【感想・ネタバレ】戦略子育て―楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年03月09日

子育ての各フェーズで読み返してみたい。
自分の過去を振り返ると、あと少しで取り返しのつかないような失敗をしてきたし、親の見てないところでかなりひどいことをしてきたように思う。そんな自分の子供をしっかり根っこは信頼して自律させること、そのためのルールやフェールセーフな状態を作ることが、できるかな。
...続きを読むは子供が1歳8ヶ月になるところ。頑張りたい。

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Posted by ブクログ 2021年05月18日

【印象に残った話】
・子供に主体的に仕事を選び、稼ぐ力をつけてもらうには、戦略的な子育て法が有効だ
・発想力の付けさせ方は以下の通り
 ・「他人と違う」ことをほめてあげることで、個性に気付かせ、発想力を付けさせる
 ・予算制限の中で家族イベントの企画を任せてみて、発想力を付けさせる
・「決める力」の...続きを読む付けさせ方は以下の通り
 ・「おこづかいアップ交渉」では、子ども側に実績データと要求内容の明確化を求め、実績をベースに考えつつ、足りなければどれだけ必要なのか、話し合って決める
 ・高校は義務教育ではないので、行きたいのならなぜ行きたいのかを、説明させる
・改善力の付けさせ方は以下の通り
 ・子どもの学校のテストの結果が出たら、問題点を整理し、勉強方法の改善策を考えてもらう
【アクションプラン】
・「他人と違う」ことを見つけ、ほめてあげる

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Posted by ブクログ 2020年10月28日

この本は、育児の捉え方に新しい視点を与えてくれます。著者は東大卒の方ですが、そのような学歴を身につけるための育児論ではありません。ここが面白い点です。
子どもが東大や海外の有名大学に進学した方、子どもが医師として活躍されている方などが自分の育児に関する見解・ノウハウを述べる本が多数出版されています。...続きを読むこのタイプの書籍はエビデンス不足も指摘されますが、根強い人気があり、有名大学や医学部への進学が子育ての成否を判断する代表的な指標として世間や出版社に認識されていることを感じます。これに対して、本書では、一緒に働きたい、採用したい、話してみたいと言われるような人間になることが、子育ての成否の指標と考えるスタンスが冒頭で表明されています。
ただし、推奨する手法のエビデンスは特に示されていません。教育活動、ビジネス、御自分の育児等の経験からの提言であるという点では、冒頭で言及した書籍と同じです。
また、他の方も指摘されていますが、本書の内容の実行には親にも子にも忍耐が必要で、正直、私には難しそうに感じました。
とはいえ、本書はおすすめです。
本書で私があらためて気づいたのは、社会人として求められる特性の中には、教室の中の教育よりも、アルバイト先、地域コミュニティ、親戚付き合いなどで磨かれるものが多くある点であり、とはいえ、このことを親は失念しがちで、そのために子どもたちがこういった機会に恵まれないケースもあるだろうという点です。
確かに本書の提案の実践の難易度は高いですが、このような課題への処方箋となりうるものであり、参考になりました。
長くなりました・・・

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Posted by ブクログ 2020年03月31日

学力とか頭脳的な賢さよりも、生きる力をつけることが大切。生きる力、つまりそれは、自立して生きていく力。
筆者と価値観が似ていて、共感したり、やっぱりそうだよね、と確認しながら読んだ。

力を伸ばすためにはどうすればいいか、の施策が具体的で参考になる。
早速、家族で1分間スピーチを取り入れた!

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Posted by ブクログ 2020年02月16日

高校卒業したら自立。どんな環境でも生きていける様にたくましく育って欲しい!とても同感な内容だった。考えていた事が言語化された。

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Posted by ブクログ 2019年08月18日

自分の子育てにおける戦略を考えたくなる本だった。
戦略といっても壮大なものではなく、方針といった方がフィットするかもしれない。
AI時代には、発想力、決める力、生きる力=試行錯誤力が必要という前提で、
心に残った部分は、

・携帯、TV、PC、ゲームは子供が欲しいもの、やりたいこと、それを制限するこ...続きを読むとで、やるためにはどうすればよいか?自分で考える訓練の材料になる
・おこづかいも同様に、少ない金額で、考えさせる
(お年玉は年齢の割に大きい収入なので、使用ルールを別途決めた方がよい)
・子供の話をよく聴くこと。脱ワンワードと、1分スピーチ合戦で、双方のコミュニケーション力を上げる
・お手伝いは、非常に効果が高いとわかっていながら、親が自分でやった方が早いので、面倒等の理由で任せていない。やらせるからには、係として任命して、任せる。口出ししない、やらなかった場合の不便を家族が共有することへの覚悟が必要。ただ、その見返りとして、子供が自分の頭で考えて行動し、決定する大切な訓練の場になると思う。
・イベント企画も任せることで、訓練の場を提供。小5の次女に10万円渡して1泊2日の家族旅行を企画してもらった。1か月程じっくり考えて、家族でわいわいするというテーマに沿ったプランを考えて、当日は隊長としてお金を握り、当日の状況も踏まえた臨機応変な対応も織り込んだ対応ができた。見守る方はドキドキするが、それが成長につながる。
→このエピソードが一番響いた

