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登場人物すべてに不思議な魅力があります。ネタに走りすぎてると感じる人物もいますが、それもまた面白い。絵もきれいで味があり作品にぴったりです。
電子では続きがまだですが、巻が進むにつれての主人公と利休との関係、自分の進む道を見つけて突き進む様子などますます面白くなってきていると感じました。
忘れら...続きを読むれない作品になりそうです。
アニメからはいりました。
読みはじめてから、キャラの不思議な魅力にとりつかれ、すぐに読んでしまいました。
この斬新な解釈は今までの戦国時代ものにない、極めて魅力的な作品です。
評価は星5つにしました。
主人公は戦国時代の200石とりの武士・古田織部。
史実に漫画的な脚色が加えられているものの何故だかリアリティが感じられる面白い作品だ。
織部がこの過酷な戦国の世で何を感じ、何を成すのか、しかと見届けたい。
Posted by ブクログ 2022年01月27日
面白い!続きが読みたい!
漫画で学べる、信長の戦国時代。
佐介の数寄者っぷりが気持ちいい!器が見事で、それ理解する者、その関係がいい、全巻欲しい!
Posted by ブクログ 2021年10月10日
久しぶりに再読。やっぱり面白い!
佐介の数寄者としての姿勢が、本当に心から名物が好きな人って感じで好感が持てる。
知識や蘊蓄をつらつら述べるでなく、「どぺぇっ!」とか「のぺぇっ!」みたいな言葉にならない自分の印象のままに数寄を愛する態度、素朴で好きだなぁ。
信長も秀吉も千利休も、みんな俗っぽくてみん...続きを読むな良い!
歴史考証的にどうなのかとか分からないけど(多分他の歴史ものよりだいぶふわっとしてる?)、実際に生きた彼らが内心こんなこと考えながら戦に明け暮れていてもおかしくないな……と思ってしまう不思議な説得力があるんですよね。
歴史物で、茶の湯がテーマで、それなのにこのような濃くてコミカルな絵柄と表現、、思わずマネしたくなる。
主人公に それほど有名ではないが 茶人として様々なエピソードを持つ「古田織部」を持ってくたところがとても良い。ストーリー展開も自由奔放なところがあるが、ギリギリ史実の範囲内にとどまっているような気がする。各キャラクターの特徴を思いっきりデフォルメした癖のある絵がこれまたいい。
武士としてははみ出し者なのでしょうが、その物に対するこだわりには強く共感します。私も、つい用が足るよりも良いもの、気に入るものを選んでしまい散財してしまうものです。そんな物好きに響く作品です。完結済みですので、一気読みもおすすめ。
かなり凄いです。作者の照れ隠しなのかなんなのか、たまにギャグで外してきますけど真面目に描いたら教科書なんじゃないかってぐらいの歴史ものです。でも堅苦しく無い感じが親しみやすく、ギャグが粋に感じます。
Posted by ブクログ 2012年02月26日
絵はアクが強いけれど、おもしろい。わたしが戦国時代の話がどうも苦手なのは地図が頭に入っていないからなのだけど、その点、とても親切にいちいち地図が出てきて、現在の地名もいっしょに記されているので、戦国大名たちの動きがよくわかる。しかも茶の湯、名器を切り口にしているのがユニーク。新たな価値を生み出そうと...続きを読むする、超然としていながらとてつもなくどろどろとした千利休も興味深い。
Posted by ブクログ 2011年09月03日
「たなぞう」からの移民の一人です。
あちらとは違う書評を書くべく読み直しました。
なんて潔い態度のわたくしでしょうか。
って、じつはたなぞうに書いた時点では、人物評定がいまいちだった。
いや、それどころか、誰が誰だか特定できていない状態書いちゃったのです。
うーん、よくない人だ、僕は。
で、改めて書...続きを読むき直しますよ、潔癖な人ですから、僕は。
織田信長暗殺の首謀者が千利休であった!
これは歴史的新解釈だ。
でも、荒唐無稽なこの考えに充分に根拠を与えているところは作者の力量だ。
主人公である古田織部。織田信長。豊臣秀吉。千利休(この巻ではまだ宗易と名乗る)。山上宗二。人物設定がしっかりとしている。
興味深い物語の幕開けである。
Posted by ブクログ 2011年07月10日
茶会は天下を狙う男達の密談の場だ!!
