保阪正康のレビュー一覧

  • 実学と虚学 《学び》は人をどう変えるか

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    学びたい気持ちが、無性に湧き上がるときがある。
    就職・転職や資格取得のためではなく、己の人生を深めるために…。
    本書は、自分の社会的な利益や価値を高めるための「虚学」ではなく、生き方そのものを探求する「実学」によって自己変革を遂げた4人の具体例を通じ、本当の“学び”とは何かを問いかけた好著である。
    人生に新たな展望を開くうえで、進むべき道を示す格好の道標となろう。

    人間のバイタリティとは無限大ですね。
    読んでいてそう思いました。
    実学と虚学とはどんな違いがあるのか、詳しく分かりませんでしたが本書を読んでみて納得いきました。

    虚学が蔓延しているという事も頷けます。
    様々な過去や経歴を持った

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    2012年07月26日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    太平洋戦争がなぜ起こったのかを色々な観点から見ていく。 日本の中国侵略から端を発してアメリカ・イギリス等々の包囲網からの石油のストップ。 日本は遅れてきた植民地政策による帝国であった。

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    2012年06月23日
  • 1989年の因果 昭和から平成へ時代はどう変わったか

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    保守の論客による昭和の終わりと平成の幕開けの時代の世相を論じた書。あの頃を懐かしむにはまだ時代が早いかな。少子高齢化が当時から言われていた事実には改めて政治の不作為の罪を感じる。星3つ

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    2012年06月12日
  • 昭和天皇(上)

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    戦前・戦後をほぼ同じ分量でかいつまんで書いているので、昭和天皇入門にいいのでは。天皇の御製を多く引用しているのが印象的。

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    2011年11月09日
  • 歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか

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    竹島、尖閣については、日本人としてしっかりと学ぶべきだ。

    じゃあ、中国や韓国の人に堂々と語れるかといえば、ぜんぜん自信がない。

    とにかく他人事じゃないことを認識し、考え続けなければならない。

    あとがきにあるように、ロシアとは「歴史」が土台にある。プラス「外交」

    韓国とは「条約」プラス「外交」

    中国とは「資源」プラス「外交」

    それぞれの国ごとに対応を変えるのが重要だ。

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    2011年10月27日
  • 1989年の因果 昭和から平成へ時代はどう変わったか

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    1989年の検証と言うより、その年の出来事に絡めた著者の辛辣な愚痴というところか。そう思って読めば面白いかも。社会党大躍進は政権交代を果たした民主党と重なる部分多し。

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    2011年10月24日
  • 昭和史の深層

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     本書は昭和史の15の歴史的事実を扱った歴史書である。ひとつひとつが大きな課題であり、優に1冊の本となるような事案ばかりであるので、それぞれの事案の詳細は本書のみではわかりにくいところもあるが、昭和史全体を理解するためには良い本であると思った。
     日本人は歴史好きの人が多いと思う。幕末の坂本竜馬は日本史最大のヒーローであるし、明治を扱った「坂の上の雲」も人気は高い。ところが、昭和期の歴史は、人気がない。私には、昭和の歴史についての国民全体の共通の認識が今成立しているとは思えない。
     日本人は、どこかで間違ったから、あの戦争になったのだろう。本書によると昭和史論争でのさまざまな意見を持つ人たちに

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    2011年10月18日
  • 歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか

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    ・ノンフィクション作家保坂正康氏が、「帝国主義的感情」を捨てて、冷徹な歴史的論理の中において領土問題を考えるよう主張して書かれた作品。
    ・尖閣諸島、北方領土、竹島という現在領土問題でホットなエリアを取り上げ、露中韓との間での歴史的事実を決してヒステリックにならず丁寧に淡々と記載している。
    ・サンフランシスコ講和会議における吉田首相(当時)による演説は気骨のあるものであり、きちんと歴史に刻み込まれていかねばならないと感じた。
    ・我々は敗戦体験を通じて学んだ以下のことに改めて思いを至らせるべきである。
    ①他国の領土を奪うことによる損と得を計測してみるべきである。(歴史)
    ②自国の文化や文明が唯一絶

