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茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。関白・秀吉の号令一下、北野大茶湯挙行。空前絶後のわび数奇EXPOに、織部イノチガケ。生か死か、武か数奇か、それがますます問題だ!!
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Posted by ブクログ
全25巻。 破天荒に描いているようで、織部のエピソードなどはけっこう史実に基づいている。茶器も調べたら写真にそっくりに描かれていて、かなり調べつくして描いてることが窺える。
歴史上最大の茶の湯の祭典、「北野の大茶会」が始まる。 全国津々浦々から腕自慢の数寄者が京の都は北野の天満宮に集結する。 一方で豊臣秀吉の勢力圏を逃れ小田原の北条に身を預けた山上宗二。宗二は北条の庇護の下、はじめて自分の心の在り方を見詰めなおす。 秀吉と宗二の今後が、お茶々のもとへ急ぐ秀吉の目前に現れ...続きを読むた落書きの一件に示唆されている。 秀吉がみた織田信長の悪夢の場面は作者お得意の猟奇的シーン。 6巻も僕の評価は満点である。
侘びとは何か…。模索する古織の滑稽なまでの『侘び』との格闘。利休の何か得体の知れないものに変わっていく『侘び』。哲学だったり生き様だったり、政治だったり…。生をかけて値するモノなんでしょう。読みながら唸ります。すごく面白い。
歴史上の人物を等身大に描いていて面白いです。 現代では日本の文化として根付いているものも、それを作り出した当時の人たちにはいろいろと思惑もあるわけで。 500年後に今の文化のうちどれが残ってどう扱われているかと考えると楽しくなります。
織部の迷走?が面白すぎる笑 読んでいて面白かったのが、この漫画の登場人物…数寄者たちは現代アートにハマる人たちに似ている気がするなと思った。
織部守さまのストライプよりも 古田佐介さんが仁王像みて腹筋壊すところが印象に残るとか。 加藤清正はインテレクチャルなをっさん、なんだよな。
利休と織部のわびをめぐる、やりとりが鮮やかに描かれている。 ギャグっぽいマンガなのに、「わび」を感じさせることが本書の魅力かと。
北野大茶会編。 利休、織部ともに文化人として一皮剥け成長する過程が描かれている。 疵蓋のエピソードが秀逸。
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