。ドラマは残されていない気もしますが、さて。

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    2014年07月07日
  • とある飛空士への恋歌4

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    実は本シリーズ、誓約3まで積んでおります故そこまでは読みます。
    さて、まるで口を開かなければ貴公子なあのキャラの様に、引き続き戦闘描写と台詞の質の差に苦笑いのシリーズにも慣れてきたこの頃。
    理由や伏線に拘らなければ、偵察機を介した戦艦同士の砲撃戦は航空機の空戦とはまた別の趣で読み応えがありました。
    そうして血と肉で積み上げてきた緊迫感を、結局異能一発で解決してしまう結末には賛否両論かとも思いますが、この辺は初めから匂わせていた流れでしたので仕方の無い部分かと。
    次巻終幕。ドラマは残されていない気もしますが、さて。

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    2014年07月07日
  • とある飛空士への恋歌3(イラスト簡略版)

    Posted by 読むコレ

    購入済み

    前巻を読んだ段階で「空戦を期待できない」と感じたのは、ここ迄2冊も費やしていながら主人公に他者を出し抜く努力の描写も無ければ、才能の示唆も死地に強いという伏線も無かった為です。
    なのにシビアな戦争で勝ち抜けるようなら、それはご都合主義の賜物でしかないと。
    そして実際にそれが起きた様です。
    空戦の描写は流石の一言でしたが、それだけに主人公が参戦した結末が「覚醒したから」的安易さで片付けられてしまったのが非常に残念でした。
    只同時に、これが山岡荘八ばりに連綿と続く大河小説だというなら期待できる気も。
    ここから本気出す?

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    2014年06月26日
  • とある飛空士への恋歌3

    Posted by ブクログ

    前巻を読んだ段階で「空戦を期待できない」と感じたのは、ここ迄2冊も費やしていながら主人公に他者を出し抜く努力の描写も無ければ、才能の示唆も死地に強いという伏線も無かった為です。
    なのにシビアな戦争で勝ち抜けるようなら、それはご都合主義の賜物でしかないと。
    そして実際にそれが起きた様です。
    空戦の描写は流石の一言でしたが、それだけに主人公が参戦した結末が「覚醒したから」的安易さで片付けられてしまったのが非常に残念でした。
    只同時に、これが山岡荘八ばりに連綿と続く大河小説だというなら期待できる気も。
    ここから本気出す?

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    2014年06月26日
  • とある飛空士への恋歌

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    元第一王子カール・ラ・イールは革命で地位を追われたあと、ミハエル家に引き取られ、庶民として育つ。
    亡き母と語った空を飛ぶという夢を叶えるため、義理の妹アリエルといっしょに空飛ぶ島イスラへ乗り、世界の果てを探す旅に出る。
    一刊ではアニメではカットされた過去の話が細かく描かれ、読んでいて楽しかった。
    ノエルとマヌエル姉妹が義弟をかわいがりまくるのが読んでいてムフフでした。
    クレアも最後にちょっと登場。

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    2014年04月29日