山田風太郎のレビュー一覧
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私の大好きな朱絹姐さん…
陽炎だってとてもかわいそう…
一番の悪党はやっぱ…天膳(-"-)
変態!
全巻読み終わって、最初はただの殺し合いマンガかと思ったけど
こういう何の意味も無く憎み合って戦い続けているっていう状況、
時代によってはあったんじゃないかなと思った。
ううん、今の時代でもあるよね。
先祖たちが憎み合ってただけなんだから今は手を取り合って仲良くして、なんて簡単には言えないね。
小さいころ頃からの教育や歴史っておそろしい。
でも、そんな中で育った人たちの中にも平和に仲良く暮らしたいっていう人たちは絶対いるんだから!
ていうか、本当はそんな人たちの方が多いんじゃな -
Posted by ブクログ
悪逆・会津若松七本槍も残るは3人!藩主の加藤明成ともども領国、会津へと逃げ戻った。しれを迎えるは芦名銅伯と、その娘「おゆら。一方十兵衛と堀の女たち、さらに沢庵和尚たちも明成一行を追って会津へ入る!ついにその姿を現した芦名銅伯。不思議な笑みをたたえるおゆら。この父娘はいかなる策と業と宿命を持つのか。対する十兵衛と沢庵の策とは!?山田風太郎とせがわまさきによる『忍法帳』第2弾、加熱、加熱、加熱する!うーん、前巻が女たちが可愛かったので、今回のおゆらに期待したんだけど、ちょっとキャラが薄いかな?緊迫してくれば、もっといい味出てくるんでしょうけど。期待しまーす!
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Posted by ブクログ
ミステリー傑作選第 1 巻についてではなく、このシリーズ総ての評価をここに書こう。結論から云えば、この 10 冊を一気に読むべきではない(私は一気に読みました)。最初は、権謀術数のすさまじさに舌を巻くばかりだが、ずっと読んでいるとだんだん同じパターンに見えてくるものが結構あるし、あるトリックなど覚えているだけでも 3 度つかいまわされるので、興醒めする。もちろん第 5 巻「戦争篇」のシリアスさ、第 8 巻「怪奇篇」のグロテスクさ、第 7 巻「セックス & ナンセンス篇」の莫迦々々しさなど目を見張るものも多いが、どれもこれも、真骨頂は忍法帖以降で存分に味わえる。日下三蔵さんが分析している