【感想・ネタバレ】たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考のレビュー

あらすじ

Google、楽天、ドコモ、任天堂など、成功企業の社員が実践する思考・仕事術とは? 他人の力で“億”の成果を上げる、新時代の組織・チームづくりの秘訣を、「かかわる人すべてを味方にし、何倍もの効果をあげる」アライアンス的仕事術の達人が徹底解説! 上司と部下をもつすべてのビジネスマン必携の書です。かつて駿台一位をとった英語ノート・マスター法など、さまざまな勉強の秘訣もあわせて紹介。

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Posted by ブクログ

著者の人をドンドン巻き込んで素晴らしいプラットフォーム、サービスを創出することはすごい!
やはり、中間管理職として学ぶ部分が多いです。

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2019年06月12日

Posted by ブクログ

『一人で1億稼ぐよりも、10人で100億稼ぐ』そんな考え方を養い、実行するための本です。面白くて、非常にためになると思います。

僕がこの人をのことを知るきっかけになったのはフェイスブックページからで、彼の本を読んで氏が日本興業銀行やNTTドコモで仕事をしてきたということ。そして、皆様もよくご存知かと思われる「おサイフケータイ」の立案者だったということを知りました。フェイスブックなどに代表される「プラットフォーム」。それを個人でやってみて仕事などにも成果を挙げていこう。そしてそれを培う思考法を身につけよう、というのが主に書かれていることで、非常に読んでいて参考になりましたし、また、面白くもありました。

僕が読んでいて一番感銘を受けた箇所は『一人で1億円のビジネスを作るのではなくて、10人で100億円のビジネスを作りましょう』というところで、一人で一億円という方がセミナーやコンサルティングをされるときに非常にそう考え方をする方が多いとおっしゃってるのですが。実際、僕の使えていた上司もそういう考え方だったなと思って、一人で思い出していました。そして、彼のいうところの『勉強会を開く』というのは面白いなぁと思い、この箇所を熟読したことを覚えています。

よく教えることで自分も学べるという言葉がありますけれど、ビジネスの世界こそ、こういう原理が強く働くのだなと感慨深く読んでいました。そして、巻末のほうに作者が参考にしているという書評ブログやメルマガのリストがアップされていますが、いつか自分のブログもこういう風に取り上げられることがあればと、切に祈っています。

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2011年12月04日

Posted by ブクログ

平野先生の著書。自分が胴元として皆を巻き込んで、WinWinの関係を築ければ最高。ワクワクしながら読めました。

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2011年10月04日

Posted by ブクログ

カール氏の本。どうも彼は「プラットフォーム」で押していくようだ。「アライアンス」をベースにした、よりビジネスモデルを想起しやすい言葉だけに、今後の展開が読みやすいのだろうか・・・ま、それはともかく、一歩一歩拡張して勢いを増してきているように感じます。すごく腹落ちのする内容で、読後の満足感は高かったです。

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2010年08月12日

Posted by ブクログ

現代社会において、個人としてどのような考え方でビジネスを行えばよいかを筆者の経験をもとに指南している。

至極真っ当な部分から、筆者の経験に基づいた方法論が書かれており、どのような組織に属している人でも活用できるヒントが多くある。

個人としての思考方法だが、組織全体として考える思考方法への活用も可能であり、会社の文化構築や理念浸透など組織改革を行う際にも活用できると思う。

ポケットに入れて、日々自分の行動をチェックしていく活用がイメージできる。今後電子書籍がもっと広まると、章毎の購入という手段で入手したい人がでてくるであろう書籍である。

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【キーワード】
プラットフォーム戦略
様々なグループが集まる『場』『舞台』を提供し、多くの人を集めて、
クチコミなどによってその『場』『舞台』を拡大する』

知識や情報そのものより、それをどう、組み合わせて問題を解決していくのかや新しい価値を創造するのか、創意工夫していくのか、周りを巻き込んでいくのかということが重要


『本源的欲求』
自分が本当にほしいと思うものにお金を払う
⇒3回「FOR WHAT」と尋ねてみる

プラットフォームに参加するターゲットを明確にする

新・プラットフォーム思考のリーダー像
他人の価値観や考え方を受容し、他社の社員や自社の上司、部下など
周囲の人を巻き込んでいくことで、自分の持てる力の何十倍もの成果を挙げプラットフォームを成功に導いていく

