【感想・ネタバレ】とある飛空士への恋歌5(イラスト簡略版)のレビュー

あらすじ

王道スカイ・オペラ、堂々完結!

「行きましょう。我々の戦場へ」
空の一族との交渉権、全権を委任され、空族飛空要塞に赴いたイスラ外務長アメリア・セルバンテス。神聖レヴァーム王国からもたらされた情報では、聖泉への侵入者を例外なく排除してきた空の一族自ら交渉を求めてくることは、至極稀なことだという。双方共に多くの犠牲を出し、戦力を失い、結果要求されたのはただひとつ。風呼びの少女ニナ・ヴィエントの身柄だった。

そんな情報を得つつも、無力に夜空を見あげることしかできないカルエル。彼女はイスラの管区長、代表であり、カルエルは一介の飛空科生徒。この大事な時期に会うことなど不可能に思われた。しかし、休戦協定案がまとまったその日、ある人物のおかげで、カルエルは千載一遇の機会を得る。30分後に出立する彼女に、カルエルは告げる。

「このまま逃げよう、ふたりで。空の果てまで」

かつての力を取り戻し、愛すべき人を救った風呼びの少女。革命によりすべてを失い、かけがえのない生を得た元皇子。ふたりの選ぶ道、未来は……。
そしてイスラは、空の果てにたどり着く。

王道スカイ・オペラ「飛空士」シリーズ最新作「恋歌」、堂々の完結!!

※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。

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Posted by 読むコレ

購入済み

エピローグ巻でした。
プロローグに2冊、更にエピローグにも1冊を費やした人類資金ばりの壮大な構成は大作と呼べるのでしょう。
シリーズにおけるテーマは初めから一本だった様ですが、途中フラフラと彷徨っている印象を与えかねない展開もあり、フラストレーションが溜まったりもしました。
しかし最後は落ち着く所に落ち着いて大団円という感じです。
本巻の見所は親父さんの格好よさですかね。
"卑しさも尊さも、生まれや身分や職業にあるのではなく、こころの在り方のみにあるのだと、ミハエルはその生き方で教えてくれた"
見習いたいものです。

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2014年08月15日

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