【感想・ネタバレ】プロフェッショナルをめざす人のための新ビジネス基礎力養成講座 「ハカる」力のレビュー

あらすじ

今私たちに求められているのは、ジャンプのある面白い商品・サービスのアイデアであり、その前提となる世の中の見過ごされていた変化、もしくは大変化の予兆です。
それらを見つけ、生み出すために、必要なのは、天才的センスでも超人的努力でもありません。新しい「ハカる」力です。
「ハカる」には、枠組みと目盛りが必要です。トップダウン、ボトムアップ、両方のアプローチがあります。上手に定量化し、それらを組み合わせてインサイトを引き出すコツがあります。事前にムリなら、つくってハカりましょう。新しいハカり方が大きなイノベーションを生み出します。

・「ヒトをハカる」力で、新商品アイデアやコンセプト、顧客満足度や市場規模を推定する。
・「つくってハカる」力で、そのアイデアの価値や事業のフィージビリティ(実現可能性・採算性調査)を把握する。
・「新しいハカり方をつくる」力で、新しい問いを見つけ、まったく新しい価値やコスト創造する。

身の回りにあるありふれた情報たちが、新しい価値の源に変わります。

4つの演習と、50以上の事例をもとに、「ハカる」力をみにつけ、ビジネスプロフェッショナルとなるための1冊!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

統計から明らかになったファクトをどのように解釈し、ネクストステップに進めるか。または、仮説を立証するための根拠をいかにして作るか。ないデータをいかにして創造するか、データの収集=ハカるということにどれだけ、知力、体力をつぎ込めるかについて説く。得てして、ググって一番近いデータで説明しようとしていたと反省。

0
2016年06月07日

Posted by ブクログ

我々の仕事では、なにかを測定したり、
検査したりということもやっています。

いわゆるハカる専門家。

しかし、本当に大切なのは、
なんのために、何をどのようにハカって、
それをどう使うか。

本日ご紹介する本は、
ハカるということをどのようにビジネスに
使うのかという考え方を紹介した1冊。


イントは
「因果関係」

ハカると言うのは、曖昧な表現を許さず、
重要な要因を選び出し、要因の間の因果関係を示すこと。

つまり「事実」の大きさと、
「つながり」の太さを数値化することです。

そして、そこから何が読み取れるかが、
ハカったことの価値になります。


「商品をハカる」

商品の収益を決めるのは、
その「価値」と「コスト」

商品のコストは比較的明確ですが、
商品の価値を明確にすることは難しい場合があります。

だから、新規事業の事前調査はとても難しい。

まずは小さく始めてみる。
そして人の行動をハカることで事実を知る。
それが究極のハカる手段です。

ぜひ、読んでみてください。

◆本から得た気づき◆
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仕事の中で求められるのは「ハカる」力
ハカるを意識すれば、良い商品を効率よく生み出せる
たいていハカったものを組み合わせる必要がある
グラフから何が読み取れるかが、ハカったことの価値
「事実」の大きさと、「つながり」の太さを明確にする
意見でなく、事実と行動をハカる
コンピュータ上での試作・評価(ハカる)が劇的な効果を生むことがある
使用者の「行動」をハカる(言葉による意見に頼らない)
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◆目次◆
序 章 「ハカる力」が世界を変えてゆく
第1章 まずはスケールづくりとグラフ化から
第2章 トップダウンとボトムアップ
第3章 ダイジなものとメカニズムを見抜く
第4章 基本「ハカる」演習
第5章 応用「ヒトをハカる」演習・ケース
第6章 応用「つくってハカる」ケース
第7章 応用「新しいハカり方を創る」ケース
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2017年09月14日

Posted by ブクログ

特に私の場合、PDCAのCheckの部分を怠りがち。
そこに対するはかることの有用性とはかり方について書かれている。

あとは実践するしかない。

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2017年05月26日

Posted by ブクログ

20160427 ハカる事を意識した事が無かったが何かをするときにはする必要のある事。人の真似ではなく自分で考えられるようになりたいと思った。今日から毎日、一つはハカる事を考えよう。

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2016年04月27日

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