説得せずに相談する

すべては顧客の不満や不平、問題点をいかに解決するか

自分の主張より相手の要望を聞き出すこと

相手を出世させることを意識する

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2010年05月06日

Posted by ブクログ

20100323
面白い。読んで良かった。
ただ、ビジネスノウハウ本としての過剰な期待を持って読むと、その結論に満足できないかもしれない。

仕事だから許される、結果儲かれば許される、という二つの傲慢さが共存できた大量生産・大量消費時代は終わり、消費者のニーズはより個別化、複雑化している現代においては、製品・サービスを提供するにあたっても、より高度かつ複雑な知識・技術が幅広く要求される。その上で差別化を図ろうとするには、より個人に目を向ける必要があることを説いている。この場合の個人とは、消費者ばかりではなく、提供者側のコラボチームの構成員も含まれる。そのため、具体的な手段についての情報を提供するものではなく、すでに時代は変わっていることを強調しているのであり、旧態然としたビジネスモデル、チームに固執することをある意味美徳としている組織に、現実に目を向けることをも提言しているように思われた。
2〜3回、たまに何度か読み直すといいかも。

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2010年03月24日

Posted by ブクログ

良いプラットフォームは、製品ができた際に何十人も「自分が作った」という人間が現れる。

長期的に利害が一致するのに、短期的には一致しないケースはよくある。そんなときは方針転換が必要。
相手の話をよく聴き、何がネックになってるか観察する。

おさいふケータイ普及のために、レジ横のスペースを潰すのがネックだった。そこで、原点に立ち返り、来店数アップのためのポイント連動やリーダー導入支援など実施。
モバゲーアプリで言えば、サップとの短期的利害不一致は配信システム導入コスト。無料で渡してレベニューというモデルは今後どんな領域でも増えそう。

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2010年03月08日

Posted by ブクログ

 「おさいふケータイ」の生みの親、平野氏による「新」プラットフォーム思考のすすめ。

 プラットフォームとは、「場」のことで、場を提供することによって、アライアンスを進めていく、ということ。

 経営戦略としてのプラットフォームからスタートして、それを個人の思考へ、ひいては、勉強法にまで話は及ぶ。

 予想以上に面白かった。

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

自分に出来ること、出来ないことを明確にし、出来ないところを周りに「手伝ってもらうスキームを作る」という「手伝ってもらう」ではなく、「手伝ってもらえるスキームを自分が作るんだ」という点が斬新で、慧眼的指摘だった。

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2012年07月28日

Posted by ブクログ

先日、読んだ著者の本「がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術ー」に続いてこちらも読んでみた。


普段から人の強みを見つけて、自分の知っている別の知人と引き合わせたら、何か面白いことができるんじゃないかという事ばかり考えている。
それはビジネスモデルに近いものもあれば、ただ単にワクワクするだけかもしれないもの、とりあえず種を撒いておけば、後で奇麗な花が咲くのを皆で楽しめるかもといった類いのものである。

そんな自分にとって、この本の中で言及しているプラットフォーム戦略というものが、なんだかとても身近に感じ、結果的に自信を与えてくれた。

平野敦士カールさん、そのうち会って話してみたい人の一人になった。
いわゆるサラリーマン的な人には役に立たないというかピンとこないかもしれないけど、自分にとってはヒントくれたというか、自分の向かっている方向があながち間違っていないという確信を与えてくれた良い本であった。

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2011年12月16日

Posted by ブクログ

P77 社外に対しては、できるだけWIN-LOSEの関係になるように仕向ける、下請けの会社に対して猛烈な値下げ交渉をし、自社の利益を最大化する、というのはその典型でしょう。そうした会社は、短期的には成功を収める可能性がありますが、長期的に成功することはないと断言できます。

「アライアンス」=同盟、イコールパートナー

P218 最終的に問われるのは人間力
人間力という言葉の解釈は人によって違うと思いますが、私の解釈は「一緒にいると心地よくなり、人を引きつけ、会った人が好きになってしまう力」です。細かく分解すれば
「常に先回りして、相手の立場に立って、物事を考えられる」
「人のアドバイスを素直に受け入れる」
「自分の間違いを認めて、謝ることができる」
「一緒にいると、こちらまで触発されるほど、やる気に満ちあふれている」
「嘘をついたり、嫉妬したりしない」
「あいさつや大きな声での返事など、日常的なマナーを守っている」

