山田芳裕のレビュー一覧

  • へうげもの(2)

    購入済み

    信長forever

    2巻でいきなり本能寺の変だが........そんなばかな!?という強烈な展開だ。史実の捻じ曲げもここまでいけばアートなんじゃないでしょうか?絵も山田芳裕ここにあり!といった構図のオンパレード。この巻は本作序盤の最大のヤマ場といえるでしょう。

    0
    2013年09月27日
  • へうげもの(16)

    Posted by ブクログ

    毎回楽しみに読んでいる。徳川幕府が開かれて新しい時代になった。豊徳合体と面白い動きが出てきた。早く続きを読みたい。。

    0
    2013年08月11日
  • へうげもの(15)

    Posted by ブクログ

    歴史好きには堪らない作品で、一巻から欠かさずに読んでいる。信長、秀吉、家康の時代を実在した古田織部の視点から描いていてとても斬新。早く続きをよみたいなぁ。

    0
    2013年05月18日
  • へうげもの(16)

    Posted by ブクログ

    安定して面白いです。
    今後の伏線が多く展開されているのかな。
    歴史上の人物なので結果どうなったか、は周知の事実ですが、これから大阪の陣まで、どういうストーリーを展開してくれるのか楽しみです!

    0
    2013年03月10日
  • へうげもの(3)

    Posted by ブクログ

    桔梗の膳で見せた、明智の最後の数奇。自分の苦境を形づくった宗易のわび数奇でありながら、宗易のそれとはまったく違う風情に人柄を感じる。

    0
    2012年09月27日
  • へうげもの(1)

    匿名

    購入済み

    こんなに何度も読みかえすマンガはジョジョ以来かな

    0
    2012年09月16日
  • へうげもの(15)

    Posted by ブクログ

    ついに物語はin関ヶ原!大筋は史実どおりながらも細かいところで独自の描写を入れてくるところはさすがの山田節。この関ヶ原は定番なようで新しい!織部も主人公らしく派手に活躍します。どんな描写かはぜひ読んで確かめてください。

    ちなみに決着まで描かれます。

    0
    2012年08月10日
  • へうげもの(15)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    関ヶ原小早川の裏切り・へうげもの的裏事情。関ヶ原自体はあっさり終わったが、石田三成、対古田織部は完勝でござる。

    0
    2012年08月02日
  • へうげもの(3)

    Posted by ブクログ

    本能寺後。真面目ゆえに苦境に立たされる光秀の苦悩。そして自分が武者なのか数寄者なのかを見きわめ、重大な決意に至る左介。名物を見るときの左介の表情がなんともいいのよね。すばらしい物に恍惚と見ほれるだけでなく、しょぼい代物を見せられてがっくりするときの落胆ぶりもなんともいいです。

    0
    2012年02月28日
  • へうげもの(2)

    Posted by ブクログ

    本能寺の変に向かって緊張が高まる巻。細川藤孝の絵だけ妙にリアル、と思ったら、こりゃあほかでもない、細川護煕元首相じゃござんせんか(笑)。気づいて吹き出してしまいました。

    0
    2012年02月28日
  • へうげもの(1)

    Posted by ブクログ

    絵はアクが強いけれど、おもしろい。わたしが戦国時代の話がどうも苦手なのは地図が頭に入っていないからなのだけど、その点、とても親切にいちいち地図が出てきて、現在の地名もいっしょに記されているので、戦国大名たちの動きがよくわかる。しかも茶の湯、名器を切り口にしているのがユニーク。新たな価値を生み出そうとする、超然としていながらとてつもなくどろどろとした千利休も興味深い。

    0
    2012年02月26日
  • へうげもの(14)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いよいよ物語は天下分け目の関ヶ原に向けて一直線!果たして石田三成の戦略は?徳川家康の思惑は?

    史実に沿っていながらも数寄をテーマに随所に著者独自の解釈もおりまぜながら進むのが面白いへうげものもいよいよ関ヶ原。14巻ではまさに合戦前夜というところまでです。
    ガラシャの最期は独自の描き方でおもしろかったなあ。

    0
    2012年02月03日
  • へうげもの(6)

    Posted by ブクログ

    歴史上最大の茶の湯の祭典、「北野の大茶会」が始まる。
    全国津々浦々から腕自慢の数寄者が京の都は北野の天満宮に集結する。
    一方で豊臣秀吉の勢力圏を逃れ小田原の北条に身を預けた山上宗二。宗二は北条の庇護の下、はじめて自分の心の在り方を見詰めなおす。
    秀吉と宗二の今後が、お茶々のもとへ急ぐ秀吉の目前に現れた落書きの一件に示唆されている。
    秀吉がみた織田信長の悪夢の場面は作者お得意の猟奇的シーン。
    6巻も僕の評価は満点である。

    0
    2011年09月12日
  • へうげもの(5)

