三谷宏治のレビュー一覧
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我々の仕事では、なにかを測定したり、
検査したりということもやっています。
いわゆるハカる専門家。
しかし、本当に大切なのは、
なんのために、何をどのようにハカって、
それをどう使うか。
本日ご紹介する本は、
ハカるということをどのようにビジネスに
使うのかという考え方を紹介した1冊。
ポイントは
「因果関係」
ハカると言うのは、曖昧な表現を許さず、
重要な要因を選び出し、要因の間の因果関係を示すこと。
つまり「事実」の大きさと、
「つながり」の太さを数値化することです。
そして、そこから何が読み取れるかが、
ハカったことの価値になります。
「商品をハカる」
商品の収益を -
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ビジネスでは、
物事を伝えるために文書は必須。
事がスムースに進むかどうかは
文書の書き方次第なところもあります。
本日ご紹介する本は、
ビジネス文書の戦略的な書き方、
そして書くための考え方を紹介した1冊。
ポイントは3つ
「短く書く、構造化、波」
「短く書く」
文が長いとそれだけで理解しにくいもの。
そして、単語が難しいとそれだけで、思考が停止します。
ビジネスでは事実を伝えることは基本ですが、
なんでもかんでも詰め込むと焦点がボケます。
伝えるべきは、相手にとって意味のあること。
相手が必要なものだけに絞り込みましょう。
「構造化」
重要なことは、相手にどうして -
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戦略思考の練習ができる本
「営業・販売」「サービス」「マーケティング」「事業戦略・ビジネスモデル」「事務作業」のそれぞでのユースケース全16個で、戦略思考・重要思考を具体的にあてはめ、練習できる本となっています。
本書における戦略思考・重要思考でのメッセージは
(1)「重み」と「差」で考える
(2)目的やDMU(Decision Making Unit)を明確にする
とのこと
「重み」とは何が大事なことなのか
「差」とは何が優れているのか
このフレームワークで16のユースケースそれぞれで
何がDMUか?
何が重みか?
何が差か?
というのを解き明かしていくことになります。
ぶっちゃけ
「 -
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いつもバタバタと仕事に追い詰められている人は
多いのではないでしょうか?
なんとか苦労して納期ギリギリで頑張った時は、
”次は時間に余裕を持って仕事をしよう”と 思うものですが、
結局次も納期ギリギリでバタバタしてしまいます。
本日ご紹介する本は、
自分のペースで業務をこなせるようになるために
仕事の「流れを整える」知恵と技を紹介した1冊
ポイントは
「先手必勝」
ギリギリで頑張るより、早めに手をつけるほうがよほどやりやすい。
締め切りにせかされると、人は頭が固くなり良い考えが浮かばなくなります。
そして、締め切り間際では、打てる手段が限られます。
言われてから動くのではなく、 -
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ネタバレクリシンの講座を受けて、それなりに学んだ人には物足りないかもしれないが、これを自社の組織に浸透させたいとか部下にこの考え方を簡単に理解させたいとか
そういった悩みを持つ人にはオススメの一冊です。
今日もあったんだけど、部下の文章にコメントつけたときに、しっかりと考え方を知っている部下は案外すんなり受け取って修正もしっかりとできるのだが、これが基礎もなく考え方も知らずといった部下の場合、結局はコメントしてもそのコメントを理解できずにPCの前で固まっているという事象が発生してしまう。
そんな後者の部下にはこの本を読ませる必要があるように思えた。