三谷宏治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ポーター、コトラー、ミンツバーグ、BCG、マッキンゼー……etc.経営戦略論の変遷を一気読み!
とある。
一応一通り診断士の勉強をした時に学んだはずだけど、
改めて読むと整理になる。
テイラーの「科学的管理法」●メイヨーの「人間関係論」●フェイヨルの「経営・管理プロセス」●アンゾフの「アンゾフ・マトリクス」●「SWOT分析」の限界と効用●BCGの「成長・シェアマトリクス」●ポーターの「5力フレームワーク」「バリュー・チェーン」●ピーターズの『エクセレント・カンパニー』●ストークの「タイムベース競争戦略」●ハマーの「リエンジニアリング」●ハメルとプラハラードの「コア・コンピタンス」●マッキンゼーの「イノベーション戦略」●センゲと野中の「組織ラーニング」●バーニーの「VRIOフレームワーク」●キャプランとノートンの「バランスト・スコアカード」●キムとモボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」●ゴビンダラジャンの『リバース・イノベーション』●グーグルの「超・試行錯誤型経営」●IDEO・ブラウンの「デザイン思考」●リーブスの「アダブティプ戦略」
しかも直近、AIにまで触れている。
まあ、しかし、どれが正解、というのはない。
時代によっても当然変わる。
エクセレントカンパニーで取り上げられた会社がその後消えてなくなる、
なんてのはそのいい例かも。
その時うまくいった方法を論理だてても、その通りやってもうまくいかないのだ。
環境が変わるから。
イノベーションのジレンマはまさにそれで、成功したことが失敗の種になってしまう。
成功した技術を捨てられず、気が付けば新しいものに置き換えられる、、、
だからと言って無手勝流ではだめなわけで、、、
難しいものだ。
第1章:近代マネジメントの3つの源流
第2章:近代マネジメントの創世
第3章:ポジショニング派の大発展
第4章:ケイパビリティ派の群雄割拠
第5章:ポジショニングとケイパビリティの統合と整合
第6章:21世紀の経営環境と経営諸論
第7章:最後の答え「アダプティブ戦略」
補章:全体俯瞰のためのB3Cフレームワーク -
Posted by ブクログ
会社にいるとよく見るキーワード、SWOT分析、5フォース分析、アンゾフ・マトリクス、リーンスタータップなどがどのような人によってどのように創出されていったか等のイメージがわかりとても良かった。企業で特に事業企画などに関わる機会のある方にお勧め。経営戦略というとお堅い印象だが、このような漫画で描かれているととても入りやすい。経営戦略を形成していったキーパーソンが描かれているが、大学で物理を専攻していたなどの理系人材が多いことが印象的。物理をやっていた人は様々な分野で活躍している印象がある。あと、経営戦略がポジショニング派とケイパビリティ派の2つに割れていたことを理解した 。
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Posted by ブクログ
経営コンサルタントである著者が、世界の経営戦略の歴史をまとめたもの。登場する経営戦略家は140名、書籍は84冊、会社は120社と書かれているように、著名な人や考え方を網羅した形でまとめられている。私が今までに読んだ本も多いが、それぞれの関連性や位置付けがはっきりし、とても参考になった。現在、出版されている本も紹介されているところが良く、役立った。
「ポジショニング派は「外部環境がダイジ。儲かる市場で儲かる立場を占めれば勝てる」と断じ、ケイパビリティ派は「内部環境がダイジ。自社の強みがあるところで戦えば勝てる」と論じました。そして互いに「相手の戦略論では企業はダメになる」という研究成果を出しています」p4
「テイラーらを祖とする、定量的分析や定型的計画プロセスを信奉していた大企業群が、1973年のオイルショック前後の大不況に沈みます。GEを筆頭とした、大テイラー主義だった企業群は、その見直しを進めました。分権化し、本社での分析屋や戦略担当はいなくなりました」p5
「歴史自体がくり返すことはありません」p10
「わかりやすさを追求すれば、簡略化による不正確さにつながります。楽しさなどは学術書にはあるまじき提供価値でしょう」p13
「(ホーソン実験)工場全体2万人以上に面接しただけで(内容にかかわらず)生産性が向上したのです。従業員は話すうちに、自分の不満が根拠のあるものなのかどうかを自ら理解し、現場マネジャーは聞くうちに、部下たちの状況を把握し対処することで自らを高めていたのです」p51
「(マイケル・ポーター)組織レベルが上がるにつれて経営活動の比率は上がるべきだとし、社長は時間・能力の50%をあてるものとしました。同時に彼は、大企業になるほど営業活動の比率が上がってしまう、と看破しました。まったくもってその通りです」p63
「マイケル・ポーター『競争の戦略』(経営戦略:儲けられる在り方は3つしかない)敵より安く作れるか(コストリーダーシップ)、敵より付加価値が高いか(差別化)、敵より土俵を絞り込めるか(集中)、それだけです。この3つ以外ないんです」p117
「ポーターは「ポジショニング」を重視しました。経営戦略の目的は企業が収益を上げることにあり、そのためには「儲けられる市場」を選んで、かつ競合に対して「儲かる位置取り」をしていかないと、どんなに努力してもムダだと。この2つが、ポジショニングです」p175
