山岡荘八のレビュー一覧

  • 徳川家康(20) 江戸・大坂の巻

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    太平の世の礎を作り上げようとする家康。しかし、まだまだ戦国の思想から抜け出せな人々多数。
    出てくる登場人物も戦の人は出てこなくなった。政治、経済、外交。太平の世を作り上げるのはなかなか難しい。
    しかし、豊臣家。実際はどうなのかはわからないが、どんどん破滅へ向かって行っている。家康の腐心も届かないか。

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    2014年10月24日
  • 徳川家康(14) 明星瞬くの巻

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    秀吉の凋落が始まる。
    こう見ると、秀吉のそばにはあまり人材がいなかったのね、と。強いて言うと、大河を見ているからかもしれないけど、黒田だけだったのか。
    大して取り上げられていなかったが、弟秀長の死が痛かったように思う。
    天下とはどんな人でも狂わせるわけね。
    さて家康、今後どう展開していくか。

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    2014年08月12日
  • 徳川家康(25) 孤城落月の巻

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    大権現様が生涯最期で最大の孤独を耐え忍ぶ25巻。

    秀頼と淀殿を救おうとするも、救えなかった。
    大権現様は天下泰平を維持するためにも
    人情を無視してはならないと考えていたが、
    自分が育ててきたはずの側近や子どもたちには、
    大権現様の考え方は理解されていなかった。
    やはり大権現様も人間だったのだろうか。

    そして秀頼亡き後、世間の怒りの矛先は、
    野心を抱いた松平忠輝や秀頼の遺児国松に及ぶ。
    彼等を救えない事を嘆きつつも、
    自分の努力が足りなかったからだと、
    人を責めずに己を責める大権現様。

    長かったこの物語もついに残り1冊となったが、
    どんな結末が待っているのだろう。

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    2014年03月16日
  • 徳川家康(12) 華厳の巻

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    山岡荘八著の「徳川家康」の12巻・華厳の巻きが読み終わった。
    丁度、全24巻の半分まで来た。

    本巻は秀吉の妹朝日姫を正室に迎えた家康が上洛するという話。
    その後、秀吉は九州征伐に向かい、家康は東国経営に乗り出す。

    本巻の最後の茶屋弥四郎次郎と本多正信のやり取りを読んで、
    何と正信は用心深いというか、疑り深いというかと思った。

    また家康の家臣が正信を嫌っていたのは知っていたが、
    茶屋までが正信のことを嫌っていたというのは知らなかった。

    歴史小説を読むと、いい言葉や話がある。

    本作品では、鳥居彦右衛門元忠がその祖父・伊賀守忠吉の言葉として、
    息子・新太郎に度々聞かせている言葉で、次のよう

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    2014年03月01日
  • 徳川家康(24) 戦争と平和の巻

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    大権現様が使命と情との間での葛藤を耐え忍ぶ24巻。

    冬の陣が終わり、束の間の平和が訪れるが、
    大権現様の平和への祈りと努力も空しく、
    戦乱を望む牢人達により時勢は夏の陣へ向かう。
    そして秀頼と淀殿も戦いを決意する。

    何とかして秀頼と淀殿を助けたいと願う大権現様。
    この辺は案外フィクションでは無いかも知れない。
    秀頼に居なくなって欲しいと打算で考える一方、
    感情では助けたいと願っていた…と、思いたい。

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    2014年02月16日
  • 徳川家康(23) 蕭風城の巻

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    大権現様が人生の汚点を堪え忍ぶ23巻。

    ついに方広寺鐘銘事件が起こり、大阪の陣が始まる。
    徳川家康という人物を描くのには避けては通れない出来事だが、
    女子供にヤ○ザな言いがかりを付けた家康はどう見ても悪である。

    ドライでシビアなことを言ってしまうと、徳川家を頂点とした社会を作り、
    平和を維持するには豊家の存在ははっきり言って邪魔であり、
    秀吉亡き後の豊家には最早政権担当能力は無かったのだから、
    家康の行為は人としては間違っているが、天下人としては正しい。

