あらすじ
60代を過ぎて老年期を迎えた脳は「鍛える」のではなく「守る」もの。ベストセラー『脳が冴える15の習慣』の著者が考えた厳選15項目を、「1日1頁、5分書くだけ」で、脳の機能は維持することができる。脳の三層構造「(1)脳幹:生命」「(2)大脳辺縁系:感情」「(3)大脳新皮質:理性」を理解して、感情・体調をコントロールする!
NHK出版新書『フリーズする脳』『脳が冴える15の習慣』など、累計100万部間近のベストセラー著者による待望の新作!
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Posted by ブクログ
脳の活性化ではなく、衰退させない、ボケない訓練について述べている。
それは手で書くこと、日々の記録をつけることだと著者は言う。
自分などはすぐに「面倒くさい」と思ってしまうタイプだが、これが脳への天敵だと自覚させられる。
なんとなく根拠なく自分はボケないと思っていたが、交友関係が壊滅的で面倒くさがりや、出不精となるとボケへの一直線だな、と怖くなった。
自分の夢は仕事などせず、好きな時間に起きて好きな時間に寝ること、なのだが……これがボケるパターンだそうで。
人は仕事をしなくなると、決まった時間に起きなくなる、生活習慣の乱れはボケの始まり、脳は気を抜くと楽な方へ楽な方へ、流される。だから仕事を辞めてはいけない、と。やはり好きなことを見つけて仕事として続けていくのが幸せの近道な気もするなあ、と思った。
Posted by ブクログ
築山節「脳を守る、たった1つの習慣」、2018.7発行。60代を過ぎて老年期を迎えた脳は「鍛える」のではなく「守る」もの。そのためには、1日5分程度の「書く習慣」を持てばいい。著者は書く15項目(体重、血圧、歩数、食事内容、外出など)を定めた築山式ノートを紹介されています。私もよく似た記載の項目で、手帳に毎日書いていますw。なお、感情のコントロールでは、他人に左右されず自分らしく生きること。体調のコントロールでは、「食べる」「動く」「寝る」が大切。「食べる」は朝食で決まる。「動く」は日常生活で決まる。