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2011年05月07日

Posted by ブクログ

自分ひとりの力でどうにかするのではなく、周囲を巻き込んでより大きな事を成し遂げる、というのがプラットフォーム思考/戦略、という話をどこかで見かけて、どんな考え方なんだろうと興味があったので読んでみた。前半ちょっと、期待してたのとプラットフォーム違い?な内容だったのでアレ?とか思ったけど、後半は割と面白かった。


[読書録]====================

■第一章:なぜいま新プラットフォーム思考のリーダーが求められているのか
一番大切なことは、収益を上げることではない。
顧客や消費者が、自分がほんとうに欲しいと思っているものを提供すること。
自社の製品やサービスが、なんのためにあるのか三回自問してみる。


■第二章:プラットフォームは億万長者のビジネスモデル
プラットフォーム戦略とは、多くの企業や人を巻き込んでひとつの場、舞台を創り上げていく戦略。


■第三章:企業はなぜ中間管理職のリーダーを求めるのか
他人の価値観や考え方を受容し、周囲の多くの人を巻き込んでいくことで、自分が持てる力の何銃倍もの成果を上げて、プラットフォームを成功に導いていく。

目の前の仕事を常に客観的に捉える。広い視点で全体を俯瞰し、目の前の仕事を捉える。

自分が周りに貢献できること、強みを活かして自分から発信すると、それ以上のことを周りから教えてもらえる。勉強会など。


■第四章:誰でもリーダーシップがみにつけられる15の鉄則
1:若い人をひとりの人間として認め、リスペクトする
・自分を認めてもらおうとする前に、まずは他人を認める姿勢が必要

2:まずはビジョン&ミッションを理解する
・チームが達成すべき月間、年間、3年間の目標を共有する

3:ランチ雑談ヒアリングで、ココを把握する

4:自分の強みを発見してもらう
・強みは、既に自分の中にある。自分の過去を振り返り、そこから探し出す。
・将来自分がどんな人間になりたいか、絵画でイメージしてみる
・自分が本当に得意なことは何か、を整理する

5:適材適所でプロを育てる

6:放任と管理のバランスを取る
7:三ヶ月以内に、一目置かれる成功体験を造る
8:小さな仕事をおろそかにさせない
9:ベストプラクティスや情報、名刺を共有する
10:ベストプラクティスを競い合う仕組みを取り入れる
11:褒めてばかりいる必要はない
12:仕事の最大の報酬は「仕事」。サラリーマン根性を捨てる
・なるべく早く帰りたい、楽をしてお金を貰いたいと考えてしまうのではなく、自分の事業だと認識する。
 この仕事を如何にして成功させるか、実績を出せるかが何よりも重要。

13:苦手な上司や部下にこそ話しかける
・パーツでも良いので、良いところを探し出す。

14:説得せずに相談する
・説得するのではなく、軽く相談に乗ってもらう

15:自分だけの手柄にしないで周りに感謝する


■第五章:プラットフォームを最大化する18のアライアンス術
1:エバンジェリストになる
・エバンジェリスト=伝道者

2:自分の主張より相手の主張
3:ギブ・ギブ・ギブ&テイク
4:目先の利益にこだわらない
5:ライバル他者をも巻き込む
・過去、ドコモ単体の新規事業の多くは成功していない。
 おサイフケータイでも、auやSoftbankでも使えるからこそ利用シーンが増え、プラットフォームそのものの広がりがでた。

6:交渉上手は、いいくるめない
・「とにかく自分は困っている」という雰囲気で話すのはタブー。
 自分の保身しか考えていない、と思われてしまわないように。

7:交渉とは相手を打ち負かすことではない
8:自分ひとりでアライアンスを組もうとしない
9:第三者への相談で活路を開く
・たとえ良いアイデアだとしても、99%の人は実行しない。
 どんどん外部の人に相談して得られる副産物の方がメリットが大きい。

10:無理にアライアンスをする必要はない
11:交渉シュミレーションを行う
・ビデオで録画して見るなどして、自分のプレゼンの癖を知る。

12:最後に勝負を決めるのは「事業に掛ける情熱」

1:良き出会いを生み出す5つの手段を実践しよう
・勉強会に参加しよう、主催しよう
・珍しいテーマを見つける必要はない。2つのテーマをかけ合わせるだけでも独自性は出る

2:何をしたいか、どう貢献できるかを積極的に発信せよ
3:優先するのは、自分の話より、相手の話
4:自分ができる最大限のことを提供する
5:波長が合わないキーマンより、思いをシェア出来る人を選ぶ
6:昔からの知り合いを大事にする
・仕事をしていると、過去の人脈を軽視しがち。


