【感想・ネタバレ】経営戦略全史〔完全版〕のレビュー

あらすじ

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ポーター、コトラー、ミンツバーグ、マッキンゼー……etc.経営戦略論の変遷を一気読み!20世紀初頭から現在まで、100年の間に登場した戦略コンセプトを紹介する経営戦略書です。

ビジネス書アワード2冠の受賞作を全面アップデートした完全版。


【目次】
第1章:近代マネジメントの3つの源流
第2章:近代マネジメントの創世
第3章:ポジショニング派の大発展
第4章:ケイパビリティ派の群雄割拠
第5章:ポジショニングとケイパビリティの統合と整合
第6章:21世紀の経営環境と経営諸論
第7章:最後の答え「アダプティブ戦略」
補章:全体俯瞰のためのB3Cフレームワーク

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Posted by ブクログ

なんか、著書の本は年々つまらなかなる気がするなぁ。。。文庫になる前の10年以上前のバージョンは、感動したんだけど。。。
後半に行くほど(つまり新たに足された部分)面白くない。


戦略論は、時代背景、すなわち、企業の悩み事があって、新たなコンセプトが生まれてくるのではないだろうか。
その時代の流れをきちんと説明した上で、コンセプトに焦点を当てるべきではないだろか。個人に焦点をあてると数が多すぎる。
サピエンス全史のように、時代区分を大きくとらえて、それぞれの時代の要請、生まれたコンセプト、その限界、が整理されると、すっきり腹落ちするのだろうなぁ。
これがないと、知識を披露しただけ、になるように思う(この本に足りないのは、戦略史を語るためのフレームワーク、か)


こんな感じの流れがあるといいのではないか。
勃興期
 効率と品質の追求による利益向上
 → テイラー主義
競争の激化
 グローバルの競争が激化
 相手よりも上手くやること
 → ポジショニング、
  ケイパビリティ
不測の時代
 何が起こるかわからない。
 技術もどんどん進化
 →コンフィグレーション
  イノベーション
  試行錯誤


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2025年08月10日

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