山田風太郎のレビュー一覧

  • バジリスク~甲賀忍法帖~(5)

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    私の大好きな朱絹姐さん…

    陽炎だってとてもかわいそう…

    一番の悪党はやっぱ…天膳(-"-)
    変態!


    全巻読み終わって、最初はただの殺し合いマンガかと思ったけど
    こういう何の意味も無く憎み合って戦い続けているっていう状況、
    時代によってはあったんじゃないかなと思った。
    ううん、今の時代でもあるよね。
    先祖たちが憎み合ってただけなんだから今は手を取り合って仲良くして、なんて簡単には言えないね。
    小さいころ頃からの教育や歴史っておそろしい。

    でも、そんな中で育った人たちの中にも平和に仲良く暮らしたいっていう人たちは絶対いるんだから!
    ていうか、本当はそんな人たちの方が多いんじゃな

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    2010年02月04日
  • 伊賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(3)

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    まあまあおもしろかった

    伊賀者の笛吹城太郎とその妻篝火が松永弾正に襲われる話。
    篝火が死んだ後城太郎は右京太夫に惹かれるが、右京太夫も亡くなってしまう。

    やっぱりこの人にハッピーエンドはないのね

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    2009年10月11日
  • バジリスク~甲賀忍法帖~(2)

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    「‥すまぬ‥お胡夷…
     ‥ひとあし‥おくれた…」
     おっかしいなぁ。原作読んだ時は、泣かなかったのになぁ…。

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    2009年11月03日
  • 武蔵野水滸伝(下)

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    1999.12.1 初版 ¥650
    国定忠治一家がどよめき立った!なんと、関八州取締役の遠山銀五郎が一家に入って腕と知恵を貸すという。南無扇子丸の妖術・知行散乱に次々とはまった剣客と任侠は魔人と化し、地獄絵図がくり開げられる。銀五郎の赤城山中で博徒を率いた革命は成るのか?お耀との恋の行方やいかに?幻の大伝奇小説、いよいよ佳境に入り、完結!!

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    2009年10月04日
  • 武蔵野水滸伝(上)

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    1999.12.1 初版 ¥600
    徳川幕府最後の改革が行われた天保年間、関八州取締役に任ぜられた北町奉行子息・遠山銀五郎は南町奉行息女・お耀と共に、坂東一円の遊侠鎮圧に乗り出す。配下選びの試合に千葉周作、男谷精一郎、島田虎之助ら名立たる剣客が集まった。「人間が人間らしく生きるのは乱世においてこそ…」とうそぶく謎の怪美童・南無扇子丸は、自らの交合によって他人と他人をとりつかせる妖術を用い、銀五郎たちの行く手を阻む!!

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    2009年10月04日
  • 新装版 戦中派不戦日記

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    戦争中のイメージは、毎日が恐怖におののいて、空襲警報が鳴れば防空壕へ駆け込むといったイメージですが
    全くの勘違いのようでした。

    著者は、戦中でも映画や風呂、芝居を見に行ったりしながらも
    空襲を上手く避けながら、過ごした様子がよく分かります。

    戦争中のリアルな日記ですので
    お勧めですね。

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    2009年10月07日
  • 武蔵忍法旅 ――山田風太郎忍法帖短篇全集(8)

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    やっぱり忍者ものを書かせたらこの人の右に出るものはいない。
    本書はそんな作者の短編集
    単なる忍者アクションでなく謎解き要素が織り込まれているのが面白く
    どの話もはオチがあるのがすばらしい。

    武蔵忍法旅 宮元武蔵も所詮は男
    おちゃちゃ忍法腹 朝鮮忍者も所詮は男
    刑部忍法陣 猿飛佐助と大谷刑部のコンビが送る関ヶ原前夜。 女はコワイという話。
    近衛忍法暦 ぬらりひょん というものを知っているかね?
    彦左衛門忍法盥 真相なんてこんなもの
    ガリバー忍法島 くのいちの恐ろしさといったら偉人もびっくり

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    2010年02月12日
  • Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(7)

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    いよいよ、敵のまっただ中、会津へ。

    しかし、おゆらとか、銅伯とか、乗っ取ろうと思えば、加藤明成を倒して、会津を思うままにできそうな気がするのだが、なんで、そうはしないのだろう。
    傀儡という感じてもないんですねぇ。

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    2010年06月20日
  • Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(5)

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    このあたりの追う者、追われる者の道中記は、「バジリスク」を思わせます。

    まあ、原作者も同じなので、当然といえば当然か。

    しかし、芦屋衆が、なんでこいつの下にいるのかは、けっこう原作でも、このマンガでも謎ですねぇ。
    そういう時代、そういうもんだったのかなぁ。

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    2010年06月20日
  • Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(4)

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    気楽に読めるのがマンガのいいところだとして、でも、この巻から読み始めて話を理解できるかというと難しい世なぁ……と、ちょっと考えました。