二畳程の空間での腹の探りあい。
何万の兵を動かす男達の息遣いに興奮しないはずがない。
しかしながら、
緑釉の茶碗の美しいこと…
数奇と武の狭間で揺れる古田。
滑稽ながらも情熱を感じる。
因みに私はおせんのよーな奥方になりたい。
Posted by ブクログ 2011年05月22日
現時点にて★5レベル。間違いなく殿堂入りのひょうげた作品。
戦国ものと言えば殆どが『戦における武士の生き様』を描いている作品ばかりの中、侘び・寂びにおける芸術・文化的側面を多分に含んだ、総合的な生き方を焦点にしているところは特筆すべき点。
単なる『漢の生き様』ではない分、誰もが大いに共感できる登...続きを読む場人物たちの人生観は、コミカル・シリアス共に大仰な描写によって、更に深みと面白さを増して読者の心を捉えて離さないのだ。
…丹田が~!!www
Posted by ブクログ 2011年11月14日
古田佐介(のちの織部)を主人公にした数寄コミック。史実に微妙に忠実なストーリーの要所要所にギャグがちりばめられ、大人が笑えるマンガです。名物の茶器の描写は鬼気迫るものがあり、佐介ならずとも魅入られてしまいそう… 茶道に興味のある方、必見です。
Posted by ブクログ 2022年09月27日
ネゴシエイターとして舌先三寸で何とか世をしのぐ古田佐介は、物欲の塊にまみれてなんかするのであった。
千宗易にこの時点で師事するのね。
あと、センスのモデルを嫁のおっぱいに求める我らがへうげもの古田さんは、嫁を切らんとする。
安土城評の「ズドギュッ」てふのは、なんか珍宝みがある。
Posted by ブクログ 2019年12月30日
山田芳裕『へうげもの』(モーニングKC)は武将茶人・古田織部を主人公とした歴史漫画である。現代人的な感性で語られ、時代考証的にはありえない作品であるが、当時はアヴァンギャルドであった茶の湯の真髄を意外と突いているように感じられるから不思議である。NHKでアニメ化された。
物語は織田信長の家臣時代から...続きを読む始まる。松永弾正(松永久秀)の最後の謀反である信貴山城の戦いが起きた。平蜘蛛を抱えて自爆する有名なエピソードである。松永弾正の言葉は古田織部の最後を思うと意味深長である。本書の織田信長は新時代を作る魅力的な主君として描かれている。それ故に謀反を起こすという面白い視点を提示する。
本書では千利休が黒を好む理由も語られる。「わび・さび」という枯れた意識では必ずしもない。軍船の色を黒で塗るべきと信長に進言するように黒の使い方も茶の湯に限られない。実際のところ、千利休は羽柴秀吉が恐れるほどの野心家であった。
黒の価値は大名物などのアンチテーゼとして存在する。大名物などの否定ではなく、それらの素晴らしさが前提になる。それを忘れてBlack is beautiful.となるならば滑稽である。
侘び数寄の世界がこんなふうに描かれるなんて!なんたって『デカスロン』の山田芳裕ですからね。絵が凄い!真面目キャラ(明智光秀、石田光成など)とやり過ぎキャラ(加藤清正と伊達正宗とか)の描き分けが強烈。あと淀君....ww
Posted by ブクログ 2013年03月26日
歴史にも骨董にも詳しくないけど、純粋に漫画として面白い。
独自の歴史の解釈。時代劇はファンタジーだとどっかの映画監督が言っていた。豊臣秀吉、千利休、徳川家康、古田佐介。
絵柄は独特。だけど、慣れるし、意外に迫力もある。
数寄か武か、それが問題だ。
Posted by ブクログ 2012年09月17日
クールジャパンの代表であるコミックをずっと読んでいなかったのですが、、これから月1冊くらいは読むようにしようと思い、ネットカフェで選んだ一冊。
どこまでが史実かわからないけれど、歴史上の人物の芸術やファッションへの関わりが面白く描かれていて、2巻以降も読みたくなりました。
Posted by ブクログ 2012年05月16日
おもしれー、なるほどこれはこういう作品だったのか。読んでみるまではどんな漫画なのか全くわからんかった。
テルマエロマエとちょっと雰囲気が似ている。主人公は真面目にやってるんどけど見てる方からしてみれば、なんかマヌケで笑えるのだ。
Posted by ブクログ 2012年05月09日
漫画の世界にぐいぐいひっこまれる。
おもしろい!!
楽しい!!
