【感想・ネタバレ】なぜ日本は〈嫌われ国家〉なのか ──世界が見た太平洋戦争のレビュー

あらすじ

太平洋戦争は各国の日本観及び日本人観にどのような影響を与えたのだろうか。連合国、枢軸国それぞれが見た「ニッポン」を手がかりに、あの戦争が戦後の国際社会に与えた影響を徹底分析。

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Posted by ブクログ

日本がまともな戦略を持たないことを痛感させられる。
諸外国の一般人は、日本人に対するイメージを第二次大戦までほとんど持たなかった。日本人イメージが確立したのが第二次大戦であり、そこには真珠湾と英捕虜の処遇などが大きく影響し、それは現代までつながっている。
一方、独伊が日本の利用法に対して持っていた方針と、「わが闘争」の日本人に対する記述を削除された翻訳によって、日本人の多くがヒトラーの視点を知らずに同盟に至ったことも知った。

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2014年06月11日

Posted by ブクログ

日本はかつて世界を敵にまわし戦争を行った。誰もが知る真珠湾攻撃は、アメリカが知りながらハワイを犠牲にして黙認したとの陰謀説もあるが、ハルがどう言った反応をしようが、アジアを目指した日本がいずれ早晩、ヨーロッパ列強の持つ植民地を侵略し、列強と戦争になる流れは大して変わらなかったかもしれない。アメリカによる対日の石油や鉄屑の輸出禁止は日本、特に軍部にとっては「戦争を始める」良い口実だったのかもしれない。そして1941年12月8日未明(ハワイ現地時間:の1941年12月7日朝)、大日本帝国海軍はハワイ・オアフ島の真珠湾を根拠地とし、そこに停泊していたアメリカ太平洋艦隊とその基地を奇襲した。こうして始まった太平洋戦争でアメリカ国民から「卑怯な日本人」呼ばわりされるのは、至極当然のことである。時を同じくして、マレー半島に進出して、オランダやイギリスとも戦闘状態になる。緒戦の日本は連戦連勝を重ね、ヨーロッパ列強の植民地を次々と奪っていった。特にイギリス海軍の最新鋭戦艦プリンス•オブ•ウェールズを航空機で撃沈するなど、イギリスの怒りを買ったのは言うまでもない。それまで優越的に振る舞っていた白人相手に、アジアの端っこにいる黄色い日本人が刃向かっただけで、相当な怒りであった事は容易に想像できる。ヒトラーが「我が闘争」の中で日本人のことを黄色い猿と記述していたのは有名な話だ。ドイツもイタリアも劣等扱いしていた日本に好意的な感情をもって同盟を結んだわけではない。
そしてそれより前、中国との泥沼の戦争、更には朝鮮半島を併合した日本人は同じアジア人からも嫌われる。日露戦争で大敗を喫したロシア(ソ連)も日本に対して大きな恨みを抱えたままだ。本書がタイトルでも示す通り世界から嫌われる日本。それは今でも当時を知る高齢者からすれば、消え失せることのない恨みであるかもしれない。だから今も中国や韓国は国家間の友好度を測らねばならぬほど、必ずしも仲の良い国とは言い難いのが現状である。若い頃に韓国を旅行して道に迷った際に、高齢者が日本語で道案内をしてくれた。何故そんなに日本語が上手なのか。若い頃に戦争で植民地化された際、日本語教育を受けていたそうだ。戦争の爪痕は後々まで残り、表面的にはそう見せずとも、日本人を嫌う気持ちは残っているのではないだろうか。流石に本書はタイトルそのままに、日本人を嫌う理由と、かつて日本がしてきた悪事や幼稚な外交について並べていくから、仕方ない事だと諦めたくもなるのだが、今を生きる我々現代人が、このまま何もしなければ、それを変えることは叶わない。その点では補償は終わっているとか、ODAがどうとか関係なく、ただ歴史の過ちを認め、お互い歩み寄れる状況をまず日本が作らねばならないと感じる。一生嫌われ者では生きづらい。

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2026年08月25日

Posted by ブクログ

歴史観。それはそのままその国・民族をどう思っているか。きちんとその国民・民族に会っていない場合、相手国に抱くイメージはどうなるのか。報道されたもの、教育されたもの。
日本は国として幼い。主体性の無さ。傑物がいる、いないというよりも、もっと全体的な幼さ、愚かさゆえの非合理的残虐さ。

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2011年04月24日

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