角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ発展途上国の子供たちの支援に力を入れている国際NGO『プラン』が推進する「Because I am a Girl」キャンペーン。これは、女性であるがゆえに様々な困難に直面する途上国の女の子たちの問題を訴え、彼女たちが「生きていく力」を身につけることを目指すグローバル・キャンペーンだ。
そしてこの本は、その主旨に賛同する各国の作家たちが様々な支援の現場を視察し、その体験をもとに執筆するという形で発行された7人の作家による書き下ろし短編集。
ドキュメントあり、深刻な現場にインスパイアされたフィクションもあるが、今日もどこかの国で暮らす名もなき少女たちの真実に迫る物語だ。 -
Posted by ブクログ
中古車を手に入れた"僕"は、高校時代の同級生たちの家を見せびらかせに回るのだが、誰も期待するような反応をしてくれず、落胆のあまりつい嘘をついてしまう。「実は遠くにいくことにしたから会いにきた」と。
確かにみんな食いつきは良くなったものの、しかしそれが運の尽きで、好きでもない女を助手席に乗せて、聞きたくもない話を聞かされるハメになってしまう。
さらに"僕"は嘘に嘘を重ねながら、助手席に座る"彼女たち"の目的地までネモ号を走らせることになる。
ロードノベルのはずなんだけど、まったく動いている感じがなかったのは、わたしが関西人で土地勘がないからなのか……とにかくロードノベルさは感じられない。
非凡に憧れる平凡な青年の鬱屈とした感じは好きだなあー。平凡でもいいや、いや案外平凡って非凡かも、と気づけば世界は変わるのにね。 -
Posted by ブクログ
人気著作も数多い作家の角田光代さんと、歌人の穂村弘さんが、同じテーマ…主として恋愛について自分の考えをや意見を述べたちょっと風変わりなエッセイでした。
「1.好きというハードル」「2.内面か外面か」「3.おごられ女、割り勘女」
・・・・・・・「17.男の勲章、女の勲章」「18.錯覚と致命傷」
「21.ファッションがアピールするもの」・・・・・etc
全部で「24」あるテーマについて、それぞれのエッセイが対比されるように書かれているのですが、こんなにも男女の間で考えが違うのかと、興味深く読めました。
一つ例にとるなら「おごられ女、割り勘女」。
女性の角田さんの文章を読んで穂村さんは驚いたと述べています。
男性からみて女性がこんな風に思っているとは驚きだったというのです。
「デート費用をどうするか」にすら、裏で働く細かい女性心理、男性心理が読めて面白かったです。
私も自分なりに考えてみると、おごったりおごられたりは、恋愛の感情とは全く別の問題だと思います。年上の者あるいは社会的立場の者が年下や部下におごったりするのは、あってもいいことだと思いますが・・・。
「異性」というタイトルどおり、異なる性別の生き物の恋愛考察を学ぶには、ちょうどいい作品です。これを完読して両方の言い分を理解できれば、恋愛上手になれること間違いなし!
私には理解できない部分もあり、到底恋愛上手にはなれませんが・・・。