三谷宏治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書は、20年間外資のコンサル業界に君臨し、アクセンチュアの戦略グループ統括
エグゼクティブ・パートナーであった著者が色々と述べている内容になっています。
また、内容は雑誌「Think!」で連載されていて、人気だったらしいですね。
内容は、まずは常識を疑う事から始める。ここからスタート。次に正しい視点を持て!と
言い放つ。正しい視点とは、正しく判断するための知識だ。最後に、高い視座から物事を
俯瞰せよ。そして、意志決定のためのトレーニング2×2を描け!って感じです。
内容は、今も昔も言われている事ですね。常識を疑う事、これは本当に大切です。
次に筆者は正しい視点を持つために、乱読をお薦めしています。もちろん自分の専門分野
の本は読む。しかし、それ+αで乱読する。これが重要であると。やはり、読書は
絶対的な価値が、成功者や実力者の中ではあるようですね。しかし、それも分かる気がします。
読売の調査では、これだけ読書をしましょうと色々なビジネス書で言われても、多く読んでいる人は
10%くらいだし、毎日読む人なんて恐らく1%くらいじゃないかな。それだけで、差別化は出来る。
俯瞰は、レゴブロックを想像し、どれが基礎なのか、どの問題がコアなのかを見極めよと。
本書は古いので、内容は既知感がありますが、それでもなかなか得るものが多かったような
気がします。そして、再確認した事は、
1.乱読はお薦めである
2.仮説検証も最もだが・・・仮定的思考(推理能力)の良さ
3.マトリクスの強さ
4.絶え間なく続ける努力
以上の4つですね。筆者も言っていますが、正しい視点を持つ事や高い視座(俯瞰)、所謂
観想力は、一朝一夕で身に付くわけではない。毎日、365日、20年続けて身に付くって
事です。
少し古いですが、お薦めです。(中身の80%はケーススタディですが) -
Posted by ブクログ
経営コンサルタントの書いた書籍と言ってしまうと固苦しいイメージをもたれるかもしれません。
ですが、この本は問いかけ4ページ・模範解答4ページ。
各章末にオチを設け、関心のあるところから読み進めることができる優れものです。
気軽に読めるコンサル本というのも珍しいのでイチオシです。
問いのテーマは様々で、タイトルの"空気はなぜ透明か?"につづき、
"東京はなぜ低層なのか"、"スクウェア社のファイナルファンタジー?はなぜファミコンでなくスーパーファミコンで発売されたのか?"、"少年ジャンプとマガジンの着眼点の違い"‥などなど。
この本の醍醐味は、問題の立て方から順に追って話しが展開されていところにあると思います。
時には、その質問自体を疑ってみたり、考えるプロセスをなぞってみたり。
こんな考え方もあるんだ!というヒラメキ感も癖になります。
ちなみに、個人的に最も好きな箇所は「あとがき」だったりします。
眉間に皺を寄せたコンサルタントが、チラリとのぞかせる人間味がたまりません。
以上。書店立ち寄りの際は、どうぞご一読ください。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著名な三谷氏の本。視座を高め、思考力を高めるべく読書。
メモ
・物事をいかに観るか、そのポイントが視点、高さが視座、見透し方が切り口。物事を正しく理解し見透す力を観想力
・2×2マトリックス。事業特性上、最も重要な戦略要素を最大二つだけに絞込み、その大小強弱によって事業や顧客を分類すること
・操作心理学 話を聞いてもらって理解してもらったと感じたときに自供を行うパターンが多い。難しいインタビューの場合、ファクトで攻める以上に相手を理解し共感を示すアプローチが一番有効だったりする。
・常識破壊へのアプローチ。
論理詰めと正面からの問いたて(そもそも本当?)
パターン 正面突破型、ハイエンド型、市場創造型、市場統合型、少市場独占型
・正しい視点を持つ
市場の成功の裏には市場の定義と成功の定義に関する議論あり。
視点は始点。
・高い視座から眺める
勝負の土俵を己の有利なように変えること