阿部和重のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書開始日:2021年10月13日
読書終了日:2021年10月17日
所感
台詞がかなり好み。
表現方法も多彩。
でも内容としてはあまり好みではない。
台詞や言い回し図鑑のような作品だった。
半導体技術はもはや何の手助けにもなってくれず
置いてけ堀
期待が大きいほど外れくじを引きやすい
うすばかげろう
彼なりの動物愛護精神
どう転んでも原物とは一致し得ないまやかし=磁気的記録
不道徳の匂い
今現在は露悪趣味に走って自身であえて貶めることにより逆説的に自らを際立たせた気になって悦に入る
ちっぽけでぼやけたデジタルの像を見つめることによって感受されるのは、やはりどうにも埋め難い、被写体との距離だった
沢見さんは、田舎に帰って、こっちにいる人たちの顔を見ないで暮らしていけば何もかも忘れ去られるんだろうけど
古典的メロドラマ
デジタルの象を守るあまり変え難い現実を手放す羽目になった後悔を抱く
都市化の推進とは一方で、新市街地の周囲に無数の小さな田舎を同時に生み出してゆく
素寒貧
少々てれ気味に腹を立てていた
わたしの中に巣食うナルシシステイックなセンチメンタリズム
無責任を玩味しながら孤独に酔っていたかったのだ。完全から孤独を恐れながら
子供たちの社会は、大人のそれよりも遥かに人間関係の変化に富んでおり、濃密な時間が流れているものだ。
死にゆくものから託されたねがいは、それを受け止めたものに対して絶対的な命令のごとき強制力を及ぼしてしまう
貫徹は美徳
イエローベースの春の肌色
ブルーベースの冬の肌色
馬小屋の乙女
素性もわからぬものに対してこうもあっさり明け透けになれるのは、きっと本心ではそれなりに不満が鬱積しており、自身の現状についてだれでもいいから話して聞かせてみたかったのだろう
シャブもしくはスミ子の名器
しんじゅくよどばしかめら
新宿のなにもかもが鬱陶しく、わたしたちを逆説的に惹きつけてやまない。
渋谷=どこもかしこも広告の一部として存在するだけであって、ただ消費者のみが交通を許される
新宿=人情味の排除=ヨドバシの罪
姿見ずを克服するためにカメラは、あえて「淀」の中へレンズを向けねばならないという逆説
20世紀
ダゲレオタイプの登場により、存在という概念が明確化。観測可能なものだけが存在。
心霊写真がいい例
人間が観測技術よってしか存在を認めなくなると、無神論が蔓延る。そのため神は存在の刻印を世界中に残し続ける。 -
Posted by ブクログ
ガイノイド脂肪に注目しろ 戦闘状態に備える為に急上昇するものだから 出世競走の中で男性ホルモンが増えるのも事実だ うずくま蹲って 知られざる砂金鉱床 カタストロフィ(悲劇的終末) 速やかに 火口湖 蔵王の御釜 しりぞき退き メンターの氷柱のような視線は 部屋の最奥は床の間になっており 五色沼の水 ペシミスト(厭世家) 懐中に戻してゆく あやし愛子方面 はな端から相手にしてない くつぬぎ沓脱 徒手格闘訓練 お喋りを遮る 幅員が狭まったところで かんじゃく閑寂な夜のガソリンスタンドで 早速に 航空写真を基に升目毎にエリア番号を振った詳細地図 担いで 上空を遮ってるUFOのような存在で ベタですけど「逆転はある」ってことが背骨になっているというか