■第六章:時代を読むための知識が身につく「プラットフォーム」勉強法
情報を自分の知識と経験で咀嚼して、自分なりの意見や見識を持ち、それを発信していくことが重要。

企業も人も、これからは学習思考。
社員一人ひとりがプロフェッショナル化していく必要がある。

Why So?So What?と問う癖をつける。
口に出さなくても常に自問することで、自分の視点をフラットな状態にすることができる。

本を読むときは「著者がどんな思いを持っているか」にスポットを当てる。
知りたいテーマに付いては、3冊まとめて読むことにより、視点の偏りが防げる。
ブログやメルマガ、勉強などでアウトプットすることで知識を定着させる。

必要なことだけを効率よく学ぶのではなく、一見無駄だと思うことにも挑戦しよう。
新しいビジネスは異なる分野を融合することで生み出される。


■終に
サラリーマン根性を捨てて、リスクを取ること。
一つ一つの行動に対して、責任を取ること。
グローバルな視点を持つこと。
自分自身を知ること。

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2010年11月01日

Posted by ブクログ

最近の、マネジメント理論・マーケティング戦略的・コミニュケーションテクニックが、著者の経験をもとに具体的な例を挙げて解説されている一冊。基本的なところがしっかり且つコンパクトにまとめてあり、これらを勉強し始めるのには最適な一冊だと思う。

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2010年05月14日

Posted by ブクログ

プラットフォーム提供企業に働く者としては、非常に参考になった。
まずは、プラットフォームが活性化することを最重要視することで、自分、自社が利益を得ることが出来るということを、事例を交えて教えてくれる。
リアルの人間関係にも応用できる、というところには多くの気づきがあり、ソーシャルグラフを利用し実践したい

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2010年05月05日

Posted by ブクログ

会社の先輩に勧められて読んだ本。
将来、「大きな組織を動かす人間になる」
と考えている自分にとって、非常に参考になる本でした。

この本では「勝手に動いてもらえる組織の作り方」を学べます。

組織にいる人々が
「この組織で動きたい」
「一生懸命がんばりたい」
と思えるような組織を作りたい。
その思いを、実現できるよう、この本で学びたいと思います。

以下、学んだこと
*******
・勝てるプラットフォームの重要な特徴
①プラットフォーム自らの存在価値を創出できるかどうか
② 「場」に参加してもらう人や会社の間の交流が活発であるかどうか
③プラットフォームのルールと規範を作り、一定の質を保つこと

・フレームワーク
①社会の変化、規制緩和という大きな流れをとらえて不満を探す
②ターゲットとなるグループを特定する
③プラットフォーム上のグループが活発に交流する仕組みを作る
①から③が重要
※④キラーコンテンツを用意する
※⑤価格戦略を立てる
※⑥価格以外の魅力をグループに提供する
※⑦プラットフォーム上のルールを決めて管理する

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2010年05月02日

Posted by ブクログ

「ミスターおサイフケータイ」こと、平野敦士氏が執筆。クラウド時代の今成功しているのは、場=プラットフォームの提供を生業としている企業だと紹介。さらに、プラットフォームの考え方は個人にも適用でき、マネジメントや社会人生活の中にも活かせることを平易に解説している。学生や新社会人には特に参考になると思う。

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2010年03月28日

Posted by ブクログ

大前氏の著書でその名は知っていた「プラットフォーム」についてわかりやすく書いてあった。
ビジネス以外にも応用可能な部分が多数あって参考になった。

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2010年03月24日

Posted by ブクログ

p26:本源的欲求を見つけるための3回のFOR WHAT。自分の会社の製品やサービスが「なんのため」にあるか、3回自問する。
p58:キラーコンテンツを用意する。「いろいろなんでもできます」はダメ。同時に、バンドリングサービスこそ重要。
p140:ギブギブギブ&テイク。「相手を出世させること」を意識する。
p143:時間が無いと言わずに自分の時間をさくこと。