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    2011年09月03日
  • 政治家と回想録 読み直し語りつぐ戦後史

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    政治家の最後の責任とはなにか?それは回想録を残すことであると著者は喝破する。

    本書は戦後の主要政治家十九人の弁明を仔細に検討し役割を評価した本である。 
    帯には「歴史の評価に耐えうる者は誰なのか?」とある。本書に取り上げられた十九人はまずまずの評価であり、このままでも面白いがいわゆる饅頭本にも触れてほしかったと思う。

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    2011年08月16日
  • 東京裁判の教訓

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    [ 内容 ]
    東京裁判(極東国際軍事裁判)とは何だったのか!?
    勝者による「復讐裁判」と片づけてよいのか?
    史実から目を背けるのは「逃避」である。
    壮大なる歴史ドラマに隠された数多くの教訓を、どう受け止め、どう伝えるか!?
    新史料を得て世に問う、保阪正康流理性史観。

    [ 目次 ]
    序章 昭和史清算のひとつの形
    第1章 裁判の全体図―可視と不可視の部分
    第2章 裁いた側の論理と歴史的責任
    第3章 裁かれた側の弁明とその義務
    第4章 判決のもつ意味と戦後社会
    終章 六十年目の東京裁判、歴史への道

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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆

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    2011年06月05日
  • 昭和史の深層

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    [ 内容 ]
    昭和三十年代の「昭和史論争」を初め、これまで、昭和史をめぐっては様々な論争が繰り広げられてきた。
    今日でも、国を超えた歴史共同研究が進む一方、個別のテーマに関して、依然として対立点が存在する。
    これまでの論争は果たして本質的なものであっただろうか?
    15のテーマに関して、史実を整理し、より本質的な問題点を提示する。

    [ 目次 ]
    満州事変前後の国家改造運動
    二・二六事件と新統制派
    日中戦争と「現地解決・不拡大」
    南京事件―戦場における残虐行為とは
    太平洋戦争とその歴史的本質
    毒ガス・原爆・大量殺りく兵器を許した論理
    北方四島、北海道占領をめぐるドラマ
    「敗戦」と向き合うというこ

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    2011年05月30日
  • 昭和史の一級史料を読む

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    [ 内容 ]
    「富田メモ」や『卜部亮吾侍従日記』をはじめ、昭和史における一級史料の発掘が相次いでいる。
    歴史史料は、どう読んだら理解が深まるのか。
    ノンフィクションとアカデミズムでは、史料の考え方、使い方はどう違うのか。
    側近たちが残した史料が語る昭和天皇の実像とは。
    昭和史研究の第一人者と、史料発掘の専門家が「史料の表裏」を縦横無尽に語り合う。

    [ 目次 ]
    1(昭和史史料の見取り図 史料の空白部分 史料発掘の裏側 歴史をめぐる「記録」と「記憶」 昭和天皇史料をどう読むか)
    2(昭和史の転換点を読む 昭和史の虚実に迫る)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ

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    2011年05月26日
  • なぜ日本は〈嫌われ国家〉なのか ──世界が見た太平洋戦争

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    歴史観。それはそのままその国・民族をどう思っているか。きちんとその国民・民族に会っていない場合、相手国に抱くイメージはどうなるのか。報道されたもの、教育されたもの。
    日本は国として幼い。主体性の無さ。傑物がいる、いないというよりも、もっと全体的な幼さ、愚かさゆえの非合理的残虐さ。

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    2011年04月24日
  • 太平洋戦争、七つの謎 ──官僚と軍隊と日本人

