保阪正康のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は、昭和の時代を以下のやうに分類してゐる。
昭和前期:〜昭和20年8月
昭和中期:昭和20年9月〜昭和27年4月
昭和後期:昭和27年5月〜昭和64年1月
本書は昭和前期の謎を4つ、昭和中期の謎を3つ採り上げてゐる。
採り上げられてゐる謎は以下の通り。
1.日本の<文化大革命>は、なぜ起きたか?
2.眞珠灣奇襲攻撃で、なぜ上陸作戰を行なはなかつたか?
3.戰前・戰時下の日本のスパイ合戰は、どのやうな内容だつたか?
4.<東日本社會主義人民共和國>は、誕生し得たか?
5.なぜ陸軍の軍人だけが、東京裁判で絞首刑になつたか?
6.占領下で日本にはなぜ反GHQ地下運動はなかつたか?
7.M -
匿名
ネタバレ著者のスタンスが…。た
著者である保阪氏は、昭和史に関して膨大な著作が有るので「説得力」が有るのは確かだ。
しかし、人間と云う生き物は凡そ、初めからまっさらな視点で歴史に向き合えるとは限らない、と云う事も又事実なのである。
例えば別書の「吉田茂」の著作等では、自身の先入観が入り込み、見落とす筈が無い様な彼(吉田茂)の失策も「目を瞑ってしまう」部分が見受けられ、結局自分の主観的考えから“一次史料”を探してしまう為、詳しい事実関係を知らない読者には《史料が指し示す真実》と成ってしまう事が度々在ったのだ。
これでは、NHKやTBSが作る「ドキュメンタリー番組」とさして変わらない内容になってしまう可能性が、全く無いとは言