平野敦士カールのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現代社会において、個人としてどのような考え方でビジネスを行えばよいかを筆者の経験をもとに指南している。
至極真っ当な部分から、筆者の経験に基づいた方法論が書かれており、どのような組織に属している人でも活用できるヒントが多くある。
個人としての思考方法だが、組織全体として考える思考方法への活用も可能であり、会社の文化構築や理念浸透など組織改革を行う際にも活用できると思う。
ポケットに入れて、日々自分の行動をチェックしていく活用がイメージできる。今後電子書籍がもっと広まると、章毎の購入という手段で入手したい人がでてくるであろう書籍である。
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Posted by ブクログ
20100323
面白い。読んで良かった。
ただ、ビジネスノウハウ本としての過剰な期待を持って読むと、その結論に満足できないかもしれない。
仕事だから許される、結果儲かれば許される、という二つの傲慢さが共存できた大量生産・大量消費時代は終わり、消費者のニーズはより個別化、複雑化している現代においては、製品・サービスを提供するにあたっても、より高度かつ複雑な知識・技術が幅広く要求される。その上で差別化を図ろうとするには、より個人に目を向ける必要があることを説いている。この場合の個人とは、消費者ばかりではなく、提供者側のコラボチームの構成員も含まれる。そのため、具体的な手段についての情報を提供す -
Posted by ブクログ
(2015/11/5)
冒頭、「答えのない時代」に「詰め込み式偏差値教育」は無意味 どこかで読んだことのある文章で
この本は始まる。
大前研一氏の「刊行に寄せて」だった。
その後に書かれている内容は、BBTで学んだこと。
しかし何度読んでもためになる。
使わねばならぬ。
ジョブズの「欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいかなんてわからないんだ」
これが全てを物語っている気がする。
むやみなアンケートは無意味ということ。
顕在化したニーズを商品化する、なんて絵空事。
人は、「困っていること」は言えても、「あったらいいな」はなかなかいえない。
言えたらドンドン商品化できる。
だか