「(ポーターの「ケイパビリティ」)企業の成功のためには、「よい(儲かる)ポジショニング」だけでは足りない。そのポジショニングを維持するための「よい(儲ける)企業能力(ケイパビリティ)」が必要だと気がついたのです」p180
「(パスカルの『戦略の視点』)ホンダに当初、明示的な戦略はなかった。ホンダの戦略は、失敗を積み重ねる中で創発的に生まれ出てきたものだ」p201
「(ケイパビリティ派の勃興)「企業の大規模調査とストーリーを組み合わせたビジネス書」ジャンルとそれによる成功者です。彼らは「ヒット本」→「1時間5万ドルのビジネス講演年100回」→「次の本の調査に投資」→「ヒット本」という循環に成功しています。『ビジョナリー・カンパニー』シリーズのジム・コリンズ、『コア・コンピタンス経営』シリーズのゲイリー・ハメル、『リーダーシップ論』シリーズのジョン・コッターらが筆頭でしょうか」p219
「サウスウエスト航空の成功の作戦「10分ターン」(競合他社は50分ターン)」p225
「(味の素のハーバード大学の助言否定)「あのとき、ビジネスエリートたち(ハーバード大学学生)の言うことに従っていたら、新しい価値を生み出すベンチャー精神の芽も摘み取られてしまっていただろう」と伊藤雅俊(味の素社長(後の会長))は語っていました」p246
「(フォスター)イノベーションとは、今の覇者をどんどん時代遅れの恐竜にしていく恐ろしい現象でした」p254
「(スタンフォード大学が、シリコンバレーを支えた)優秀な学生たちに、最高の職場を与えようとしたのです。スタンフォード・リサーチパークの誕生でした。(ヒューレットとパッカードを引き合わせて、HPをつくらせ、ベル研究所からは、トランジスターの発明者のひとりであるショックレイを引き抜いて、ショックレイ半導体研究所をつくらせ、そこからフェアチャイルドが生まれました。それら(彼ら)は、それら自身がまた多くの起業家とイノベーションを生む孵化器となりました」p256
「(スティーブンソンのアントレプレナー論)今の資源に囚われず機会を追求する。こういったアントレプレナー論は、経営戦略論でいえば、ケイパビリティ派でも、ポジショニング派でもありません。目の前のチャンスをひたすら追う姿勢と力こそがすべてなのです」p261
「いったん豊かになった大衆が、昔に後戻りすることはありません」p338
「(リチャード・フロリダ『クリエイティブ・クラスの世紀』)企業の戦場はさらに広く、そしてもっと複雑になっていく」p341
「アップルとサムスンの知財戦争を見てもわかるように、その成否は事業の根幹を揺るがします。特許や意匠侵害があったと認定されれば、その国もしくは世界の市場を一瞬で失うことになりかねないからです」p386
「(グラットン『ワーク・シフト』)①できれば好きなことの中で複数の専門性を持つ。②他者とのネットワークをつくる。③所得と消費による満足から脱却する」p389
「(ロシア政府)2025年の国防費は、連邦予算の1/3、GDPの6.3%に達し、インフレ率は年8%を超えました。そのインフレを収束させるためにロシア中央銀行は、政策金利を21%(2024.10.28)に引き上げます」p421
「わかったのは「やってみなくちゃ、わからない」ということ。そして、どう上手く素早く「やってみるか」、そしてそこから素早く「学んで修正して方向転換するか」という力こそすべてだ」p491
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Posted by ブクログ
ネタバレやってあげる、は過保護、やれと命じる、が過干渉。どちらも保護の一種。
子育ての責任を感じる→過保護または過干渉になる→子供の能力を奪う→自立できない→責任を感じる。
日本の社内教育はOJTが基本=自己啓発を当てにしない、研修を信じない。結果として指示待ち族になる。
母親はマネージャーと同じ。
砂場、ブランコ、ジャングルジムは減っている=温室に育てられる子供たち。
夢は98%破れる。夢破れてからが勝負。夢を与えない。どうやって立ち直り、夢を作り直せるか。
指示、予定、モノ、カネ、答え、勉強、夢、すべて与えない。自分で考える癖。
ヒマ、ビンボー、お手伝い。
社会人として使い物になるのは、お手伝いをしていた子。
お手伝い至上主義で育つと、道徳観正義感が育つ。
お手伝いを勉強、ゲーム、学校よりも大事なことと位置づける。お手伝いをしなければ学校に行けない。
学力は高い子が多い。
お手伝いは任せること。
お父さんの駅までお迎え作戦。
貧乏は意欲を高める。日本は仕事への意欲が低い。意欲が引くても、勤勉なので定常業務は成果が上がる。
人間は計画性で育つ=猿の計画性はせいぜい2時間。お小遣いを少なめに月極にすれば計画性は育つ。
子供が存分に遊ぶ条件は、ヒマと制約(貧乏)。
塾には安易に行かせない。習い事は一つだけにする。ゲームは制限。ヒマになる。お金がないからなんでもは遊べない。工夫して遊ぶ。
人生は夢の再構築の過程。
お手伝いは就職力のアップ、貧乏は意欲を生む、ヒマは自立と発想をうむ。
7つの習慣は、習慣だからこそ意味がある。習慣になっていなければだめ。
習慣化の方法は、ヒトマネ、他の習慣にくっつける、他人に宣言、リマインダーを使う、個人戦ではなく集団戦。