実学と虚学 《学び》は人をどう変えるか

実学と虚学 《学び》は人をどう変えるか

679円 (税込)

3pt

3.0

資格取得のため、転職のため、キャリアアップのため、多くの社会人が大学や大学院などで学ぶ時代になった。だが、自らの社会的価値や利益を高めるための学びは「虚学」に過ぎない。自己の内面の欲求に即し、生き方そのものを探求する「実学」こそが必要なのである。本書は、「実学」によって自己変革を遂げた4人の具体例を通じ、本当の《学び》とは何かを問いかけた作品である。一代で上場企業を育てあげながら、突如僧侶となった小島康誉氏、猛烈銀行マンから難病を機に、「生きる計画」を立て直す学びに入った梅原健次郎氏、医師として、患者に「死」を語れない無力感の克服を志した清水英一氏、看護師から社会福祉の道に入り、あるべき福祉を探求する丹羽和美氏。佛教大学通信教育課程で出会った4人の取材を通じ、人生を変える《学び》とは何かが見事に浮き彫りにされている。「昭和史の語り部」として知られる著者による異色の自己啓発読本。

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実学と虚学 《学び》は人をどう変えるか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    バファリンの半分は優しさでできているけど、おいらの半分はコンプレックスとくだらんプライドと逆説的偏見(どれもマクロにゃ同じ)でできているので、そういうプアーな自分に対する慰めをそれなりの言語化に導いてくれた本。自分のめざす学びについて再考した。現実との乖離がけっこうつらい。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学びたい気持ちが、無性に湧き上がるときがある。
    就職・転職や資格取得のためではなく、己の人生を深めるために…。
    本書は、自分の社会的な利益や価値を高めるための「虚学」ではなく、生き方そのものを探求する「実学」によって自己変革を遂げた4人の具体例を通じ、本当の“学び”とは何かを問いかけた好著である。

    0
    2012年07月26日

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