三谷宏治のレビュー一覧

  • ストラテジック・イノベーション 戦略的イノベーターに捧げる10の提言

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    ■ストラテジック・イノベーション

    A.今日の市場では、過去とは質の違う変化が起きている。それに対応するには、「戦略的イノベーション」を行う必要がある。これは、ビジネスを定義する3つの根本的要素 ――「 顧客は誰か」「彼らにどんな価値を提供するのか」「それをどうやってもたらすのか」に取り組む試みである。

    B.戦略的イノベーションは、先例のない事業の実現性を試す「戦略的実験事業」によって推し進める。この戦略的実験事業を行う新規事業部を「ニューコ( NewCo )」、それに緊密に関係する既存の事業部門を「コアコ( CoreCo )」と呼ぶ。

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    2013年12月28日
  • 一瞬で大切なことを伝える技術

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    シンプルに考えるためのキーワードを示す良い方法を提示していると思う。
    「褒める」ことに手法を適用するという点に納得した。説明、思考、議論に対してはロジカルにと考えがちだが、称賛にもということは、なかなか考えられていない。

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    2013年12月01日
  • 観想力―空気はなぜ透明か

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    戦略思考に必要な、物事をいかに観るか(視点、視座、切り口)、物事を正しく理解し見透かす力について解説し、その養い方についても説明している。
    要点としては大きく3点。(1)自らの常識を疑い、知識ベースを拡大し、バイアスを除き、新しい発想や正しい答えを得る努力をする、(2)正しい視点を持つ、逆に言えば大体の視点は正しくないのであり、正しい視点とは少数派の意見としての意見を持ち、マイノリティとしての気持ち悪さに耐えることである、(3)勝負の土俵を自己の有利なように変えること、長期間かけて顧客層をうまく拡大していくこと、敵との差別化を超え真の商品高付加価値化を図ること
    様々な企業の商品・サービスの戦略

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    2013年10月23日
  • 実例で必ず身につく! 一瞬で大切なことを伝える技術

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    ● 節電のために扇風機を使わない、ではなく、大きな節電策(エアコンの設定温度アップ)を実現するために、扇風機は使うべきアイテムの筆頭でした。

    ● ピークカット策にもおかしなものがありました。「エレベータの休止」がその一つです。4基あるものを2基止めて、2基だけ動かす。そんなことが首都圏中のオフィスビルで行われました。でも本当はムダでした。エレベータを使わないならともかく、残ったエレベータにヒトが殺到し、それをスムーズに動かすために1基当たり通常の倍以上の電力がかかったからです。

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    2013年08月26日
  • 観想力―空気はなぜ透明か

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    元アクセンチュア戦略グループの三谷さんの書籍。常識を疑うところから始め、個別の事例と併せて戦略コンサルタントとしての視点を説明している。コンサルタントとしては第四章が実務の参考になりました。

    全体の印象として、紹介されているコンセプトは参考になるものの、事例の説明が簡潔であり、もう少し深堀して説明して頂きたかったです。

    以下に参考になった視点を記載します。

    ■第一章:常識を破壊する

    ・ヒトに統計的直観はない
    経営者は統計的手法を使った際に違和感を感じる場合がある。むしろ、面白そうな「他社事例」を好む場合がある。また、数字ではなく「大丈夫」といった人の事を信じる。
    ⇒経営者は自身の都合の

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    2013年07月07日
  • 一瞬で大切なことを伝える技術

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    重要思考ということで、
    ものごとの一番重要な部分にフォーカスをあてて
    みようということでした。

    例えば、節電のお話で
    夏のピーク時の節電をする際に、じゃあ家中の家電全部を
    最新のものにすれば良いのか、ということについて、
    そもそも、昼間に動かす電化製品では照明やテレビは
    ほとんど使っていない。エアコン、冷蔵庫が日中でも使うもの、
    だから買い替えるとしたらそれ。でもそもそも外で働いている
    場合は意味ないね。ってな具合で、物事を考える上で
    つねに核心を突くような思考方法をしよう、というようなおはなし。
    その辺は具体例も多く、かつ参考になるような情報もあり面白い。

    また、一見具体的に表現されてい

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    2013年05月12日
  • 一瞬で大切なことを伝える技術

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    重要思考
    相手にとってダイジなところで、きちんと差があるかどうかを考える。その前提として、各々の主張(塊)が曖昧でないか気をつける

    「重み」 何を大事だと思うか?

    「差」 何がどの程度すごいか?

