平野敦士カールのレビュー一覧
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決して内容は濃くはない。
「プラットフォーム」というものをどんな枠組みで捉えたらよいか、自分のビジネスの中でどのように位置づけていったらよいかについて示唆は与えてくれるが、提言や解説についてはありきたりというか、体のよい言い回しで表面的にまとめた感がある。
ひとつひとつのケースにはもっと複雑な奥の深さがあるだろうと思えるので、そこをもう少し丁寧に掘り下げてもらえるともっと面白かったと思う。まあそれは本書のような導入本の役割ではないかもしれないが。
グルーポンとかTポイントとかいろいろあるけど、知名度が上がると結局何かと問題が発生しますよね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書における、新・プラットフォーム思考とは、「たった一人で、顧客、他社の社員や自社の上司、部下など、周囲の多くの人を巻き込み、自分が持てる力の何十倍もの成果を上げつつ、周りの人間も幸せにしていく」こと。
これって言葉にすると、なんだ簡単やんとか思ってしまいがちやけど、実行するのはやっぱり難しそう。なぜって、人間自分だけがおいしい思いがしたいと思いがちやから、この新プラットフォーム思考を組織の中で一人だけ持っていても、それは空回りするだけで終わってしまう。まず、新プラットフォーム思考を持つ人を増やしたり、トップ自ら実践して、組織自体が生まれ変わらないときっと機能しないでしょう。
本書の中 -
Posted by ブクログ
おさいふケータイの生みの親、平野敦士カールさんのビジネス本。
昨年、話題になっていたのでとりあえず買って積読状態でした。
内容はというと、平野さん流の仕事の進め方が、おさいふケータイの成功体験をもとにつづられております。
「新・プラットフォーム思考」という言葉が使われておりますが、自分の解釈では、自分自身にいろんな引き出し持っておいたほうがよいよ~、っていう意味でとっております。
面白いな、と思ったのは、平野さんご自身の勉強法の紹介でした。
英語の勉強法とかは、平野さんご自身の経験に裏打ちされた内容だと感じました。
特に若手の社会人にとって、読んで間違いはない1冊だと思います。 -
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プラットフォーム戦略
複数の関係するグループを、「場」あるいは「舞台」に載せることで、外部のネットワーク効果を生み出し、一企業という枠を超えた、新しい事業のエコシステム(生態系)を作り出す
プラットフォーム自らの存在価値を創出できるかどうか
プラットフォーム創造のフレームワーク
①社会の変化、規制緩和という大きな流れを捉えて不満を探す
②ターゲットとなるグループを特定する
③プラットフォーム上のグループが活発に交流する仕組みを作る
④キラーコンテンツを用意する
⑤価格戦略を立てる
⑥価格以外の魅力をグループに提供する
⑦プラットフォーム上のルールを決めて管理する
一人で一億円稼ぐのではな -
Posted by ブクログ
著者は、平野敦史カール氏である。
氏は、お財布ケイタイの発案者であり、ハーバードの招待講師もつとめている。
元々はバンカーで、35歳にドコモに移ったらしい。
そして、内容は「プラットフォーム思考」についてずばり書かれている。
そもそもプラットフォーム思考って何か?で始まり、それを実践するための
ノウハウ、そして勉強法というような感じである。
内容は結構豊富であるが、基本的には、
1.情報収集を積極的に行う。それはネットではなくリアルで。
2.最終的には人となり。自分の価値を上げる。
3.自分を介して人・情報が繋がるようにする(プラットフォームの形成)
以上の3つに纏める事が出来ると思う -
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■概要
著者は、ケータイクレジットを発案し、導入まで実施した方です。
最近売れているので、買ってみました。
なんでも一人、自社でやろうとせずに、人や企業、サービスが集まる
プラットフォームを作りましょう、プラットフォームを実現できるような人間になりましょう、ということが書かれています。
ケータイクレジット、楽天市場、Wiiなどのゲーム機のように
場やシステムだけが提供されており、そこに他の多くの企業が参入してくれるという仕組みを作ると、自社だけでは成し遂げられない大きなビジネスにすることができる。
今後志向すべき考え方だと思いました。
■仕事に役立つ点
他企業とアライアンスを組む際に、