    山岡先生はここでは大阪城は秀吉には相応しい居城だったが、
    片桐且元と主君の秀頼には大きすぎる城だから手放すよう
    謎掛けをするために大権

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    2013年12月28日
  • 徳川家康(22) 百雷落つるの巻

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    大権現様が泰平を乱す綻びを堪え忍ぶ22巻。

    将来が危ぶまれた秀頼も立派な青年に成長し、
    戦乱続きのヨーロッパを尻目に泰平を謳歌する日本。
    目を閉じると平和な江戸時代の光景と共に執筆当時の
    新幹線が走り、オリンピックの開催に湧く東京の光景が思い浮かぶ。
    だが、その平和も大久保長安の野心に様々な要因が絡み、綻び始める。

    志を果たし、日課念仏に勤しむ大権現様だったが、
    まだまだ休ませてはもらえなかった。

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    2014年04月14日
  • 徳川家康(21) 春雷遠雷の巻

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    大権現様が海外の問題を堪え忍ぶ21巻。

    カトリックとプロテスタントの対立に
    大久保長安が絡んでくるが、
    海千山千の大権現様には
    そんな企みは通用しなかった。
    あっさり露と消える長安の野心。

    ここに来て少し丸くなる淀殿と、
    その淀殿の妹だけあって、
    勝ち気だったが、大権現様の影響で、
    堪え忍ぶことの素晴らしさを知るお江の方。
    於大の方から伝えられた堪忍が、
    連綿と受け継がれているようで感動した。

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    2013年12月01日
  • 徳川家康(3) 朝露の巻

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    朝露の巻。平手政秀自殺。竹千代元服で元信に。雪斎死す。岡崎に帰省。鶴姫と結婚。元康に改名。初陣。木下藤吉郎登場。嫡子竹千代誕生。桶狭間の合戦。

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    2013年08月11日
  • 徳川家康(7) 颶風の巻

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    長篠の戦い。
    卓抜した戦術で武田騎馬隊撃破。
    信長、覇王への道を突き進む。
    信康、築山御前。家康は女が多過ぎて、家庭を築く事ができなかったか・・・。

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    2013年07月29日
  • 小説 太平洋戦争(4)

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    おじいちゃんの話を聞いているような(笑)

    小説って言うかなんていうか。
    たまに思いが突っ走っちゃってる。
    冷静ではないなぁと。

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    2013年06月19日
  • 徳川家康(18) 関ケ原の巻

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    大権現様が勝利の空しさを堪え忍ぶ18巻。

    ついに関ヶ原の戦いが終わり、
    長い長いこの物語も終盤に差し掛かった。

    小早川秀秋を始めとする武将達の裏切りが、
    関ヶ原の戦いの東軍の勝因と言われているが、
    三成は心のなかで味方の諸将を蔑んでいたので、
    東軍の勝利は当然のものであるように描かれている。

    「勝てば官軍」の一言で切り捨ててしまうことも出来るが、
    物事は色々な面を持っているので、一理あるのかも知れない。

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    2014年09月20日
  • 徳川家康(17) 軍荼利の巻

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    大権現様が天下人としての使命を堪え忍ぶ17巻。

    直江状により上杉征伐を決意し、
    天下泰平のための戦いに臨む大権現様。
    幼少からの家臣である鳥居元忠が自ら捨石になり、
    出自のために翻弄された細川ガラシャも犠牲になってしまう。
    立場は違えど、二人の死に方はまさに殉死である。

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    2014年04月14日
  • 徳川家康(16) 日蝕月蝕の巻

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    大権現様が天才の策謀を堪え忍ぶ16巻。

    文治派と武断派の対立のはずだが、
    大権現様を取り除こうとする三成が話の中心で武断派の影は薄い。
    前巻では秀才の木の実が天才の三成に一杯食わされたが、
    今巻では苦労人のお袖が苦労知らずの三成を諭す。

    そしてこの物語の初期から登場していた
    前田利家公がついに退場してしまった。
    星空の下で少女のまつと共に秀吉に助けられて、
    逐電したシーンが脳裏に蘇り、とても感慨深い。

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    2014年04月29日
  • 小説 太平洋戦争(3)

