三谷宏治のレビュー一覧
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ネタバレイノベーションに関する名著
メモ
⭐️戦略的イノベーションを推し進めるのは戦略的実験事業。以下10の特徴が共通する。
・非常に高い売上の伸びが期待できる
・異質な変化により生じた新興市場ないしは範囲が曖昧な市場を狙う
・他社に先駆けて収益モデルも確立していないうちに立ち上げた事業
・既存事業の進め方や今後とはかけ離れている
・資本だけでなく、社内の資産や能力を活かしたもの
・新たなナレッジや能力開発を伴う
・確立した分野での効率改善でなく、全く新しい事業に乗り出す
・多くの面で様々な不確実性を伴う
・数四半期は利益が出ない。チャンスは一度しかない
・評価が難しい
■差を生むのはアイデアで -
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AIに出来ない仕事
→試行錯誤しながら新しいものを生み出す仕事。
試行錯誤に必要な3つの力
①決める力
→選択肢を挙げ、絞る力
②発想力
→他人と違うことを誉める
③生きる力
子どもをやる気にするには
自己決定権(自分で決めた)、有能感(なんかできそう)、対人交流(重用な他者からの需要)の3つが重用
小言の三倍誉める
①家族ルールを作る
親だけでなく、子どもも一緒に作る。
子どもたちが何より嫌がるのは、ほめられたりほめられなかったりすること。
②ほめるための極意はまず聞くこと
親子㏄は、脱ワンワードと傾聴
本好きになってもらう前に、好きな本を見つける。
◼️所感
やりたいこと多い。 -
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著者の本はビジネスモデル全史以来2冊目。
豊富な事例と明快な解説が印象的だったので、バラバラと学んできたビジネス知識の棚卸しのために購入。
世の中に多くあるMBA本に比べ、以下の点が優れていると感じた。
・事例が多く、その事例分析が新しく深い
・説明の仕方が非教科書的で頭に入ってきやすい
・しかし、記載されていることのレベルはかなり高い(初学者向けに平易になりすぎていたりはしない)
・筆者の「ビジネスの面白さ」を伝えようとする姿勢が強い
・理論の羅列ではなく、学ぶ理由やコーヒー事業に例えたコラムなど読者が共感できる要素が詰まっている
明日からビジネスの楽しさが1.3倍くらいになるので、ビジ -
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【手にした理由】
・本の読み方に余り自信がなく、さらにいい読み方を確立させたかったから。
・コンサル畑の著者が思う良書を知りたかったから。
【要約】
①年間100冊の本や雑誌を読みましょう。
②100冊の本を「読書ポートフォリオ」として管理・再配分しましょう。今のビジネス系か否か、基礎か応用・新奇かで4分します。
③その「読書ポートフォリオ」を、自分の社会人ステージに合わせて、意思を持って変えていきましょう。ビジネス系から非ビジネス系に、基礎から応用・新奇へと。
④各セグメントでの読み方も、意図的に変えましょう。「粗読み」「斜め読み」「熟読」「重読」です。基礎ができれば、粗読みや斜め読みが効 -
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著者も冒頭に書いているように、今まで読書=楽しむもの、だと思っていたのでこのような本を少し敬遠していたのが正直なところ。
でも、
・自分は読んだものでできている
・自分をどんな存在にしたいか?→そのためには戦略が大事
ということには大いに共感したし、読んでみて良かったです。
そして今まで自分が読んできた本を分類してみると、意外にも非ビジネス書が多かったりして(ビジネス書のほうが多いと思っていた)…新たな発見。
社会人1〜2年目の頃にちゃんと読むべき本を読むための時間を確保しなかったことも反省。
改めてビジネス書の基本書から読んでいくか、
大人になってからはほとんど読まなかった小説を強化して -
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【総評】
読書をもっと楽しく、賢くしたくなる本
社会人になると、ビジネス書ばかりに目がいきがちだけど、SF小説や漫画も親しんどいた方がいいよねと諭してくれる本だと思います。
とはいっても、人生の時間は有限であるから、戦略的に行う必要があるとも書かれています。
そのためにどしたら良いのかというのがこの本のキモだと思いました。
【感想】
個人的には、読書ポートフォリオというワードに惹かれました。
これは簡単に言えば、これまで読んできた本で、
自分を体現することですかね。笑
あまり自分を表現したことない自分にとっては、このワードが表記される度、ワクワクしました。
同時期に、山口周さんの -
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読書を始めてみようと思うが、どのような本を読むのがいいかわからない人オススメ。
著者が具体的な本の紹介もしてくれている。
読書するにあたってありがちなのは、書店でなんとなく流行っている本を手に取り読んでしまう。特にビジネス系。
悪いことではないが、知識として蓄積するにあたってまず基礎を固める古典的で本質に迫った本を熟読することを著者は勧める。
そうすることで、他の本(ビジネス応用)を読み理解することの効率を最大化できる、と。
また、読め方として、
対比、反常識、数字、一段深く、抽象化 があるとし、これは読書する上で念頭に持っておきたい考えだと感じた。 -
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ビジネスフレームワークやアカウンティングなど部分的に経営管理に必要な知識は学べても経営管理に必要な知識をこれまでの経緯、事例が1冊に整理されている本はなかなか出会わなかったと思う。
1.全社レベルでなく、事業レベルのテーマが中心
2.専門分野でなく、ビジネスの目的別に解説する
3.同じ枠組みでの事例演習を多用する
といった3つの方針で事業をマネージする者にとって
意味のある目的別に整理されていて読みやすい。
また、ビジネス経営の視点(ビジネスモデル)順に
(1) ターゲット
(2) バリュー
(3) ケイパビリティ
(4) 収益モデル について解説され、
さらに、事業経営に必要なプラス3つ -
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# この本を読んで得たもの
・読書という行為自体の”良さ”の再認識
・読書歴が自分の知識のポートフォリオになるという視点
・次に読みたい本候補がいくつか
# 感想
本書は、社会人が人との差別化を図るため、いかに戦略的に本を読むべきかの解説と、その実現方法やツールの紹介、そしておすすめ本の書評から成り立っていました。
重厚なビジネス書なんか読まずに社会人4年目。そういったものは社会人1年目でじっくり読むべきとこの筆者は仰っしゃります。手遅れかもしれないけど、今から答え合わせのつもりで数冊読んでみたいと思いました。
暇な学生時代に、無理してでもこの本を読めたら。。。暇な学生さんはぜひ読んでみ -
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・ビジネスモデルは4要素
①顧客:誰に対して?
②提供価値:どんな価値を?
③ケイパビリティ(オペレーション/リソース):どうやって提供するのか?
④収益モデル:採算はどう取るのか?
①顧客:誰に対して
・ST(誰に)P(他社との差別化)
・ターゲットは顧客以外にもいろいろ
– 製薬だと、厚労省、健保、病院(薬事委員会)、薬局、卸
②提供価値:どんな価値を?
・ニーズとウォンツ
・使用価値(効用)と交換価値(値段)
– 使用価値は、中核価値(基本機能:それがないと買わない)、実態価値(品質、ブランド、デザイン:それがあるものを買いたい)、付随価値(保障、アフターサー