築山節のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
目次
第1章 脳を目覚めさせる
第2章 脳を眠らせる
第3章 思い出しやすい記憶をつくる
第4章 脳の回路を効率化する
第5章 子どもの脳を育てる
第6章 大人の勉強はどうあるべきか
=================
第1章 脳を目覚めさせる
覚醒度が高い状態 1日2-3回
pre 作業興奮や、運動
本番 集中 新しいことや、稼働するネットワークの構築→エネルギーや集中力がいる
post おさらい
メリハリをつける
「欲」を満たす回数を制限する
覚醒度が高い状態が続いても、揺り戻しに注意
「集中」と「拡散」は同時にはできない
第2章 脳を眠らせる
15分一区切り
-
Posted by ブクログ
・勉強と報酬の関係+感情のバランス→時間の制約に必然性を持たせる
→つまり、先に報酬の予定を入れてそれまでの限られた時間で集中して脳を働かせる?
・ひとつのことに集中できない人は片づけをする習慣が無い傾向がある
・「入力」はただの入力でしかないが、「出力」は常に「出力+再入力」
・勉強において最も重要なのは反復練習
・「時間の浪費は、精神に有害な雑草をはびこらせる(スマイルズ 自助論)」
→ヘップの法則は悪い習慣も循環してしまう。
・絶対音感は子どもの頃にしか身につかない(子どもの脳のほうが変化の可能性が高い)
・子どもの頃は感情がむき出しの状態になっているから、安らぎを与えてあげる事が必 -
Posted by ブクログ
"本書では習慣というテーマで著名な方やその道の専門家の方々からのアドバイスを掲載したもの。雑誌に近い作り方、図が多く載っていて見やすくできている。
自分にとって良い行動を習慣にすることで日々の活動が生き生きとしたものにもなる。しかしながら、習慣になるには難しい。そのため、目的をしっかりととらえていないとなかなか習慣化できない。ということがわかる。一方で、習慣となったものも環境変化で変えていかないといけないこともあり、習慣にこだわりすぎてもよろしくない。
5名の方のそれぞれの視点で語ることで、習慣に関するいろいろな側面を補完し合っている。ほどよくまとまっている。" -
Posted by ブクログ
2009年4月25日初版
臨床の現場に携わる著者が「脳の性質から知る、自分の弱点に克つ方法」を解説。
脳の性質を知っておけば、効率的に脳を扱えるし、また問題点の改善もやりやすい。
「やる気」だろうが「自信」だろうが脳の産物であることには違いない。メンタル的要素も脳によって生み出されている。
よく「脳を鍛える」などという表現が見られるが、それは頭を良くする_つまり思考力を上げる_とは違う。
脳をテレビに例えると、ゲーム機を接続したり、BSを見られるようにすること、ではなく、テレビの受信方法(画像が乱れていたらアンテナ線やアンテナ本体の調子を確かめる)、やリモコンの使い方(電池は入っている -
Posted by ブクログ
日々、頭がすっきりしないと感じている人、衰えのようなものを感じ始めている人に向いた本です。「疲れない脳」のつくり方というタイトルですが、本来の働きを取り戻す方法という感じでもあります。
実のところ、「生活習慣の改善」のような、ある意味、当たり前ともいえるようなことが中心にあります。結局は、規則正しい生活が大事だという話ですが、その一方で、変化がなければ、脳の活動は低下してしまう。毎日のリズムはできるだけ、良い形で習慣付けて、仕事などの活動の時間内では、うまく変化をつけていくことが必要なようです。
脳にいいこと、悪いことが示されていますが、脳の機能やしくみに関する詳しい解説は少なめです。難し -
Posted by ブクログ
会話の中に「アレだよアレ・・・なんて言ったっけ」が増えたかもしれない。
それは脳がフリーズしていると脳外科医の先生は言う。
脳は本来ボケるようにできている、らしい。
言葉がでない、名前がでない、頭が真っ白になる、話が聞きとり難い・・・等々、脳がフリーズするケースを放っておくと・・・
