三谷宏治のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレこれから、自分自身としてのアウトプットの質をあげるために今一度振り返ったもののメモ。
【一葉知秋(いちようちしゅう)】
本を最初から最後まで読み込む必要はない。目的があっての読書にしていくことは同意。一方で、自分の見ようとしているものしか見えなくなるリスクもあるので、流しでも目を通すように心がける。
【代替不可な人になる。】
自分にとっての読書の目的の到達点。読書を通じて、これまでより少しだけ、取り替え困難で、少数しか存在しない価値ある存在になることを大切にしながら読む。その1つとして、いい話きけたなぁにちょっとでいいから自分の考えを書き加えよう。
逆に言えることは「スーパー作業者」にな -
Posted by ブクログ
「一瞬で大切なことを伝える技術」三谷 宏治
→とにかく分かりやすい「ロジカルシンキングのハウツー本」。
超簡単な4つのステップで、論理的思考をマスターできる。
1.はっきりさせる
・話を「塊」と「つながり」に分ける
・それらの「対象範囲」「他との差」「程度(定量化)」をはっきりさせる。
=本書では、この考え方を「重要思考」と定義している。
2.相手に伝える
・言いたいことは短冊にして、結論は1つにする(単純化する)
・結論から伝える
3.相手の言いたいコトを理解する
・相手に「重要思考」をしてもらうために、相手が「ダイジにしていること」「他の考えとの差」を尋ねていく
・論理と感情を分ける -
Posted by ブクログ
伝わる書き方 2013/11/9
著:三谷宏治
著者は大学卒業後、外資系コンサルティング会社に就職。以来19年半、ボストンコンサルティンググループ、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。現在金沢工業大学教授の他に、早稲田大学ビジネススクール客員教授、グロービス経営大学院客員教授等を務めている。
活字となった文章は、そもそもヒトにとってわかりにくものである。「聴いてわかる書きモノ」にすることがそれを解決する。この本では、そのための「書き方3戦略」1.短く書く2.構造化する3.波をつくるを根底として以下の5章によりその真髄を説明している。
①なぜ書いても伝わらないのか
②短く書く 絞り -
Posted by ブクログ
戦略思考ワークブック【ビジネス篇】 (ちくま新書)2014/10/6
三谷宏治
著者は、K.I.T(金沢工業大学)虎ノ門大学院教授。ボストンコンサルティングファーム勤務ののち、アクセンチュア勤務。現在、社会人教育の他、小中学校・大学での子供・保護者・教員向け教育に注力。著書に「経営戦略全史」等多数。
最近になって、海外から「ロジカルシンキング」を取り入れ、学生や若手社会人が熱心に学んでいる。しかし、社会が論理的になったようには感じられず、感情的な意思決定や不条理に溢れている。
感情や不条理に負けないための論理思考が日本で拡がっていくには①内容のむずかしさ②練習の不足という大きなギャップが -
Posted by ブクログ
クレイトン・クリステンセンらと並ぶイノベーションの大家であり、「リバース・イノベーション」や「イノベーションを実行する」で知られる著者の「原点」ともいえるイノベーション実践論。
大企業が全く新たな事業で成功するためには、既存コア事業で成功しているビジネスモデルを良い意味で「忘却」して組織的DNAの独立性は担保しつつ、既存事業との間で最低限の接点を持つことで重要なリソースを「借用」するとともに、不確実性の高い新規事業の特性から、既存事業にような目標必達型マネジメントではなく、仮説・検証・修正を短期で繰り返すことで得られる「学習」に重点を置くマネジメントが必要と説く。
カリスマ的リーダーや、素 -
Posted by ブクログ
思考力を高めるため、「イノベイティブ・ストラテジー」の三谷講師の本を手に取って見た。
エッジの効いた思考法に脱帽。
・一般には、「問題解決能力」よりも、「問題発見能力」の方が磨きにくい。
→ピラミッドストラクチャーや仮説だけでは大きく飛べない。それは自分の思考能力・発想力以上には高くジャンプできないからだ。そのためには、「視点・切り口・視座」を変える。
・正しい考えをするには、
→①徹底的にシンプルな論理性、②知識の拡大(本を読み、多くの企業本、街を眺め、TVを見る)、③逆張りのすすめ(一般大衆と逆行した行動をとる)
・全く分からなければ真面目にも聞こえるが、分かった気になれば思考は -
Posted by ブクログ
著者はBCG,アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2006年から教育の世界に転じ、社会人教育と同時に、子どもたち・親たち・教員向けの授業や講演に全国を飛び回る。テーマは「決める力」「発想力」「生きる力」。
著書に「ハカる考動力」「正しく決める力」等多数。
主人公であるルークはオーストラリア出身のイワトビペンギン。数年前に日本に来て、水族館でお世話になっている。
そんなペンギンのルークに届いたじいちゃんからの指令。「ペンギンカフェ」を来年までに開店させ軌道に乗せること。
そこでルークは大学院で教鞭をとるミタニ先生に教えを仰ぎにいく。
ルークは無事にカフェをオープンすることがで