・高校を卒業したら一人暮らしをするようにと事前に言っておく。都市圏にいようがいまいが。

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

文句なしの★×5!
育児書はまずこれを読んで、これだけ読んでいれば、(現時点では)それで十分では?というような内容。

AIを始めとしたこれからの不確実な時代を生き抜くためには、
子ども達には「試行錯誤力」が必要と著者は説きます。
そして、その「試行錯誤力」は、発想力×決める力×生きる力から成り、
...続きを読む著者がそれぞれの力をどのように伸ばしていけばよいのか、
実例と共に解説してくれています。
一度読めば、真似したいところがたくさん出てくるはず!
それだけでも読む価値があると思いますが、
きちんと将来起こるべき未来に対して、子育てがどうあるべきか・どうするべきか?を論じている点が最も素晴らしい点です。

これからの子どもたちに必要なチカラが本当に「試行錯誤力」なのか?という点については、
人によっては意見が異なるかもしれませんが、
その点に同意できた人にとっては素晴らしい育児の教科書になってくれるでしょう。

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Posted by ブクログ 2018年12月19日

自律的行動ができる力は一朝一夕で身につくものではなく、小さい時からそれを醸成する環境で育つことが大事だな、と思われせてくれました。

発想力×決める力×生きる力を伸ばす→一生楽しく生きることができる

自分の子供達にも当てはめられる部分もありそうだし、既にアラフォーの自分自身も身も引き締められる、そ...続きを読むんな内容でした。

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Posted by ブクログ 2018年09月01日

戦略子育て 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方2018/6/28 著:三谷 宏治

本書は「働く親」に向けての「育児書」である。
AIやロボット、情報蓄積と検索技術がその能力を驚異的に上げる中、知識を持つこと、事務処理や作業能力が高いことなどはほとんど意味を持たなくなる。必要なのは、新しいも...続きを読むのをつくり上げる力。役割はいろいろあるにせよ、これまでになかったものを仲間と試行錯誤しながら、形にしていく能力と気持ちである。

子どもたちが将来、精神的に自立し、発想力と決める力を駆使しながら自立的に動けるように、親はその訓練に励むしかない。子育てとは、子どもの自立に向けたたった20年前後の人材育成プロジェクトである。

本書の構成は以下の9章から成る。
①AI時代に活躍できる人材
②試行錯誤に必要な3つの力
③叱り方・ほめ方
④遊び・おもちゃ・ケータイの与え方
⑤おこづかいでの自由と制限
⑥親子コミュニケーションは脱ワンワードと傾聴から
⑦勉強・読書について
⑧お手伝い・イベント企画の任せ方
⑨反抗期を超え自立まで

多くの子育て本があるものの、どれも正解でもなくどれも誤りでもない。
目的や環境やその子の特性により子育て方法も変わる。
そして子育ては一人でするものでもない。影響はパートナーだけではなく、その子の兄弟姉妹や親せき・近所・先生等幅広い。

正解がないだけにその価値観を子どもに押し付けながら育てるのも違う。出来ることはいろいろな考えを吸収し今その時にその子のこれからのことを考えて適正なことを援助して上げ続けること。ぶれてはいけない軸と共に固執してもいけないものある。

本書はそんな指針を考えたり共有するのにうってつけの一冊となっている。著者自身も試行錯誤を重ねながら向き合っている姿にも共感でき、多くの気づきがあった。自分自身もこれから子育てに対しては迷うことも多いとは思うものの本書をそばに置きながら考え行動し続けたい。

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Posted by ブクログ 2023年04月30日

生きていくために大事な力は発想力と決める力であり、それを育むために子どもに積極的に任せてみたり、過干渉を慎む。任せることはまだやりきれてないところがあるけど、ここまではだいたい意識できていると思われ予想通りの内容でした。

しかし反省させられたのは、制約を与えるということ。確かに無限にリソースがある...続きを読む状況だと決める必要性がないから決める経験を積めない。ゲームやスマホの扱いに制約を設けて、その中で自分の欲望と向き合ったり自分が大事にすることの優先順位を考えさせるのは必要だなと思った。
それと、暇な時間が遊びを生み出すみたいな記述も本当にそうだなと思った。平日の放課後を習い事や塾で埋め尽くすと何かを創造する余裕や必要性がなくなる。何にもすることのない時間にする一見無駄な考え事や暇つぶしやいたずらが自己形成に繋がるもんだよなと思った。

この本に書かれていたことはなかなかハードルは高いけどぜひ前向きに実践したい。しかし最大の障害は干渉しがち与えがちな妻だと感じている。どうすりゃいいんだろうなぁ。難しい。

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Posted by ブクログ 2021年04月25日

AIに出来ない仕事
→試行錯誤しながら新しいものを生み出す仕事。

試行錯誤に必要な3つの力
①決める力
→選択肢を挙げ、絞る力
②発想力
→他人と違うことを誉める
③生きる力
子どもをやる気にするには
自己決定権(自分で決めた)、有能感(なんかできそう)、対人交流(重用な他者からの需要)の3つが重...続きを読む

小言の三倍誉める 
①家族ルールを作る
親だけでなく、子どもも一緒に作る。
子どもたちが何より嫌がるのは、ほめられたりほめられなかったりすること。

②ほめるための極意はまず聞くこと
親子㏄は、脱ワンワードと傾聴

本好きになってもらう前に、好きな本を見つける。

◼️所感
やりたいこと多い。本買ってもいいかも。

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Posted by ブクログ 2018年10月04日

AI時代に求められる試行錯誤を可能にする3つのチカラ。
①決めるチカラ
②発想力
③生きるチカラ

叱り方、携帯、小遣、手伝、勉強、読書など具体例も多く参考になります。1分スピーチ合戦は取り入れようと思う。あと、2人きりの散歩も大事ですね。

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