あらすじ
大学を卒業し、経営戦略コンサルタントの世界に飛び込んだ著者は、自分の「プレゼンの下手さ」に愕然とするも一念発起。
「ひとまね」から、ひとつひとつステップを刻んで、いまやビジネスエグゼクティブをはじめ、小学生、その保護者、経営者など
あらゆる世代、あらゆるジャンルの聴衆から最高レベルの満足度を獲得するプレゼンテーションを行う達人の域に到達。
年間1万人を相手に、授業や講演を行っています。
プレゼンが「下手である」と自覚している人にこそ贈りたい「ゼロからの」プレゼン指南書。
著者は言います。他のことはともかく、「プレゼンは、慣れと技、準備と努力でなんとかなる! 」。
【著者紹介】
三谷宏治(みたに・こうじ)
東京大学 理学部物理学科卒業後、BCG、アクセンチュアで経営戦略コンサルタントとして活動。
03年から06年までアクセンチュア 戦略グループ統括。途中、INSEADでMBA修了。
06年から教育の世界に転じ、子ども・保護者・教員向けの授業・講演に注力。年間1万人以上と接している。
現在、K.I.T(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授の他、早稲田大学ビジネススクール・女子栄養大学 客員教授、
放課後NPOアフタースクール・NPO法人3Keys 理事、永平寺ふるさと大使を務める。
著書多数。2013年に出版された『経営戦略全史』はダイヤモンドHBRのベスト経営書2013第1位、ビジネス書大賞2014「大賞」の2冠を獲得した。
親向けの著作として『お手伝い至上主義! 』『親と子の「伝える技術」』などもある。
【目次より】
◆序章 ステップを刻み、絞り込んで習得する
◆第1章 基本編 10枚20分のプレゼンテーションをこなす
◆第2章 上級編 多数相手に90分の講演をこなす
◆第3章 達人編 子ども・親、そして経営者まで
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Posted by ブクログ
とても良かった。コンサル出身の著者ももともとプレゼンが苦手だったとのことだが、どのようにして克服してきたか。プレゼンの達人になるためと言うよりは、苦手な人がまともなプレゼンするためのアドバイスという観点がありがたい。
プレゼンのたびに読み返したい一冊。
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30
社内会議もプレゼンテーションでやる。練習にする
39
アウトライン機能を使いこなす。言いたいことを整理する
50
スライド1枚2分
52
話すべきことは全部書いて覚える
62
いざプレゼンテーションを始めたら、いちばんうなずいてくれる人を素早く探し出しましょう
スライド間のつなぎ(接続詞)は前のスライドノートに書く
68
最初に全体像を宣言する
84
捨てることをきちんと決めずにただ優先順位などに逃げると、結局は全てをやることになり最終的には何も成し遂げられずに終わります
Posted by ブクログ
スライド作成の基本がわかりやすく説明されいたので良かった。他のスライド系の本と重複しているところがあるとは思う。また、具体的なスライドの作り方は他の書籍を参考にした方がよいよいに感じた。
記憶に残ったいる内容として、まずは文字で伝えたいことを作っていく、日常的なことでもスライドでの説明を意識する。端的に表現されているか、スライドのつながりがしっかりとしているかなど。などがあった。