山田風太郎のレビュー一覧

  • 柳生十兵衛死す(下)

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    徳川と室町時代のタイムスリップと言うか、入れ替わりと言うか・・確かに発想は奇抜で面白い。二つの時代での争いが交互にノンストップの活劇となる。他の忍法帖のような抵抗ある色気はないが、死人も倍?ただ、展開の為とはいえ、偶然、たまたまが多すぎる。人物設定と行動も不自然で無理があり過ぎ。読者の混乱を避けるための表現と書きながら、作者自身がけっこう混同してるんじゃないかな~

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    2010年11月29日
  • 魔界転生 下 山田風太郎忍法帖(7)

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    千葉真一と沢田研二の映画を見てるし、柳生十兵衛が登場人物で山田忍法帖では最高傑作との評価もあるらしく、期待して読んだが、確かにそれなりに面白い。「それなりに」とやや引いたのは、最近読んだ「柳生忍法帖」とパターンが似てること、敵味方関係なく人が死にすぎるし、妖美という表現になるんだろうが抵抗を感じる描写も多い。完全に好みの問題でしょうね(笑)

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    2010年11月18日
  • 天狗岬殺人事件 山田風太郎ベストコレクション

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    天狗岬殺人事件/この罠に罪ありや/夢幻の恋人/二つの密室
    パンチュウ党事件/こりゃ変羅/江戸にいる私/贋金づくり
    三人の辻音楽師/新宿殺人事件/赤い蜘蛛/怪奇玄々教/輪舞荘の水死人
    あいつの眼/心中見物狂/白い夜/真夏の夜の夢

    不思議な話、変な話、おどろおどろしい話、SF、ミステリー、エロス、スリラー、狂気

    昭和の始め、薄暗がりのある時代、色の付きかけたでもどちらかと言えばモノトーン
    親の時代の物語、お話だけど自分に近いものがある

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    2010年10月29日
  • 太陽黒点 山田風太郎ベストコレクション

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    終戦後十数年、当時の青年の暮らしや考え方が偲ばれる。金銭的な階級の差が身にしみる。特に貧しい方の。自分の子どもの頃も思えば貧しい部類だったなぁ。
    当時の青年の一徹さ、そして愚かさ、今でも残っているもの・失われたものいろいろある。

    踊らされずに、物事を広く見て真摯に生きているか?

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    2010年10月19日
  • 野ざらし忍法帖 山田風太郎忍法帖(13)

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    いわゆる山風先生らしいのは「枯葉塔九郎」かなと。でも最後の台詞がある意味人間ぽくて凄みを感じる「服部半蔵」をイチオシ。

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    2010年08月20日
  • 野ざらし忍法帖 山田風太郎忍法帖(13)

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    山田風太郎の忍法帖シリーズの短編集。
    全部で9編収められているが、私的には「忍者野晒銀四郎」が好き。
    この30枚にも満たない物語の結末がホラーといってもいいもので、謎が残るところが何ともいえない。
    相変わらず、ただの面白い忍者小説というだけでなく、人間の内面にある闇がうまく描き出されている風太郎小説。

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    2010年07月29日
  • バジリスク~甲賀忍法帖~(5)

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    私の大好きな朱絹姐さん…

    陽炎だってとてもかわいそう…

    一番の悪党はやっぱ…天膳(-"-)
    変態!


    全巻読み終わって、最初はただの殺し合いマンガかと思ったけど
    こういう何の意味も無く憎み合って戦い続けているっていう状況、
    時代によってはあったんじゃないかなと思った。
    ううん、今の時代でもあるよね。
    先祖たちが憎み合ってただけなんだから今は手を取り合って仲良くして、なんて簡単には言えないね。
    小さいころ頃からの教育や歴史っておそろしい。

    でも、そんな中で育った人たちの中にも平和に仲良く暮らしたいっていう人たちは絶対いるんだから!
    ていうか、本当はそんな人たちの方が多いんじゃな

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    2010年02月04日
  • 伊賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(3)

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    まあまあおもしろかった

    伊賀者の笛吹城太郎とその妻篝火が松永弾正に襲われる話。
    篝火が死んだ後城太郎は右京太夫に惹かれるが、右京太夫も亡くなってしまう。

    やっぱりこの人にハッピーエンドはないのね

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    2009年10月11日
  • バジリスク~甲賀忍法帖~(2)

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    「‥すまぬ‥お胡夷…
     ‥ひとあし‥おくれた…」
     おっかしいなぁ。原作読んだ時は、泣かなかったのになぁ…。

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    2009年11月03日
  • 武蔵野水滸伝(下)

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    1999.12.1 初版 ¥650
    国定忠治一家がどよめき立った!なんと、関八州取締役の遠山銀五郎が一家に入って腕と知恵を貸すという。南無扇子丸の妖術・知行散乱に次々とはまった剣客と任侠は魔人と化し、地獄絵図がくり開げられる。銀五郎の赤城山中で博徒を率いた革命は成るのか?お耀との恋の行方やいかに?幻の大伝奇小説、いよいよ佳境に入り、完結!!

