平野敦士カールのレビュー一覧
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著者はBBT大学教授。前に読んだ書籍で、ファイナンスは未来を扱うものという著述があったが本書も同様。ファイナンスは企業の資金調達と調達した資金をいかに運用して、最終的に企業の価値を高めることを目的とするものである。
この本では企業価値評価や金融工学、M&Aといったファイナンスを初心者向けにわかりやすく解説してくれる。エクセルをもとにした簡単な実践例も用意されており、自分のようなド素人にはファイナンスのさわりだけでも勉強できる良書。
一昔前には財務諸表関連の書籍が出回っていたが、昨今は時の流れかファイナンス関連の流通が多くなった気がする。 -
Posted by ブクログ
全く知らずに手にしたのですが、著者は僕の尊敬する大前研一先生とお仕事をされてるそうです。
この本の「プラットフォーム」とは「場」ということやそうです。
僕も常々意識してるのですが、自分が知識の集まる「場」になろうとする考え方だと思います。
自分に知識が集まるようにしようと思えば自分から発信するしかなく、与えるから与えられるものです。
案外集合知ってバカにできないと思ってましたがこの本を読んで認識を強くしました。
僕自身何が与えられるかなと思うとやはりメンタリングでやってることかなと思います。
基本的に聞かれたことは調べてでも答えます。
それは職場でも同じなんでしょうね。
まあ福祉と法律関係 -
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ネタバレ大切なのは、常に目的志向、課題解決志向で課題解決思考で考えていくことです「それは本当に、顧客のためになるのか」と自問自答することができれば、おそらく建設的な結果になるはずです。表面上は違って見えても、根底にある本質は、人間本来が持っている欲求に根ざしているため、大きくは変わりません、そのため、いつか見た懐かしい風景を彷彿させるものが繰り返されるのです、このような「時代の波」をとらえることが、「大局観を持つ」ということなのです。日本ではオタクというと、どちらかというとネガティブな印象が持たれがちですが、実はオタクとは、「ある特定の分野について非常に詳しい人々」ととらえることもできるのです、そして
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情報化社会と言われ、情報があふれているが、信頼できる情報を得ることが難しい時代になってきている。
また、国家の破綻懸念、震災、リーマンショックなど、「生きていくことすら危うい世の中」になってきた。
そのため、自分をプラットフォーム化し、何があっても生き残れる「一人社長」を目指そうというのが著者の考え。
一人社長とは、自らのノウハウを武器にして様々な企業や人と連携し、自分をいろいろな人が集まる場にすることによって、どんな時代になっても何があっても稼いでいける人のことである。
そのために、ソーシャルメディアを活用し、できることを提供し合う関係(WIN-WIN)の関係を築いて行きましょうという内容。 -
Posted by ブクログ
将来に対する展望に迷いを抱いているビジネスパーソンにぜひ読んでいただきたい一冊ですね。
プラットフォーム戦略という言葉は2012年のキーワードの一つ。
本書で提案されているプラットフォーム戦略は、企業で働くサラリーマンに対しても、また企業の経営者にとっても長期的な事業計画を想い描く上で欠かすことの出来ぬ視点であると思います。
パーソナルプラットフォームは、数年前に田坂広志先生が提起された個人シンクタンクと共通するものであり、目指す世界はスティーブン・R・コーヴィが七つの習慣で語る相互依存の状態であります。
思えば、インターネットや通信端末の発展は、個人が情報を発信することでもって個 -
Posted by ブクログ
『一人で1億稼ぐよりも、10人で100億稼ぐ』そんな考え方を養い、実行するための本です。面白くて、非常にためになると思います。
僕がこの人をのことを知るきっかけになったのはフェイスブックページからで、彼の本を読んで氏が日本興業銀行やNTTドコモで仕事をしてきたということ。そして、皆様もよくご存知かと思われる「おサイフケータイ」の立案者だったということを知りました。フェイスブックなどに代表される「プラットフォーム」。それを個人でやってみて仕事などにも成果を挙げていこう。そしてそれを培う思考法を身につけよう、というのが主に書かれていることで、非常に読んでいて参考になりましたし、また、面白くもあ