    ほめるの極意
    ①他(自分とか)とちゃんと比べること
    ②相手のダイジなところでほめること

    スライドにボケやツッコミを担わせる
    しゃべった通りにスライドに書いてない、書いてある通りにしゃべらない

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    2013年03月18日
  • ペンギン、カフェをつくる―ビジネス発想力特訓講座

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    ネタバレ

     常識と知識の呪縛から逃れて、創造的な発想をするための「発見×探求のための15の視点」がペンギン・ルークの「カフェ起業物語」を通して学べる。
     またamberという渋谷のステキなカフェも紹介している。実際に行ってきたが、渋谷の行きつけの食堂になりそう!

     この本では、「発想力」向上のためのメカニズムを次の構造で示している。
    = 常識離脱×(非常識な視点+異分野の深い学び+言葉へのこだわり)

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    2013年01月03日
  • ペンギン、カフェをつくる―ビジネス発想力特訓講座

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    ネタバレ

    いろいろな視点から観察することがビジネスに必要なんだね。
    自分である以上、視点を変えるのにも限界があるけれど、試してみたいです。

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    2012年06月04日
  • ペンギン、カフェをつくる―ビジネス発想力特訓講座

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    発想法という点で従来にはない新感覚の本。最初はとっつきにくかったが、だんだん本書で言われていることの価値が分かってくる、良書。
    ★特記事項
    ●常識、知識の呪縛、統計のわな(平均とか)に注意する。
    ・自分が感じた違和感、非常識なこと、対象の歴史や進化、あまのじゃくな人からの意見、誰に対する何のためのものなのかといった切り口からせめていく。
    「非常識な視点」
    ・宇宙人、外国人、子ども、他人の視点、タイムマシン、神の視点で。
    ・次はどうなるのかな、っと予測してみる。


    ●「驚き」の視点

    ●「言葉」の視点
    ・単語の意味を徹底的に調べつくす。
    ・外国語から発送する。
    ・類語辞典などを活用して。
    本質

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    2011年10月18日
  • ペンギン、カフェをつくる―ビジネス発想力特訓講座

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    一応ビジネス書てか、自己啓発系です。かるーく読めるし、ペンギンが自分のカフェを作って行く過程を見るのは可愛くていい。
    分かりやすいし、押し付けがましく無いのは好感触だが、入門書かなー。

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    2011年10月12日
  • ペンギン、カフェをつくる―ビジネス発想力特訓講座

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    ネタバレ

    ビジネス発想力を鍛える本。宇宙人の視点、外国人の視点、タイムマシンの視点から見たらどうなるか?日本人は良くも悪くも横並びの視点を持ってしまっている。その横並びの視点が悪いわけではないが、時には変人と思われるような視点が、ジョーシキを覆すような発想になる。

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    2011年10月02日
  • ペンギン、カフェをつくる―ビジネス発想力特訓講座

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    ネタバレ

    アクセンチュアのコンサルタントが書いた、発想力講座。
    視点を変えるために、アナロジーや、他者の視点を想像するなど、「面白い奴」になるにはどうするかを具体例を交えて紹介。
    内容的に面白いし、CMのように、誰にでもわかる例えを用いる訓練、早速取り入れてみようと思う。

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    2011年08月22日
  • 観想力―空気はなぜ透明か

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    途中の細かい事例はちょっと細かすぎて読みづらかったけど、全体として非常に面白かった。

    常識をの枠から飛び出た見方をする方法がいくつか書かれていて、そこの部分が非常に面白い。

    会社杯ってからの方が得るものは多そうだな。

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    2011年01月05日
  • 観想力―空気はなぜ透明か

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    企業に関する小ケースの分析が物足りなく感じる。
    シェアだけでなく営業利益率にももっと注目して欲しい、数字が少ない、文脈に関する情報が足りず解釈に困る、決めつけのような記述がある、など。
    しかし、その他取り上げる事例と本書自体の要旨は幾分的を射たもので、常識打破への一片の気付きは得られると思う。


    もっとも、才気溢れる人には何をいまさら、と言わせるような内容かもしれない。

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    2010年12月06日
  • 観想力―空気はなぜ透明か

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    物事を正しく理解し見透す力を「観想力」とし、「観想力」を
    伸ばすためのキッカケをくれる書籍。
    常識を破壊し(問題を発見し)、論理的に、俯瞰的に解決していく
    方法を具体例を挙げながら説明してくれているので、理解しやすく
    面白い。

    また、本書におけるキーワードは「ヒューリスティック・バイアス」
    人間は「ヒューリスティック・バイアス」のため、誤認識して
    いるか、また、それを除いて思考することがビジネスに
    おいて如何に重要であるか書いている。

    尚、ランチェスターの法則、アンゾフのマトリックスなどの
    戦略立案に使用するフレームワークも出てくるので、経営戦略系の
    書籍への興味もわき、足掛かりにもなると

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    2009年10月04日