平野敦士カールのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1.ビジネスマンとして、企業がどのような成り立ちをしているのか、網羅的に知りたくてこのシリーズを購入しました。
2.経営戦略とは?といった基本的なことから始まり、1960年代から戦略論について述べられたことも少し触れつつ、豊富な事例を紹介しながら理論を学べる一冊です。また、理論だけでなく、基礎概念(例:戦略的思考、仮説思考など)も述べているため、ただの事例集ではないことが魅力の1つです。さらに、コンサルタントが読むような分厚い本でもなく、ページ下部1/3は図になっているため、初めて読む方にはオススメの一冊となっています。
どこの章から読んでもいいので、各章ごとのチェックテストをしつつ、自分の会社に置き換えて考えてみると理解が深まります。
3.著者も述べている通り、「知っている」「理解している」「実践できている」のでは意味が異なります。そのため、この本では知る、理解することに重きを置いています。また、戦略的思考とは何か?など基礎の概念もわかりやすく解説されているため、自分がすぐに実践できるようになっているので、非常に助かりました。
各章ごとに自分の答えを出してみると、お粗末なことしか書けないことにビックリしました。フレームワークを使いこなすにはまだまだだなと思いました。
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Posted by ブクログ
これは面白い。最近,ケータイ向けのいろいろなサービスを使っているけど,あれもこれもプラットフォームだと気づいた。その他にも実例が次から次へと頭をよぎるよぎる。どれも読みやすく,すぐ読み終わってしまった。何か読み落としてしまうのではないかと思うくらい。
プラットフォームという「場」を構築するだけではなく,参加する場合,その検討をする場合…つまりすべての企業に必要な考え方。うちの会社はどうだろう?
著者はプラットフォームの構築にも携わった実務をこなしている。その関わった事業に対しても,ネガティブな点にも言及しており(Chapter3),著者の本気を感じる。
オープンな戦略をとったそのプラットフォーム自体が負けることはないのか?負けてもなんとかなるものなのか?個人的には「負けない戦略」について,もう少し詳しく知りたくなった。 -
Posted by ブクログ
マルチサイドを持つプラットフォームが、間接ネットワーク効果によって大きな成功を収める事例が目につくが、成功者の影に、不発のまま終わったプラットフォームが幾つも存在している。その成功と失敗の違いは何によるものなのかを本書は考察し示唆してくれる。それは、取引のフリクションを低減させて価値を生むことであったり、参加者の交流促進やバランスであったり、ルールや基準であったりするが、実際に成功するプラットフォームになるための具体的な要素の獲得は、試行錯誤の連続であり、資金が尽きるまでに起爆できるかどうかが問題であるといったことが記されている。
いずれにせよ、主流のミクロ経済学が教えることとは異なるプラットフォームの経済学は、今後も経済学者の研究が行われていることであろうが、その研究のパイオニアによる成果を取りまとめた本書は、この分野の一つのマイルストーンと言える。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者に出会ったのは10年前。
アライアンス仕事術に驚き、そしてこれを学びたい!
と著書を一生懸命読んだ。
ただ、すっかり忘れてしまい、
モヤモヤの溜まる毎日。
改めてこの本を読んで思い出そうと手に取りました。
「過去と周りは変えられない。
周りを無理に変えようとせずに
自分が変わろう。(p36)」
のようなハッとするフレーズと
物語形式で進むストーリーでグングン読み進められました。
自分成長戦略シートなど
過去の著者の作品を振り返ることができ
「場つくり」「人にはない強み」を作っていく
方法もわかりやすかったです。
忘れちゃったなと思う時はサッと読み返せる本
オススメです。 -
Posted by ブクログ
現在経営企画に身をおいているので、短期的な視点だけでなく、
中長期的な視点で事業を如何にドライブしていのかを、世の中の
動きと合わせて考えていかないといけないと思っており、
著者の最新作である本作品を手にしました。
世の中的には1700年代後半に起こった蒸気機関をベースに機械化が
進んだ第1次産業革命から第2次、第3次を経て、現在は第4次産業革命の
時代に入っている。
釈迦に説法ではあるが、IoT、ビッグデータ、AIといった新しい
テクノロジーをベースに産業構造の変化が起こりつつある。
技術革新が進む中、世の中の困っていることを改善する事ができる
ようになり、ものを作って、ものを売るというのではなく、
売りたい人と買いたい人をマッチングすることが容易になり、
且つグローバルに一気に浸透させることができる世の中。
但し、それも周到に準備しないとそうはうまくいかない。
クリティカルマスにどうやって達せられるか?