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2010年02月15日

Posted by ブクログ

現在の混迷する世の中で生き残って行くビジネスは、こういうやり方のものなんだろうな、と思った。 まずは魅力のある人間を目指すことが、ビジネスでの成功の近道である、というのが結論かも。 [more] ・現在の多様化し、移ろいやすいニーズには一社では対応できない。様々な分野の参加者が知恵と得意分野を合わせることで、幅広いニーズに応えることができるようになる。それが魅力となり、多くの顧客を集めることになる。 ・プラットフォームの運営者(胴元)が一番得をする。特に情報が一番集まる。個人なら、勉強会や交流会の主催者になるというのがお薦め。 ・プラットフォームの鉄則:新しい価値を生み出せること、参加者が活発に交流すること、参加者の質を保つこと ・新しいリーダー像:情熱をもって壮大で具体的なビジョンを抱く、業界を超えてアライアンスを広げる、社内の人材を上手く巻き込む ・自立分散型のチームで、各自が考え・学習し・判断する。リーダーは目標を統一し、適宜支援を行うことが仕事。チームの成果を皆が「俺がやった仕事」と感じられることが重要。 ・短期的な利益にとらわれず、長期的な視野でメリットを考える。信頼関係の構築には時間がかかるが、得られるメリットは他の何ものにも代えがたい。 ・経営学と経済学はとりあえず勉強しとけ。 ・それ以外にも、関心が持てないことや、無関係と思えることも、あえて体験しておくこと。それが教養となり、思わぬところで新しいチャンスを生み出すことがある。

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2013年03月16日

Posted by ブクログ

人を巻き込むチカラ(技術)は重要。部下の育て方、接し方にも触れているので、マネージャ職の方にも読んで頂きたい。

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2018年11月11日

Posted by ブクログ

藝術、サブカル、食文化、本源的欲求など、
「人の心を動かすものに共感する感覚」を磨くこと。
人が心から望むことは何かを感じる心を磨くこと。
それが、僕のやりたいことにまた一歩近づけてくれる。

そして、最終的には人間力笑

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2014年02月03日

Posted by ブクログ

iモードやニンテンドーのゲーム機の様に、広く普及するプラットフォームを構築するためのポイント、要するに「受け入れられる」ようにするには何が重要か、をまとめた本。
ギブギブギブ&テイクとか、いかに相手にメリットを感じてもらうかがポイントなのだが、これは別にプラットフォームに限らず、何か新しいアイディアを紹介するときとかにも応用される考え方であるように思った。

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2012年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書における、新・プラットフォーム思考とは、「たった一人で、顧客、他社の社員や自社の上司、部下など、周囲の多くの人を巻き込み、自分が持てる力の何十倍もの成果を上げつつ、周りの人間も幸せにしていく」こと。

これって言葉にすると、なんだ簡単やんとか思ってしまいがちやけど、実行するのはやっぱり難しそう。なぜって、人間自分だけがおいしい思いがしたいと思いがちやから、この新プラットフォーム思考を組織の中で一人だけ持っていても、それは空回りするだけで終わってしまう。まず、新プラットフォーム思考を持つ人を増やしたり、トップ自ら実践して、組織自体が生まれ変わらないときっと機能しないでしょう。

本書の中で印象的だったのは、「一人で10億円稼ぐより、10人で100億円稼ごう」というところ。今の若い人たちって、お金のためとか生活のためとかに働く人もそりゃ多いけど、自己実現や社会のためにっていうところをモチベーションにしている人もすごく多い。でもいくら社会貢献がどうのといってもその規模が大きくなければ、救える人も少ないし、社会に役立つ機会も減ってしまう。だから若い人たちにとって、「誰かを救いたい」とか「社会をもっと便利にしたい」とか、そう思っている人たちはこの考え方を持って、競合企業だろうが、社内のライバルだろうが、いろんな人たちと協力したほうが、本来の根本的な目標は達成できるんやろうね。

全体的な印象としては、普段意識して行っていることを文章にしてもらったって感じで、根本的な部分を再確認するには良い本やったと思う。でも、この本けっこう売れていることを考えると、やっぱりこの本に書かれていることを「あ、そうか。なるほど!」って思って読んでる人もけっこう多いってことよね。ってことを考えると、部長とかの世代はもしかして、この本に書かれていることを意識せずに働いている人も多いのかなあと思い、今まで不可解だったことの原因を見つけた気分になって、なんとなく納得。

社長、部長など、上の立場の人たちは是非読んだほうがいい本。私もいずれ部下ができる年になったとき、また読み返します。

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2010年12月28日

Posted by ブクログ

・新プラットホーム思考とは、双方向でつながること。
・なんのためにを3回質問すると本源的欲求がみつかる
・プラットフォーム型ビジネスは後発でも逆転可能

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2010年09月20日

Posted by ブクログ

ビジネスだけでなく、個人スキル向上、仕事の進め方にも使えるプラットフォーム思考。

勉強会を主催する。知識のプラットフォームをつくる。

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2010年08月22日

Posted by ブクログ

おさいふケータイの生みの親、平野敦士カールさんのビジネス本。
昨年、話題になっていたのでとりあえず買って積読状態でした。

内容はというと、平野さん流の仕事の進め方が、おさいふケータイの成功体験をもとにつづられております。
「新・プラットフォーム思考」という言葉が使われておりますが、自分の解釈では、自分自身にいろんな引き出し持っておいたほうがよいよ~、っていう意味でとっております。

