平野敦士カールのレビュー一覧
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今回の本は、レビュープラス様からの献本です。ありがとうございます。
あの大前研一が創設したビジネス・ブレークスルー大学で教鞭をとっている方が執筆されている。火曜日の日経新聞の朝刊の広告には、発売たちまち重版と書かれていた。「すべての日本人必見!」と書かれているように、「答えのない世界」でどうやって生きて行けばいいのかという問いに対してどうすればよいのか考える内容となっている。
「柔らかアタマ」を持つためには、まず「準備運動」として「思考逃避」に焦点を当てている。「思考逃避」して痛い目に合っていると言えば、東京電力だ。津波や地震対策を怠ってあの大惨事を引き起こしてしまった。「空気を読みすぎる」、「他人の言うことを鵜呑みにする」、「組織のお作法を重視する」の3点セットで時が過ぎてしまったからだ。
「市場の未来を見通す思考力」、「顧客の未来と未来の顧客を見通す思考力」にも言及している。高いアンテナを張って隙あらばさっと動く。フットワークの軽いあのソフトバンクの創業者は、きっとこの思考力を駆使して次から次へと新しいことをやってきているのだろう。
ただ過去の成功体験をなぞっているだけでは、成功しなくなっている現代。頭をマッサージしてカメレオンのような変わり身の早さとキツネやタヌキのような神経の太さで未知の世界と戦っていくことが必要なのだなあと感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ概ねは知ってる内容ばかりであったので★4つ。
でも分かりやすい文章と図解のため良かった!
以下、メモ。
●プラットフォーム戦略(星野さんのWSでも同じことを聞いたが)
①マッチング機能
⇒複数のグループの需要と供給をマッチングさせる
②コスト削減機能
③ブランディング機能
④外部ネットワーク機能
⇒利用者が増えれば利用者の利益と利便性が向上していく仕組みを持つ
⑤三角プリズム機能
⇒直接は引き合わないが第3のグループを介在させることによって交流が生まれる機能
●成功するプラットフォームの3つの特徴
①プラットフォームは自らの存在価値を創出できるか?
⇒誰と誰を結びつけるのか?参加者全てにメリットが得られるのか。ぷラットフォーマーが介在することによってはじめて新しい価値を生み出すことになるかどうか
②「場」に参加する人の「自己増殖機能」があるか?
③ユーザーのクオリティコントロールができているか?
●思考法
・アナロジー思考
⇒あるビジネスモデルを他の業種に適用する方法
・マトリクス思考
⇒本源的な価値を縦軸に、横軸に自分が作りたい価値を配置し、掛け合わせて具体的な内容を強制発想
・水平思考
⇒ある商品の特徴を連想し、その逆の特徴を満たすものを強制発想
●AKB48がここまでヒットコンテンツになった要因はアーティストを開発しているのではなく、ビジネスモデルを開発した点にあると言えます
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・選抜総選挙でファンにCDを買わせる仕組み(中間発表見てさらに買わせる)
・秋葉原の小劇場での直接交流によって育てたい!というマインド造成
・同じシングルで様々なパターンのCD発売したり
・CD購入特典にランダムにメンバー写真入れてたり、握手会への参加権
・ダウンロードに応じた特典 -
Posted by ブクログ
マーケティングに関する様々な考え方や用語の解説がされている。
実践というよりは知識を付ける方がメインのつくりとなっているが、フレームワークなどもシンプルにまとまっているので実践的にも使える。
下記、内容から実践行動
①マーケティング4.0(顧客の自己実現)を理解した提案を考える
→自己実現という視点から今まで出ていない発想で考えることが出来る
②クロスSWOT分析の活用
→SWOT分析に内側要因と外側要因等大枠を重ねて分析する。
③清掃の型に毎日丁寧に挨拶をする
→社内でのマーケティングも必要。そのための第一歩として他の人もつられて挨拶するくらいの元気な挨拶を目指す -
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自分を「プラットフォーム化」することを推奨する本。信頼関係を築いて、自分の周りに関連する色々なことが集まるようにするということ。会社に勤め上げて引退して終わりという人生設計がますます厳しくなる中、独立やシニア起業が当たり前になるとこういう発想が必要なのだろう。また、SNSなどのインフラが整うにつれてますますそのような発想が重要になるだろう。
成功の秘訣として、「期待できる」、「楽しい」、「快適である」という人が集まるモティベーションを提供することが大事だと。そして最後は「人間力」。
具体的な方法論というよりも姿勢の問題についての本だと感じた。 -
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イノベーションを持続的に起こすための参考書?!
