小説 太平洋戦争(2)

小説 太平洋戦争(2)

809円 (税込)

4pt

3.5

暗号電はついに打たれた。「ニイタカヤマノボレ」――昭和16年12月8日、日本帝国海軍航空戦隊は、アメリカの太平洋艦隊基地ハワイ真珠湾急襲に成功。南太平洋方面にも、陸海軍がいっせいに進撃を開始した。マレー、フィリピン、ジャワ――連日大勝利を報ずる大本営発表に、国民は狂喜した。

...続きを読む

小説 太平洋戦争 のシリーズ作品

1~9巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~9件目 / 9件
  • 小説 太平洋戦争(1)
    809円 (税込)
    昭和16年、日米両国は最悪の関係に陥っていた。前年の日独伊三国同盟に徹底対抗を宣するアメリカ。大統領ルーズベルトは、すでに対日戦争の肚を固めていたのだ。日本は打開策を模索し、再三交渉の特使を派遣するが……。太平洋戦争全史を描いた唯一の大河小説、今よみがえる! 全9巻。
  • 小説 太平洋戦争(2)
    809円 (税込)
    暗号電はついに打たれた。「ニイタカヤマノボレ」――昭和16年12月8日、日本帝国海軍航空戦隊は、アメリカの太平洋艦隊基地ハワイ真珠湾急襲に成功。南太平洋方面にも、陸海軍がいっせいに進撃を開始した。マレー、フィリピン、ジャワ――連日大勝利を報ずる大本営発表に、国民は狂喜した。
  • 小説 太平洋戦争(3)
    792円 (税込)
    開戦当初のはなばなしい戦果に酔った日本軍も、しだいに苦境に追いこまれる。山本五十六の「緒戦は勝つが長びけば……」の言葉は、現実となりつつあったのだ。ミッドウェー、ガダルカナル――日ごとに疲弊の度を増す戦力をかかえて、軍隊という巨大組織の統率者は、また兵士は、いかなる戦争を闘ったか。
  • 小説 太平洋戦争(4)
    815円 (税込)
    米軍の南太平洋諸島への反撃は、圧倒的物量とともに予想以上の速さだった。ガダルカナル、ニューギニア――退路のない南の島で、弾薬、食糧の補給が尽きた日本軍は、たちまち泥地獄に追いこまれる。ガ島ではかろうじて掉尾の撤退作戦だけが成功を見たが、苦闘の中にこそ指揮官の真の姿が現われていた。
  • 小説 太平洋戦争(5)
    809円 (税込)
    全戦線で日本軍の疲弊が目だちはじめたころ、ビルマでは牟田口第15軍指令官の怒号一喝、インパール作戦の火ぶたが切られた。しかし、思わぬ作戦齟齬の罠が待ちかまえていようとは! 柳田第33師団長の作戦変更の要求、そして佐藤第31師団長の“抗命事件”。炎熱と飢餓のなかで戦う将兵の胸中は……。
  • 小説 太平洋戦争(6)
    809円 (税込)
    玉砕の悲報があいついで大本営に飛びこみ、東条内閣は崩壊した。次なる小磯国昭内閣も戦争終結への策は取り得ず、サイパンを陥した米軍主力はフィリピンに迫って、苦境はさらに続く。もはや海と空の戦いに残されたのは、戦争史上例を見ない特攻作戦のみであった。神風・神雷特別攻撃隊、ついに出撃!
  • 小説 太平洋戦争(7)
    814円 (税込)
    戦局は日ごとに厳しさを増し、制海権、制空権ともに失った日本軍は、増援の手段もなく南海諸島に孤立した。ここ硫黄島でも酷烈な地熱と悪臭に耐えて、栗林中将以下2万3千人の将兵が息を殺して敵襲を待つ。もはや千に一つの生還も期しがたく、あるは絶対死のみ。中将はついに玉砕の決意を大本営に打電した。
  • 小説 太平洋戦争(8)
    814円 (税込)
    世界最大を誇る超弩級戦艦大和が、いま大海原に乗り出していく。同行は8隻の駆逐艦と巡洋艦1隻のみ。護衛艦載機ゼロのまる裸の出撃なのだ。海上特攻! まさに「われらかく戦えり」という帝国海軍の意地をかけた戦争終了をめざす突撃だった。前途には沖縄に孤立する人々の熱い期待があったのだが……。
  • 小説 太平洋戦争(9)
    792円 (税込)
    昭和20年8月15日、ついにポツダム宣言を受諾、日本の敗戦はきまった。武人たちは簡潔な遺書を残して自決し、天皇は「責任は私が負う」とマッカーサー元帥に告げた。そして「何世紀もの文明を抹殺する思想」で東京裁判が始まる……。滅私奉公に徹し祖国の不滅を信じて逝った人への鎮魂の巨編、完結!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

小説 太平洋戦争(2) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年03月31日

    第二巻。真珠湾奇襲で始まった太平洋戦争の、マレー半島、フィリピン、インドネシアでの激戦を描く。

    既に、現場の状況を全く理解しない大本営や、精神主義で非合理的な決断を繰り返すリーダーたちが登場する。それに比べた個々の兵士たちの強さ。戦後の日本企業においてもいまだ引きずっているこのカルチャー。いったい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月11日

    開戦後、序盤は東南アジアで快進撃を続ける日本軍。その目的が、資源にあったことに恥ずかしながら、この小説を読んで初めて知りました。マレー半島、フィリピン、インドネシアと、次々と攻略。なかなか読みにくい部分もあり、読むのがしんどいのですが、まだ先は長い。

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月06日

    小説なのかどうか…たまに感情的な箇所もあるから、小説なのかな?(笑)
    こういうものが、時折「誰も知らなかった太平洋戦争の真実」とか題名つけて売られてる気がする。
    切ない。

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月19日

    第 1 巻を読んだ後長く積読だった大河小説。76回目の終戦記念日のタイミングでやっと続きを。山のようにある太平洋戦争関連の小説の中でも、開戦から終戦までをストレートに描き切っている数少ない作品。感情論に走るところはあるものの、従軍記者経験が十分に生かされていて分かり易い。執筆期間は1962 年から約...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年05月15日

    開戦前から作戦を立て敵地近くまで迫っていた日本軍は、緒戦各地で戦果を得る。石油の供給を断たれた日本はその確保のため蘭印を攻める。陸軍司令官を贔屓目に記述している。2018.5.14

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月27日

    「小説 太平洋戦争〔2〕 緒戦の攻防」山岡荘八
    歴史小説。ジャングル色。
    全九巻の二。

    日本軍はアジアの戦役において敗走を続けた、と云う誤った先入観を持っている人は多い気がする。
    かくいう自分がそうでした。
    開戦直後3カ月前後の、陸海軍快進撃を描く。

    2巻は、マレー攻略、フィリピン攻略、蘭印攻略...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年04月23日

    山本は『戦争にせよ,賭博にせよ神様が喜ぶことでは決して無い。したがって正義がこちらにある時は,止むにやまれぬものとして天佑があるだろう。その天佑も信じられないような戦ならば全作戦を放棄するのが良い』と考えていた。逆にこのように考えた上で,大艦巨砲主義の思想が中心だった日本の作戦から抜け出し,航空機が...続きを読む

    0

小説 太平洋戦争(2) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

小説 太平洋戦争 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

山岡荘八歴史文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

山岡荘八 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す