面白いな、と思ったのは、平野さんご自身の勉強法の紹介でした。
英語の勉強法とかは、平野さんご自身の経験に裏打ちされた内容だと感じました。

特に若手の社会人にとって、読んで間違いはない1冊だと思います。

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2010年08月14日

Posted by ブクログ

プラットフォーム戦略
複数の関係するグループを、「場」あるいは「舞台」に載せることで、外部のネットワーク効果を生み出し、一企業という枠を超えた、新しい事業のエコシステム(生態系)を作り出す

プラットフォーム自らの存在価値を創出できるかどうか

プラットフォーム創造のフレームワーク
①社会の変化、規制緩和という大きな流れを捉えて不満を探す
②ターゲットとなるグループを特定する
③プラットフォーム上のグループが活発に交流する仕組みを作る
④キラーコンテンツを用意する
⑤価格戦略を立てる
⑥価格以外の魅力をグループに提供する
⑦プラットフォーム上のルールを決めて管理する

一人で一億円稼ぐのではなく、10人で100億円稼ぐ

アライアンスを成功させる12の鉄則
①エヴァンジェリストになる
②自分の主張よりも相手の主張
③ギブ・ギブ・ギブ&テイク
④損して得取れ!目先の利益にこだわらない
⑤ライバル他社をも巻き込む
⑥交渉上手はいいくるめない
⑦交渉とは相手を打ち負かすことではない
⑧自分一人でアライアンスを組もうとしない
⑨第3者への相談で活路を開く
⑩無理にアライアンスをする必要はない
⑪交渉シュミレーションを行う
⑫最後に勝負を決めるのは「事業にかける情熱」

決して化粧品を売ろうとするな。その人をきれいにしてあげようとすれば、必然的にその人は買ってくれる(佐伯チズ)
「本源的欲求」を考える

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2010年07月04日

Posted by ブクログ

著者は、平野敦史カール氏である。
氏は、お財布ケイタイの発案者であり、ハーバードの招待講師もつとめている。
元々はバンカーで、35歳にドコモに移ったらしい。

そして、内容は「プラットフォーム思考」についてずばり書かれている。
そもそもプラットフォーム思考って何か?で始まり、それを実践するための
ウハウ、そして勉強法というような感じである。

内容は結構豊富であるが、基本的には、

1.情報収集を積極的に行う。それはネットではなくリアルで。
2.最終的には人となり。自分の価値を上げる。
3.自分を介して人・情報が繋がるようにする(プラットフォームの形成)

以上の3つに纏める事が出来ると思う。
そうなると、プラットフォームといった整理概念以外は、世間一般的に
言われてる事のような気がする。

ただ、プラットフォームって最近考えていたことだったので、
結構個人的には面白かったと思う。
それを、人や情報まで広げて考えるってのはなかなか良い。
(そもそもプラットフォーム思考は大前研一氏が言ったらしい)

自分の会社で何が出来るのかは、ちょっと微妙であるが、
世間的になにか付加価値を与える事が出来るようであれば、ぜひやってみたい。
(まぁやっていたが、ちょっと諸事情により辞めてしまった。)

意外とお薦め?

以上

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2010年02月22日

Posted by ブクログ

■概要
著者は、ケータイクレジットを発案し、導入まで実施した方です。
最近売れているので、買ってみました。

なんでも一人、自社でやろうとせずに、人や企業、サービスが集まる
プラットフォームを作りましょう、プラットフォームを実現できるような人間になりましょう、ということが書かれています。

ケータイクレジット、楽天市場、Wiiなどのゲーム機のように
場やシステムだけが提供されており、そこに他の多くの企業が参入してくれるという仕組みを作ると、自社だけでは成し遂げられない大きなビジネスにすることができる。
今後志向すべき考え方だと思いました。


■仕事に役立つ点
他企業とアライアンスを組む際に、
気をつけるべきことについてぼんやりとですが理解できます。

<あし>

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2010年01月12日

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