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    「小説 太平洋戦争〔3〕 南太平洋の死闘」山岡荘八
    歴史小説。油色。
    全九巻の三。

    よくよく取り上げられる日本軍敗退への序章。読んでいて感じるのは、事実どうだったかは置いておいても、「司令部は現地のことが分かっておらんのだ!」という前線の不満と、そのうえ国のため理想のために軍規に準じて作戦行動の駒になるのが当たりまえだということ。
    死、というものに直結する恐怖もさることながら、言論思想の統制・矯正という面でも、戦争のおぞましさをみられると思う。

    3巻は、ミッドウェー海戦とガダルカナル島の戦い。
    (3)

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    やっぱり、国に殉じて人がどんどん死んでゆくんじゃないか…。
    自発的か否か。

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    2013年03月05日
  • 小説 太平洋戦争(2)

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    「小説 太平洋戦争〔2〕 緒戦の攻防」山岡荘八
    歴史小説。ジャングル色。
    全九巻の二。

    日本軍はアジアの戦役において敗走を続けた、と云う誤った先入観を持っている人は多い気がする。
    かくいう自分がそうでした。
    開戦直後3カ月前後の、陸海軍快進撃を描く。

    2巻は、マレー攻略、フィリピン攻略、蘭印攻略の途中まで。(3)

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    p28.
    しかし、維新以来の国防国家的な特異性の中で育てられて来た子供たちが、白人文明のゆがみに腹を立て、眦を裂いて蹶起したとしても彼らにそれを責める資格があるであろうか。

    p95.
    一般の兵隊は、〜戦うことがより正しい世界の創造に通ずるであろうということを、疑う

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    2013年02月27日
  • 小説 太平洋戦争(1)

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    「小説 太平洋戦争〔1〕 十二月八日前後」山岡荘八
    歴史小説。茶色。
    全九巻の一巻。

    中学生のとき以来、本格的な長編歴史小説を読み始めました。
    (あのとき読んだのは確か義経本だったと思うのだけど、散々ネットで探しても該当のものが出てきません。。15巻〜くらいある文庫でした。)
    案外読みやすくて、題材もメジャーなところなのですいすい読んでいます。

    1巻は、日ソ不可侵条約から真珠湾攻撃まで。
    (3)

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    以下メモ

    大義名分
    通州事件

    確かにおそらく欧米の人にとって、東洋の何を考えているかわからないような、不気味さ、不快感、みたいなものはあるのかもしれないな。

    p122.l8

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    2013年02月23日
  • 徳川家康(1) 出生乱離の巻

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    家康生まれる前。
    知らない出来事がたくさん。
    なかなか大変そうだ。
    天海和尚もう登場か・・・?

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    2013年02月14日
  • 徳川家康(15) 難波の夢の巻

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    大権現様が主君の凋落を堪え忍ぶ15巻。

    大陸出兵が失敗し、家中の対立が起き、
    不気味な音を立てて崩壊していく豊臣政権。
    そしてパワフルだった秀吉も弱い老人になり、
    人生の空しさを漏らしながら死んでいく。

    そこで我等が大権現様は天下泰平のために
    自らがリーダーシップを取り始めるが、
    それを快く思わない三成を中心とする五奉行。
    いよいよ関ヶ原の戦いが迫ってきた。

    秀忠公の成長に嬉しくなり、
    トリックスター的存在だった才女の
    木の実が修羅場をくぐり抜けてきた
    人々に敗北していく様を見て複雑な気持ちになった。

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    2013年12月01日
  • 徳川家康(14) 明星瞬くの巻

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    大権現様が早春の寒さを堪え忍ぶ14巻。

    尾張小牧の戦いでの政治的敗北以来、
    逆境の連続だった大権現様だったが、
    江戸の街づくりが順調に進み、
    錆び付いていた歯車が回り始めた。
    だが、まだ耐えるべき時期だと諭す天海。

    一方、やることなすことうまくいっていた秀吉は、
    弟秀長の死以降、次々と凶事が訪れる。
    そしてついに大陸出兵が始まる。
    これまで秀吉の怖ろしさを見せつけられたが、
    何だか気の毒になってきた。

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    2013年12月01日