大好き。
織部君のニヤリとしたり顔がたまりません。
史実とズレていようが、いまいが、
歴史は自由に解釈するのもおもろいな、
と思ったよ。
Posted by ブクログ 2012年04月29日
「ひょうげもの」と読みます。
戦国歴史モノなのですが、中心となるのは天下統一ではなく、茶器という異色な内容です。
主人公も古田左介という知らない人物なのでそんな人ばかり登場していたら読まなかったかもしれませんが、織田信長や豊臣秀吉、千利休など私でも知っている人物が出ていたので少し安心しました。
この...続きを読むマンガの作者である山田芳裕さんの描くマンガは独特な迫力があり、ついつい引き込まれます。この方のマンガはハズレがないですよ。
Posted by ブクログ 2012年02月11日
歴史物。
茶器にみせられた古田織部の生涯をいきいきとした絵で描いている。
史実に沿っていながらも、筆者なりの歴史的解釈があり読み物ではなく、エンターテインメントとして面白い。
茶器をはじめとした日本古来の美意識を知るという上でもとても参考になりました。
Posted by ブクログ 2011年11月21日
面白い。戦国時代の古田織部(左介)の話。続きを読もうと思うが、13巻も出てるのか。。2009年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞らしい。作者は度胸星の人。(度胸星も面白い。未完だけど)
Posted by ブクログ 2011年11月14日
「のだめ」がクラシック音楽を身近なものにしてくれたように、「へうげもの」は茶の湯とそれにまつわる工芸を身近にしてくれる。ベースはギャグマンガなのだが、歴史は戦国時代であるゆえに独特の緊張感もある。それぞれの登場人物の描き方が「そうそう」という感じでさすがであるし、茶の湯や工芸の描き方は神々しいまでだ...続きを読む。
Posted by ブクログ 2011年05月11日
後の古田織部が主人公。茶人が主人公と言うこともあり、戦国時代の文化にがメインであるが、本能寺の変についての新説も考えてあり、面白い作品である。
Posted by ブクログ 2011年10月05日
面白い!ストーリーのテンポが良く、話にグイグイ引き込まれてしまいました。古田織部のことは全くといっていい程知らなかったのですが、この本のおかげですごく愛着が湧いて来ました。憎めないキャラです。
Posted by ブクログ 2015年12月22日
不機嫌な信長の笑いを取れるぐらいな、数寄者が辿る戦国時代。織部焼ぐらいしか知らなかったので興味深い。
肝臓を悪くしたようなドス黒い秀吉の面構えが良い。
Posted by ブクログ 2013年09月21日
なかなか面白い。骨董という世界は全然わからないが、好きな人にとっては何にも変え難いのでしょう。
信長というへうげものが死んだ後の展開がきになるー。
Posted by ブクログ 2012年04月19日
今までに無かった切り口で語られる戦国時代の様相が面白い。
けどストーリーは変えようもなく、歴史に準じたもなので少々入り込みづらい。
あと、ちょっと人物の書き分けが自分には分かりづらかった。
特徴的な笑い声や擬音語はアニメの方が伝わりやすい気がする。
アニメは見たことないし、評判も知らないけど。
ま...続きを読むだ一巻なので二巻目以降に期待。
Posted by ブクログ 2012年01月27日
ひょうひょうとした左介・腹黒い利休・ド派手な信長など歴史上の人物をいじり倒してなおかつ新しい解釈に訴えるストーリー展開は圧巻。左介のヘン顔とビックリするほどブスな女達に笑わされる。毎回タイトルも凝ってて面白い。(パクリが多いけど)
Posted by ブクログ 2011年12月25日
いまさらながら読んでみました。
どうも歴史ものが苦手なためか、
歴史に関係する部分のストーリー、説明部分が、
ごちゃごちゃしてわかりにくい感じがした。
お茶の部分に関しては、おもしろかった。
もはや、歴史部分はてきとうにして、お茶の部分だけ絞った方がよくなるだろうなと思った。
相当続いているマ...続きを読むンガなので、何かの機会にまとめて読んでみて、どういう作品なのか改めて感じてみたい気はする。
ギャグマンガと聞いていたので、そんな気持ちでいたら、
そこまでギャグマンガでもなかった。
ギャグは確かにところどころにあるものの、
作品を彩るメイン部分はギャグではない。
正直、いまいち人気の理由が1巻だけだと感じられなかった。
Posted by ブクログ 2011年07月17日
戦国時代を舞台としつつも武ではなく侘び寂びについての話。侘び寂びを楽しむというより侘び寂びそのものを作り出す過程を描いていくのかな?
主人公の驚き方がテルマエロマエの主人公に似てて笑える。