    そうなると大事になってくるのは、せがわまさき絵の魅力ということになるのかもしれません。

    まあ、この話とかは、勧善懲悪なので、他のに比べるとわかりやすいんですけどね。

    でも、この巻読んで、他の巻も読んでみたいと言った人もいたからねぇ。わたし的には、「バジリスク」の方をオススメしましたが。

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    2010年06月20日
  • 明治断頭台 ――山田風太郎明治小説全集(7)

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    明治の初期、まだ人々が江戸を馴染みとしていた頃の、新しい政府のお話
    ホームズのような探偵モノのノリで楽しんでいたら
    どんでん返しが素敵で、だけど絞られるように哀しい話

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    2009年10月04日
  • 怪談部屋〈怪奇篇〉~山田風太郎ミステリー傑作選8~

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    約七百ページに及ぶボリューム満点の短編集。
    『万人杭』はドグラ・マグラを意識してかかれたのは間違いなさげ。
    でもこれはこれで超おもしろい。

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    2009年10月04日
  • 柳生十兵衛死す(下)

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    あいかわらず、上手くまとめるなぁ。
    クライマックスシーン、まとめ方は天下一品でつね。読み終えたときはいっつも満腹状態。あとセンセはツンデレ書くのもうますぐる。

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    2009年10月04日
  • 柳生十兵衛死す(上)

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    おもしろい。ひきこまれる。楽しい時間をすごせる。素晴らしい。文学小説がエラソーにしてるのはまったくもってけしからん。折角自由に表現出きるのに、それをしない手はない。
    SFほど小説にふさわしいものはない。
    世界最大のベストセラー、『聖書』だって、ありゃSFともいえそーだ。
    『地球に表紙をかぶせときゃいい』と言ったのは坂口安吾だったけか?
    せせこましいクソリアリズム文学小説程くだらないものはない。ノーベル文学賞改め、ノーベル小説賞にすべきなり。

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    2009年10月04日
  • バジリスク~甲賀忍法帖~(1)

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    浅田寅ヲ氏の甲賀忍法帖・改 をよんでいたけど、未完なのでこちらを購入。先に読んでいたので、分かりやすかった。スタイリッシュさでは浅田寅ヲ氏が上で。読みやすさは、こちらが上。しかし、先に、原作を読んでいる方が読みやすかったのかな。

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    2009年10月04日
  • Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(7)

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    悪逆・会津若松七本槍も残るは3人!藩主の加藤明成ともども領国、会津へと逃げ戻った。しれを迎えるは芦名銅伯と、その娘「おゆら。一方十兵衛と堀の女たち、さらに沢庵和尚たちも明成一行を追って会津へ入る!ついにその姿を現した芦名銅伯。不思議な笑みをたたえるおゆら。この父娘はいかなる策と業と宿命を持つのか。対する十兵衛と沢庵の策とは!?山田風太郎とせがわまさきによる『忍法帳』第2弾、加熱、加熱、加熱する!うーん、前巻が女たちが可愛かったので、今回のおゆらに期待したんだけど、ちょっとキャラが薄いかな?緊迫してくれば、もっといい味出てくるんでしょうけど。期待しまーす!

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    2009年10月04日
  • くノ一忍法帖 山田風太郎忍法帖(5)

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    エロスなありえない体をもったくの一たちの忍法(っていうか、妖術?!魔法?)。エロス忍法。新しすぎですから

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    2009年10月04日
  • 新装版 戦中派不戦日記

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    戦時中の貧乏医学生の日記としてかかれている本。戦争中っていっても、戦争の話がメインではなくて。お風呂屋へ行き、映画館へ行き。戦争が隣り合わせで、その当時はそんな中に当たり前の日常があったんだなぁと面白く読める本。

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    2009年10月04日
  • 眼中の悪魔〈本格篇〉~山田風太郎ミステリー傑作選1~

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    ミステリー傑作選第 1 巻についてではなく、このシリーズ総ての評価をここに書こう。結論から云えば、この 10 冊を一気に読むべきではない(私は一気に読みました)。最初は、権謀術数のすさまじさに舌を巻くばかりだが、ずっと読んでいるとだんだん同じパターンに見えてくるものが結構あるし、あるトリックなど覚えているだけでも 3 度つかいまわされるので、興醒めする。もちろん第 5 巻「戦争篇」のシリアスさ、第 8 巻「怪奇篇」のグロテスクさ、第 7 巻「セックス & ナンセンス篇」の莫迦々々しさなど目を見張るものも多いが、どれもこれも、真骨頂は忍法帖以降で存分に味わえる。日下三蔵さんが分析している

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    2009年10月04日
  • 同日同刻――太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日

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    同じ日同じ時刻同じ現象に、それぞれの場所でそれぞれの人がどう考えどう行動したかを並べる手法は数あれど、なかなかそれが意図した通りの効果をあげないのは構成の上手下手のせいか。これは成功作の方とおもいます。

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    2009年10月04日