無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
「へうげもの」での千宗易は甚だしく由々しき人物である。
信長暗殺を諸大名に示唆したり、安土城天守を紅蓮の炎に包ませようと画策したり。果ては秀吉に帝毒殺を教唆したり。
侘び茶の価値を不動のものとし、茶の湯の世界観だけを至上の大命題と考える宗易の不気味さ。
しかし、宗易を知るにつれ、読者は彼の魅力に抗い難いものを感じてしまうことになる。
千宗易の妙喜庵待庵と豊臣秀吉の黄金の茶室の対比が面白い。
また、待庵を真似てこしらえた古田織部の渋庵での茶会のくだりも面白かった。
織部の接待と家康の接待の様子も興味深く読めた。
このマンガの面白みのひとつはこうした場面の対比と、緊張と緩和の差し挟み方の妙だと思った。
Posted by ブクログ
前巻の最後で、庇護を請けるため延暦寺を目指した明智光秀は凶刃に倒れたが…。
そこから始まる『へうげもの4巻』。どうやら明智は天海坊なるようすだ。そのほうが面白くなるだろう。
それはさておき、この4巻の主役は秀吉と千利休。織部正となったばかりの古田織部正重然は、彼のささやかな数奇を満たすのみだ。
時代を自らの価値観で覆い尽くさんとする利休と、茶々を迎え色と華へと向かう秀吉。同士であった二人が離れて行く様が4巻の見所だといえるだろう。行き着く先を知っていても楽しみな展開だ。
余談だが最近読んだ『徳川家のカルテ』に、茶々が産んだ秀頼が不倫の子ではないかとの説があった。性欲旺盛な秀吉が、茶々以外の側室と子ができなかったのは彼が無精子症だったのではないかというのだ。ありそうなことだ。現実の茶々は、『へうげもの』の茶々より陰が濃いようだ。
Posted by ブクログ
まだここまでしか読んでいないのですが、面白い。
歴史に興味のある人にとって、さらに細部が凝っていてたまらんのではないかと思います。
主人公を古田織部にする所。
数寄や粋という視点で、男を語るところ着眼点が面白いと思います。
器などの茶道の美をどう漫画で伝えるのだろうと思ったら
主人公の表情と、オノマトペとは!!
ほにゃっ どぉーん という言葉で、その物から感じるものを表現するのに驚きました。でも、何だか伝わります!
また歴史の事件の解釈なども、色々チャレンジされてますね。
明智光秀の清廉さ、そしてその為に、人の欲望や利権に疎くて、自滅していくところが、自分が想像している光秀像にかぶりました。
まとめて読みたいなと思い、覚書にて。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。