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茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部(ふるた・おりべ)。天才・信長(のぶなが)から壮大な世界性を、茶聖・千利休(せんの・りきゅう)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。はるばる来たぜ朝鮮半島窯景色。秀吉(ひでよし)による無謀な海外侵略の最中、織部密航団はやきもの革命を誓う。生か死か、武か数奇か、それがますます問題だ!!
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Posted by ブクログ
まさかの石田三成出番ゼロ。物足りないぜ! 「すわっ」三連発とか毎度ながら意表を突く表現で油断ができない。 それにしても柳生宗矩の顔がなんていうか不気味だ……。
今回は日本アートの始祖達の誕生編的な感じです。 今、美術展でも話題の長谷川等伯、日本初の陶芸家とも伝えられる本阿弥光悦のエピソード。浮世絵の始祖として知られる岩佐又兵衛(荒木村重の遺児?)や、柳生が初登場。 そして、あまり日本では詳しく語られる事の少ない朝鮮出兵の描写。蒲生と政宗の駆け引きなど、地味...続きを読むだが相変わらずの面白さ!
利休亡き後、物語は下火になるかと思えば、あにはからん。 織部の死闘が、始まった。手に汗握る展開に。粉青沙器も出てきた!そして、織部の原点も。
戦国時代の武将にして、茶人の古田織部の生涯を追った漫画の10巻。 茶の開祖ともいえる千利休のあとをつぎ、茶頭筆頭となり、数寄の道をひた走る織部。ひしゃげた器の完成を目指して、朝鮮半島へ! 個人的には、8,9,10巻くらいになって、かの時代の主要な数寄人、芸術家、武将たちについて、著者独自の描き方...続きを読むに慣れてきて、楽しくなってきました。 茶の道、茶道具、建築、陶器、絵画、戦国武将の哲学、などを知るに良いです。副読本的な使い方で!
前半は定価で買うのをやめようかと思うぐらいつまらなかったけど、挑戦に密航したあたりから途端におもしろい。 身長もでっかい巨乳のおねえちゃん描きだしたらテンションが上がってるあたりが山田芳裕の素敵なところです。
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