小説 太平洋戦争(9)
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小説 太平洋戦争(9)

792円 (税込)

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昭和20年8月15日、ついにポツダム宣言を受諾、日本の敗戦はきまった。武人たちは簡潔な遺書を残して自決し、天皇は「責任は私が負う」とマッカーサー元帥に告げた。そして「何世紀もの文明を抹殺する思想」で東京裁判が始まる……。滅私奉公に徹し祖国の不滅を信じて逝った人への鎮魂の巨編、完結!

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小説 太平洋戦争 のシリーズ作品

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  • 小説 太平洋戦争(1)
    809円 (税込)
    昭和16年、日米両国は最悪の関係に陥っていた。前年の日独伊三国同盟に徹底対抗を宣するアメリカ。大統領ルーズベルトは、すでに対日戦争の肚を固めていたのだ。日本は打開策を模索し、再三交渉の特使を派遣するが……。太平洋戦争全史を描いた唯一の大河小説、今よみがえる! 全9巻。
  • 小説 太平洋戦争(2)
    809円 (税込)
    暗号電はついに打たれた。「ニイタカヤマノボレ」――昭和16年12月8日、日本帝国海軍航空戦隊は、アメリカの太平洋艦隊基地ハワイ真珠湾急襲に成功。南太平洋方面にも、陸海軍がいっせいに進撃を開始した。マレー、フィリピン、ジャワ――連日大勝利を報ずる大本営発表に、国民は狂喜した。
  • 小説 太平洋戦争(3)
    792円 (税込)
    開戦当初のはなばなしい戦果に酔った日本軍も、しだいに苦境に追いこまれる。山本五十六の「緒戦は勝つが長びけば……」の言葉は、現実となりつつあったのだ。ミッドウェー、ガダルカナル――日ごとに疲弊の度を増す戦力をかかえて、軍隊という巨大組織の統率者は、また兵士は、いかなる戦争を闘ったか。
  • 小説 太平洋戦争(4)
    815円 (税込)
    米軍の南太平洋諸島への反撃は、圧倒的物量とともに予想以上の速さだった。ガダルカナル、ニューギニア――退路のない南の島で、弾薬、食糧の補給が尽きた日本軍は、たちまち泥地獄に追いこまれる。ガ島ではかろうじて掉尾の撤退作戦だけが成功を見たが、苦闘の中にこそ指揮官の真の姿が現われていた。
  • 小説 太平洋戦争(5)
    809円 (税込)
    全戦線で日本軍の疲弊が目だちはじめたころ、ビルマでは牟田口第15軍指令官の怒号一喝、インパール作戦の火ぶたが切られた。しかし、思わぬ作戦齟齬の罠が待ちかまえていようとは! 柳田第33師団長の作戦変更の要求、そして佐藤第31師団長の“抗命事件”。炎熱と飢餓のなかで戦う将兵の胸中は……。
  • 小説 太平洋戦争(6)
    809円 (税込)
    玉砕の悲報があいついで大本営に飛びこみ、東条内閣は崩壊した。次なる小磯国昭内閣も戦争終結への策は取り得ず、サイパンを陥した米軍主力はフィリピンに迫って、苦境はさらに続く。もはや海と空の戦いに残されたのは、戦争史上例を見ない特攻作戦のみであった。神風・神雷特別攻撃隊、ついに出撃!
  • 小説 太平洋戦争(7)
    814円 (税込)
    戦局は日ごとに厳しさを増し、制海権、制空権ともに失った日本軍は、増援の手段もなく南海諸島に孤立した。ここ硫黄島でも酷烈な地熱と悪臭に耐えて、栗林中将以下2万3千人の将兵が息を殺して敵襲を待つ。もはや千に一つの生還も期しがたく、あるは絶対死のみ。中将はついに玉砕の決意を大本営に打電した。
  • 小説 太平洋戦争(8)
    814円 (税込)
    世界最大を誇る超弩級戦艦大和が、いま大海原に乗り出していく。同行は8隻の駆逐艦と巡洋艦1隻のみ。護衛艦載機ゼロのまる裸の出撃なのだ。海上特攻! まさに「われらかく戦えり」という帝国海軍の意地をかけた戦争終了をめざす突撃だった。前途には沖縄に孤立する人々の熱い期待があったのだが……。
  • 小説 太平洋戦争(9)
    792円 (税込)
    昭和20年8月15日、ついにポツダム宣言を受諾、日本の敗戦はきまった。武人たちは簡潔な遺書を残して自決し、天皇は「責任は私が負う」とマッカーサー元帥に告げた。そして「何世紀もの文明を抹殺する思想」で東京裁判が始まる……。滅私奉公に徹し祖国の不滅を信じて逝った人への鎮魂の巨編、完結!

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    Posted by ブクログ 2010年06月03日

     敗戦を迎えたあとも、日本人の自決、極東国際軍事裁判、満州国解体・・・など、悲愴な時代は続いていく・・・
     この戦争は自衛戦争であり、白色人種以外の人種の民族解放につながる戦争であったはずなのに、敗戦とともに態度を変えてしまう日本人もいた・・・・。現在に住む我々がそういう方々を批難することはできまい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月13日

    戦争終結とともに自殺する軍人たち。今ではおよそ考えられない考えの下の行為で、これは昔の侍のようです。こういったことは、遠い昔のことのようでありながら、わずか80年ほど前の出来事。この本を読んで戦争は絶対にやってはいけないこと。そして戦争終結後の満州国に残された人たちの悲劇も、辛い出来事。著者のソ連を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月21日

    完結編。ポツダム宣言受諾を受け天皇から詔勅が発せられた。マッカーサー厚木基地到着までの緊迫感はあったものの敗戦を大きな混乱なく粛々と受け入れた。多数の命と生活を奪った戦争の愚かさを改めて実感する。2019.2.21

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    Posted by ブクログ 2010年05月04日

    読み終わった

    ついに読み終わった

    山岡荘八歴史文庫全

    感激した

    天皇陛下万歳!

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年06月09日

    いよいよ最終巻だ。

    陛下の玉音放送に先立ち,日本が条件付で受諾することが日本軍の青年将校達に漏れ,彼らの動きは慌しくなった。ある者はテロによって,平沼,近衛,岡田,鈴木,米内,東郷を暗殺すべきだとし,またある者は陸軍大臣の治安維持のための兵力使用権を利用し,実質的にクーデターを断行すべきだとして,...続きを読む

    0

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