自分視点ではなく、顧客視点で必要としている、面倒だと思っている
ことを充足もしくは解消できるか。
実現したいことを、企業の視点に重きを置くときっとうまくいかない
ってことを言ってるんだろうなと理解。
ただ、資本力があるとクリティカルマスの到来まで待ち続けるという
戦略を取れるので、グローバルトップ企業が更に強くなる可能性も。
技術の進歩が早いのと、消費者が乗り換え易いサービスは特に
運転が難しいですね。世の中の動きを如何に本質として理解していくかが
重要であると考えます。
以下目次
■PART 1 経済学とテクノロジー
◎第1章 8時に4人の席を~マッチメイカーはいかにしてレストラン予約のフリクションを取り除いたか
◎第2章 「とにかく多くの人にリーチ」の誤謬
◎第3章 ターボ化~マッチメイカーを爆発的に成長させたテクノロジー
◎第4章 フリクションの戦士たち~マルチサイドプラットフォームはいかにして取引コストを発見・低減することで価値を創造するか
■PART2 マッチメイカーの構築、起爆、運営
◎第5章 起爆か、不発か
◎第6章 長距離輸送~価格バランスが導く価値と収益
◎第7章 城壁を超えて~プラットフォームとエコシステム
◎第8章 インテリアデザイン~活動と価値を最大化するプラットフォームの構築
◎第9章 偽物と詐欺師~プラットフォーム参加者の悪い行動を統治する
◎第10章 消える か 燃えるか
■PART3 創造、破壊、変革
◎第11章 現金の移動
◎第12章 行方不明
◎第13章 考えているより遅く早く -
Posted by ブクログ
プラットフォームという視点は必ずしも新しいものではない。昔から、築地市場、証券取引所、百貨店、雑誌などでもとられてきた戦略だからだ。
ではなぜいま、この考え方が注目されているのか。
①技術進歩の速さ--アライアンス(提携)を行うほうが、効率的かつスピーディに対応できる。
②顧客ニーズの多様化--多くのニーズに迅速に対応できる企業だけが生き残ることができる。他社の力を上手に借りることが大切。
③外部ネットワーク効果の迅速かつ広範な拡大
④デジタルコンバージェンスの進化ー音楽、映像、コンピュータ、家電、ソフトなどの産業の垣根が取り壊され、収斂していく。産業自体がなくなっていく可能性すらある。 -
Posted by ブクログ
ネタバレオンラインのビジネス・ブレークスルー大学で取り上げられている論理的思考、問題解決手法。
思考逃避の要因を取り除き、なぜかを問う。市場の未来を見通すための「アナロジー思考」と「プラットフォーム思考」。顧客の未来を見通す「事業構造と顧客交点アプローチ」「時間軸と顧客交点アプローチ」「顧客個人の内面と外部交点アプローチ」。未知の問題を自分で考えると同時に多様な人たちとの討議を通じて集団IQに高めていく。
本を読み、提示されている問いに取り組むことで、思考トレーニングが求められているが、個人的には実際に取り組むには、自身の課題意識、環境など、ハードルの高さを感じた。また、集団IQのためのプラットフォーム(場)も含め、そこまでの取り組みを求められていないことを自覚した。
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