外傷や病気で脳が損傷したことを抜かして、脳は偏った使い方をしていくとボケていく。楽な使い方に行きたがる。
目的なくインターネットを長時間見る時間が多い。
一人でTVを見る時間が多い。
コミュニケーションがラインとメールの日々が増えた。
話たり歩いたりしていても生活が一定のパターンだ。
趣味が無いあるいは1つし -
Posted by ブクログ
ネタバレ快感だと思うことが能力を最大限に引き出す。無意識状態がアイデアを生む(風呂場など)。1意欲×2体験→ひらめき、3睡眠→記憶の整理整頓と歪み補正、4居場所→安全基地、この4つがチャレンジを生む。行動し、出会い、気づき、受け入れることで成長する。
仕事には、依頼者の都合だけでなく、「自分の思い」をのせる。なりたい職業よりやりたいことを大事に。
フェルミ推定は、結論から全体から単純にの問題解決縮図。地頭力(効率)と対人感性力(目の前の人を大切に)をバランスよく使う。
事例を知ることはメガネをかけかえること。忙しい時こそ身の回りの整理を。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ築山先生の「脳を磨く」本で、ポイントがわかりやすく役に立つ情報が得られる。
1.働き盛りの人がぼけるのは何もしていない場合ではなく、極端に何か1つのことをやりすぎている場合が多いとのことで、対策は以下の通り。
・上手にさぼる:部下に任せるなど
・時間の制約をつける:どれだけ時間をかけてもいいという姿勢でなく時間の制約をつけることで脳の基礎回転数を上げることができる!また集中できる時間は2時間まで
・脳の覚醒リズムにあった時間帯(午前10時~午後9時)に仕事をし、それ以外の時間帯は休むこと
2.また脳を鍛え続けるためには、10年周期で異動・転職なども成長につながる
3.しっかりと記憶するた -
Posted by ブクログ
ネタバレ脳が「フリーズする」とは相手の話を聞いて返答をしようとする際に、ボンヤリしていたりとか、内容がうまくとらえれらなかったり、言葉が記憶に残らなかったりとか、記憶や言葉を組み立てようとしてもまとまらない、などの状況をそのように表現している。これはボケの入口であるとのこと。非常に共感する内容だ。
これは著者によると脳の前頭葉の機能低下に伴うものであり、話や行動が反射的またはパターン的になることによる。これを改善するには新しく組み立てている部分を増やすよう脳を使っていくことである。
ところが現代ではPCやインターネット、スマホ等に一日中向かっていたりなどに頭脳がカスタマイズされてしまっている環境 -
Posted by ブクログ
著者は「脳はボケるようにできている」という。多数の患者を見てきた経験に基づくためか、具体的な事例をあげて説明しているので実践的。
部屋の片づけをすると高次脳機能を維持する基礎的トレーニングになる。日々の雑多な活動は、クリエイティブな仕事の訓練になる。
活動をシンプルにすると、その活動のベクトルがどんどん小さくなる。活動を多面的にすると、それぞれの活動で受けた刺激が別の活動のやる気を増幅させることができる。
脳の基本回転数は環境によって決まる。忙しい環境で過ごせば、回転数が上がる。
効率を上げることを求めてひとつのことに集中すると、意欲が落ちて逆効果らしい。日々の雑用をこなすことで改善す -
Posted by ブクログ
記憶に入れるにはしっかり寝る。
いったんまとめると定着する。ノートとか。
勉強に入る前に、簡単な片付けして、身体を動かす。あー片付いたって達成感を感じて、さらに簡単に片付くことを一個やって、よしよしと自分を調子にのらせる。んで、勉強に入っていく。
集中のピークは一日で2、3回しか来ないから、そこを外さずにしっかり勉強する。
やる気が出ない時は、注意が広がってるのかもしれない。そこではちょっと注意が集中するよう、簡単な片付け→すぐ終わることをしてみる。
ほんとに出ない時はあえてやらない。好きなことをする。脳を休める。
細切れの時間を使って勉強する。時間を活用。
子供のやる気は褒められたり出