    Posted by ブクログ

    茶の湯を語るとき「藁家に名馬を繋ぐが如し」と言う言葉が珍重される。
    野の茶人・丿貫(へちかん)を古田織部が尋ねるくだりに、その場面が描かれている。
    といっても、文章も説明もなく、ただ絵だけの風景描写だ。
    ちょっと自慢だけど、そんな細部に気付いた自分の数寄者ぶりが嬉しい。
     
    この巻には、特筆すべき大きな動きはなく、衝撃的な出来事も見られない。

    しかし、それに反して侘び数寄のヒントがあちこちにごろごろと石ころのようにさりげなく転がされている。
    お見逃しなきように。

    北野天満宮での大茶会、行ってみたかったなぁ。

    0
    2011年09月08日
  • へうげもの(4)

    Posted by ブクログ

    「へうげもの」での千宗易は甚だしく由々しき人物である。
    信長暗殺を諸大名に示唆したり、安土城天守を紅蓮の炎に包ませようと画策したり。果ては秀吉に帝毒殺を教唆したり。
    侘び茶の価値を不動のものとし、茶の湯の世界観だけを至上の大命題と考える宗易の不気味さ。
    しかし、宗易を知るにつれ、読者は彼の魅力に抗い難いものを感じてしまうことになる。

    千宗易の妙喜庵待庵と豊臣秀吉の黄金の茶室の対比が面白い。
    また、待庵を真似てこしらえた古田織部の渋庵での茶会のくだりも面白かった。

    織部の接待と家康の接待の様子も興味深く読めた。

    このマンガの面白みのひとつはこうした場面の対比と、緊張と緩和の差し挟み方の妙だ

    1
    2011年09月06日
  • へうげもの(3)

    Posted by ブクログ

    とんでもない描写から始まる。
    こんな荒唐無稽な時代ものは他にはあるまい。
    しかし、それが織田信長と豊臣秀吉の間の出来事となると、なんか歴史的信憑性が感じられてくるからフシギだ。
    猟奇的なシーンではあるが、目を釘付けにされてしまう。
    日本史上、大きなる転換点となる本能寺の変にこんなマンガ的史実が隠されていたのだね。
    漫画家の想像力に僕は完敗した。
    とにかくスッゲー場面が度肝を抜く。
    きっとあなたもそうなると確信する。

    0
    2011年09月06日
  • へうげもの(1)

    Posted by ブクログ

    一巻しかもっていないけれど 全巻ほしい。
    「モノ」に対する“拘りの心”が刺激される。
    本当のオシャレが分かる漫画。

    0
    2011年09月06日
  • へうげもの(2)

    Posted by ブクログ

    近頃の歴史ものでは織田信長の天下布武の思想が戦国の世に終止符を打つための必須のプロパガンダででもあったかのようである。
    それではお前はどう考えるのか、と問われると、答えを出しかねるが、比叡山を焼き討ちした信長を思うと素直に天下布武に頷けるものではない。
    僕は比叡山をこよなく愛しているからね。
    それでも信長がかっこいいことは認めてしまう。
    「へうげもの」での信長もかっこいい。
    むかつく存在なのは秀吉だ。
    そして悪の権化は千宗易だ。
    ひたすらひょうげているのが古田織部だ。
    一直線なのが山上宗二だ。
    典型として分類するとこうなる。
    でも何故か誰もかれも心から憎めない。
    それは読者の誰もが自分の中に彼

    0
    2011年09月03日
  • へうげもの(1)

    Posted by ブクログ

    「たなぞう」からの移民の一人です。
    あちらとは違う書評を書くべく読み直しました。
    なんて潔い態度のわたくしでしょうか。
    って、じつはたなぞうに書いた時点では、人物評定がいまいちだった。
    いや、それどころか、誰が誰だか特定できていない状態書いちゃったのです。
    うーん、よくない人だ、僕は。
    で、改めて書き直しますよ、潔癖な人ですから、僕は。

    織田信長暗殺の首謀者が千利休であった!

    これは歴史的新解釈だ。

    でも、荒唐無稽なこの考えに充分に根拠を与えているところは作者の力量だ。

    主人公である古田織部。織田信長。豊臣秀吉。千利休(この巻ではまだ宗易と名乗る)。山上宗二。人物設定がしっかりとしてい

    0
    2011年09月03日
  • へうげもの(9)

    Posted by ブクログ

    いよいよこの巻にて千利休が切腹をする。
    「へうげもの」の長い物語の中盤でのクライマックスシーンは日本の茶道史における最も重大なる出来事でもある。

    大名でもなければ武士でもない千利休が切腹を命ぜられる。

    下剋上を自らが巻き起こしてきた秀吉は利休の成り上がりを恐れる。侘び茶という気高き精神世界においてもはや揺ぎ無い高みに就いた利休。利休を慕う大名たちが武門以外にも大きな価値のある世界観を見出してしまったことも切腹にいたる一因か。
    それは本を読んで判断してください。

    切腹の室に向かう利休が僕には敵対するやくざの組に単身殴り込む高倉健に見えて仕方が無かった。

    へうげものである古田織部だが利休切

    0
    2011年09月02日