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    2009年10月04日
  • 武蔵野水滸伝(上)

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    1999.12.1 初版 ¥600
    徳川幕府最後の改革が行われた天保年間、関八州取締役に任ぜられた北町奉行子息・遠山銀五郎は南町奉行息女・お耀と共に、坂東一円の遊侠鎮圧に乗り出す。配下選びの試合に千葉周作、男谷精一郎、島田虎之助ら名立たる剣客が集まった。「人間が人間らしく生きるのは乱世においてこそ…」とうそぶく謎の怪美童・南無扇子丸は、自らの交合によって他人と他人をとりつかせる妖術を用い、銀五郎たちの行く手を阻む!!

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    2009年10月04日
  • 新装版 戦中派不戦日記

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    戦争中のイメージは、毎日が恐怖におののいて、空襲警報が鳴れば防空壕へ駆け込むといったイメージですが
    全くの勘違いのようでした。

    著者は、戦中でも映画や風呂、芝居を見に行ったりしながらも
    空襲を上手く避けながら、過ごした様子がよく分かります。

    戦争中のリアルな日記ですので
    お勧めですね。

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    2009年10月07日
  • 武蔵忍法旅 ――山田風太郎忍法帖短篇全集(8)

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    やっぱり忍者ものを書かせたらこの人の右に出るものはいない。
    本書はそんな作者の短編集
    単なる忍者アクションでなく謎解き要素が織り込まれているのが面白く
    どの話もはオチがあるのがすばらしい。

    武蔵忍法旅 宮元武蔵も所詮は男
    おちゃちゃ忍法腹 朝鮮忍者も所詮は男
    刑部忍法陣 猿飛佐助と大谷刑部のコンビが送る関ヶ原前夜。 女はコワイという話。
    近衛忍法暦 ぬらりひょん というものを知っているかね?
    彦左衛門忍法盥 真相なんてこんなもの
    ガリバー忍法島 くのいちの恐ろしさといったら偉人もびっくり

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    2010年02月12日
  • Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(7)

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    いよいよ、敵のまっただ中、会津へ。

    しかし、おゆらとか、銅伯とか、乗っ取ろうと思えば、加藤明成を倒して、会津を思うままにできそうな気がするのだが、なんで、そうはしないのだろう。
    傀儡という感じてもないんですねぇ。

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    2010年06月20日
  • Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(5)

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    このあたりの追う者、追われる者の道中記は、「バジリスク」を思わせます。

    まあ、原作者も同じなので、当然といえば当然か。

    しかし、芦屋衆が、なんでこいつの下にいるのかは、けっこう原作でも、このマンガでも謎ですねぇ。
    そういう時代、そういうもんだったのかなぁ。

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    2010年06月20日
  • Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(4)

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    気楽に読めるのがマンガのいいところだとして、でも、この巻から読み始めて話を理解できるかというと難しい世なぁ……と、ちょっと考えました。

    そうなると大事になってくるのは、せがわまさき絵の魅力ということになるのかもしれません。

    まあ、この話とかは、勧善懲悪なので、他のに比べるとわかりやすいんですけどね。

    でも、この巻読んで、他の巻も読んでみたいと言った人もいたからねぇ。わたし的には、「バジリスク」の方をオススメしましたが。

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    2010年06月20日
  • 明治断頭台 ――山田風太郎明治小説全集(7)

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    明治の初期、まだ人々が江戸を馴染みとしていた頃の、新しい政府のお話
    ホームズのような探偵モノのノリで楽しんでいたら
    どんでん返しが素敵で、だけど絞られるように哀しい話

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    2009年10月04日
  • 怪談部屋〈怪奇篇〉~山田風太郎ミステリー傑作選8~

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    約七百ページに及ぶボリューム満点の短編集。
    『万人杭』はドグラ・マグラを意識してかかれたのは間違いなさげ。
    でもこれはこれで超おもしろい。

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    2009年10月04日
  • 柳生十兵衛死す(下)

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    あいかわらず、上手くまとめるなぁ。
    クライマックスシーン、まとめ方は天下一品でつね。読み終えたときはいっつも満腹状態。あとセンセはツンデレ書くのもうますぐる。

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    2009年10月04日
  • 柳生十兵衛死す(上)

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    おもしろい。ひきこまれる。楽しい時間をすごせる。素晴らしい。文学小説がエラソーにしてるのはまったくもってけしからん。折角自由に表現出きるのに、それをしない手はない。
    SFほど小説にふさわしいものはない。
    世界最大のベストセラー、『聖書』だって、ありゃSFともいえそーだ。
    『地球に表紙をかぶせときゃいい』と言ったのは坂口安吾だったけか?
    せせこましいクソリアリズム文学小説程くだらないものはない。ノーベル文学賞改め、ノーベル小説賞にすべきなり。

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    2009年10月04日