サマミヤアカザのレビュー一覧
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まず、申し訳ないながら。
イラストレーターさんが変わって喜びました。
その辺りは、前作をレビューするときに書きたいと思いますが。
本を手に取るまで知らなかったので、喜びもひとしお。
と言うこともあり、個人的にはかなり好感触なスタート。
守護獣と言う、力のある動物と選ばれた主。
中でもオールマイティーな力を持つペガサスに選ばれた皇子が主人公です。
CPとしては主従です。
但し、人×人です。従はペガサスではありません。
無口な従×優れた主。なのですが、
優れているが故に素直になれない様や、時にはわかっていながら感情に吊られてしまう様が分かり易く描かれています。
そして何より。
ペガサスに期待 -
Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛小説は多々ありますが、この作品はその他諸々とはグレードが違うと思わせる素晴らしいストーリーテリングです。
(帯のあおり文やあらすじは、あまり上手にストーリーを表しているとはいえないのでカバー買いするのが一番正解な気がします。でも歴史舞台は七王国時代のブリテンなのにカバーはそれっぽくないですが。)
行動派な大柄の雰囲気美人で生命力あふれる激情家ヒロインと、影がありつつも男の魅力あふれるヒーロー(仮身分差)。
前半はある程度予想できる展開ではありますが、そこに至る二人の距離が縮んだり遠のいたりする機微のシーン描写がとても細やかで読者を引き込みます。
主人公達が剣の練習をしたり、竪琴と歌声の -
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ネタバレ義理の弟・春陽は、容姿端麗で頭脳明晰、まさに完璧な男。
けれどヒロイン・百合にとっては、息が詰まるほど苦手な存在だった。
彼から距離を置くために職場の同僚と恋人関係になるも、その一線を越えた瞬間から春陽の執着が静かに、そして確実に狂い始める──。
血の繋がらない義姉弟の関係を軸に、抑えつけていた愛情と独占欲が解放されていく流れが非常にドラマティック。
序盤は圧迫感のある空気が続くものの、やがて過去の誤解や家族の歪んだ絆が少しずつ解かれ、愛情が暴力的な執着から“共存”へと変化していく過程が丁寧に描かれていました。
義弟という設定の禁忌さと、そこに潜む愛の真実性。
その境界を巧みに往復する展開は -
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手紙
文通から始まる恋物語って、永遠の少女の憧れですね
80年代の『りぼん』でよく見た設定
ジュリエットは、思慮深く賢い王女。
キャメロンは、とても人間らしい皇帝で、嫉妬深いのが玉に瑕。
ふたりの思考も、行動も、それぞれの立場に立ったら、そうなるよね〜とジレジレしました。
解決はあっさりしたもんですが。
あと、ジュリエットの実家の醜悪さが、後半に効いてきて、ふたりの絆がより深まった、というのは、特にひねりはないけど、お話としては、まとまってたんじゃないかな、と思いました。
大好きな絵師さんの麗しいイラストにうっとりでしたが、私の中で、今回のお話のキャメロンはもう少し体の線が太くてどっしりしたイメージ -
ネタバレ 購入済み
やっと思いが通じ合った蒼井と水無月。よかった~。蒼井の恐怖はいきなり克服できないけど彼が一歩一歩進めて偉い。今度はユメと桜のターン。そして時坂の役とは?どうなるだろう。
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イラストに惹かれて購入
まさかの元嫁登場
しかも子供を連れて
しかし、騙す目的で赤の他人を「子供」として連れて来て、元サヤに収まろうとする
怖いよ