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    章立てが明快で、内容も平易でわかりやすい。気になったのが戦争を始めたのは官僚組織の負の面、報道の機能マヒ、調子悪いときの大本営発表のだまる・嘘をつくという行動…あれ、今なんか似たようなことなってないですか? と思ったり。ともかく、歴史の教訓を生かさねば。

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    2011年04月09日
  • 昭和の名将と愚将

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    名将の条件(保阪)
    理知的であること
    慕われると同時に尊敬されること
    原則論ばかり振りかざさないこと
    名将の条件(半藤)
    決断を自分で下すことができたひと
    任務の目的を部下に明確に伝えられる人
    情報を自らの目や耳で掴む人
    過去の成功体験にとらわれない人
    常に焦点の場所に身をおいた人
    部下に最大限の任務の遂行を求められる人

    愚将とは、"責任ある立場にあって最も無責任だった将"。

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    2010年08月21日
  • 昭和史 七つの謎 Part2

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    A級戦犯の復権、大本営発表の歪み、中野学校の真の姿、天皇の戦争責任等、それぞれ30ページ位で短く興味深い内容にまとめられている。第二次世界大戦後の情勢で米国の日本への対応の変化もおもしろい。10.7.25

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    2010年07月25日
  • 眞説 光クラブ事件 戦後金融犯罪の真実と闇

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    たぶん半村良だったと思うけど、小説の中に光クラブのことが出てきて、それ以来ずっと気になっていた。東大生、高利貸し、自殺と聞くと、世の中をなめた若造の挫折とか単純に連想してしまうけど、その前に「戦争」があったんですね。戦前の日本で、名士の家に生まれた男の子が一生懸命勉強して志望の学校に入ったと思ったら学徒動員。そして戦後のごたごた。若者にこんな経験をさせる世の中はあってはいけないよ。

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    2011年08月06日
  • 東京裁判の教訓

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    東京裁判から60年。本来なら歴史の領域に入っていかなければならないのだが、法務省の地下に眠っているとされてきた裁判の検察側、弁護側の証拠文書が平成11年に国立公文書館に実は移されていた。

    そして、国立公文書館が平成18年12月からその一部の整理を終えたことを明らかにし、それが徐々に公開されてきている。

    著者は、激動を生きた世代の責務として、昭和前期からの軍人、政治家などの行動を分析し、どのようなプロセスで無謀な戦争へと突き進んでしまったのか。

    東京裁判の記録、当事者などの証言を元に、詳細に分析したものである。

    この裁判が問うていることの真の意味を日本社会は今後に生かしていかなければなら

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    2009年12月21日
  • 「特攻」と日本人

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    「特攻」という名の、権力によって強制された「死」という、実に重すぎるテーマに踏み込んだ一作なのですが、やはりどうしてもメランコリックな論調が根底に流れてしまうところに保阪氏の「らしさ」を感じてしまいます。これは氏の良さでもあり、また、皮相的な見方をすればアキレス腱でもあるかと思います。

    内容自体は事実関係が素描された良書と言えると思います。ただ、あえて難癖をつけるなら、やや「題名負け」しているような所も……(もう少し、書けたんじゃ無いかなぁ……)。

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    2009年12月14日
  • 大本営発表という権力

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    8/12が発売日だったらしいのですが、たぶん発売日の丁度1年後に買いました。すごい縁ですね。報道問題と報道を信じたくなる人の心理をどう突くかというプロパガンダ論の一環として手に取ってみた次第。戦時中の日本が欧米諸国から「病的な空間」とそれぞれ自国でキャンペーンするとともにそれを自己実現させ、結果的に異常性を裏打ちしてしまったのが当時の異常な報道のありかただったというのは示唆に富んでいます。根拠は示せないけれど「我が」軍が勝ってるんだ!といってだんだんと煌びやかにデコレートされる報道文とともに報道をある程度コントロールできる者が「これまでの嘘がばれる」のを防ごうとするあまり国家反逆罪級の行動に出

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    2009年10月04日