イノベーションとは
発明ではない
財務的に持続可能でなければならない
本当に新しい要素はほとんどない
製品に限定されるものではない
として、それを引き起こすための方法が記載されています。
まず、本書では、イノベーションを10のタイプに分類しています
(1)利益モデル
(2)ネットワーク
(3)組織構造
(4)プロセス
(5)製品性能
(6)製品システム
(7)サービス
(8)チャネル
(9)ブランド
(10)顧客エンゲージメント
そしてそれぞれのタイプでのイノベーションを見つけるための質問とともに、企業のビジネスモデルを解説しています。
たとえばトヨタのリーン生産方式やイケアはプロセスのイノベーションです。
また、製品性能イノベーションだけでは不十分として、これに加えてほかのイノベーションも組み込む必要があり、結果、真似されにくく、持続可能な競争優位を築くことが可能となります。
つまり、ひとつだけのイノベーションではなく、10のタイプのイノベーションを複数個組み合わせることによって持続的な競争優位を築くことができるとしています。
具体的には、フォードやグーグル、マイクロソフトが上記10のタイプから、どれとどれを組み入れてイノベーションを起こしているかを解説しています。
まぁ、そりゃそうだよなって納得がいく説明です。
さらに、今度は逆に優良企業のビジネスの中からどのタイプのイノベーションが含まれているかを見つけ出す練習もあります。
これは、練習せずに読み進めてしまいました(笑)
そして後半ではイノベーションを引き起こすための方法について記載されています
・目的を明確にして
・コースを考える
自分たちのビジネス分野の市場の重心を分析し、そこの活動を重点的にやって競合に打ち勝つのか、重心をほかにシフトするのかを考えるとのこと
さらに、重心をほかにシフトするのはどんな状況になったときなのかも解説してくれています。
シフトにおいては、3つのシフトということで、
ビジネスモデル
プラットフォーム
顧客経験
をシフトするとのこと
また、イノベーションの野心レベル(へんな日本語)ということで
現状のものを変える
境界を変える
ゲームを変える
として、やはり、どれを選ぶかを考える必要があります。
これらをどう組み合わせるかによって、イノベーションを生み出し、強固にし、その作戦を考えていくというストーリのようです。
最後には、イノベーションを組織に組み込むためには、どうすればよいのかについて記載されています。
そのための4つの構成要素として
・取り組み方針
・組織
・資源とコンピテンシー
・評価基準とインセンティブ
として、それぞれに手を打つ必要があるとしています。
やっぱり、イノベーションを考える組織だけを作るのではうまくいかないのですね。
そして、それを実行していくにあたって、イノベーションのプロジェクトをどうマネージしていけばよいかが記載されています。
本書をよむことで、イノベーションはシステマティックに誰でもが起こせそうな気がします。
しかし、残念ながらその実現に向けては、読むだけではさっぱりわかりません。
だれか、この本をベースにわが社で分析、そして、イノベーションを引き起こしてほしいと思います。(他力本願!)
そのときに、初めて本書が理解できるのでは?と思います。(笑)
本書はビジネスモデルジェネレーションのパクリかと思えるような構成(大型の横開き本)となっていて、通勤電車の中で読むことができません。やっぱり、教科書、参考書のようにして使うしかないのでしょう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ目指せ、「ひとり社長」
グローバルな市場を相手に、自らのノウハウを武器にして、さまざまな企業や人とアライアンス(提携)し、自分を色々な人が集まる場=「プラットフォーム」にすることによって、どんな時代になっても何があっても稼いでいける人
現在、アメリカの労働人の4人に1人は、インターネットを使って、自宅でひとりで働き、組織に所属せず、独立していると同時にさまざまな企業をつながっているビジネスを行っている「フリーエージェント」と呼ばれる人々です。
いま求めてられているのは、いままでとは違う発想、違う方式で、新しい成功モデルを構築することです。