あらすじ
徳川将軍家の世継ぎ問題に巻き込まれ、十人対十人で忍法殺戮(さつりく)合戦をして生き残りを賭ける甲賀と伊賀。愛し合いながらも敵同士となった甲賀弦之介(こうが・げんのすけ)と伊賀の朧(おぼろ)の思いをよそに、生者はともに三名ずつにまで減じた。過酷な運命に翻弄される恋人たちの運命は? そして最後に生き残るのは誰か!?
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まだです!
絵もキレイで話も引き込まれる。本当に好きで何度も読みました。徳川に利用され、対決することとなった甲賀と伊賀の忍者達。映画にもなりましたが、いろいろと設定を変えられてしまっていて…断然マンガの方がいいです!!
最後の愛し合う二人の対決は泣けました…。この二人だけは幸せになってほしかった。大好きな山田風太郎先生原作。臨場感あふれる作画で、次の展開を知っているのに楽しみになった。画力があるし、風太郎先生お得意(?)のエログロも表現されてて◎
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能力バトルのパイオニア。名作。
弦之助は、頭領としてはやはり失格でした。最後の最後で、生来の甘さと、自身を信じてくれた者への愛が出てしまった。
あの瞬間、隠れ里という小さなコミュニティの中で交配を繰り返す異形の忍者たちの時代は終わったんだな、と思います。というより、すでに終わっていると分かっていたからこそ、弦之助はああしたんだと思いますね。
どちらが勝っても変わりはない、と。
弾正たちの時代で一度綻びかけたものが、ようやくほどけてくれたという感じです。ドラマチックで、とても良いラストだった。
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かっちょいい「甲賀忍法帖」も、順調に終わってしまいました。
終わりのイメージが、わたしの思っていたストーリーと違うのですが、思い違いをしていたのかな。
この「甲賀忍法帖」が、山田風太郎「忍法帖」のなかで、1番最初にあって、そして、1番印象的で、おもしろいと思います。
そして、「魔界転生」からはじまる十衛兵シーズの3部作。でもこれは、最初の「魔界転生」が、強烈に印象的で、あとは、イマイチかな。
あと、ちょっと軽めだけど、「忍法八犬伝」とかは覚えているのですが、他はあんまり覚えていないなぁ。
短編だと、すごい非情な話があって、びっくりしました。
基本的に、山田風太郎は、人間をあんまり信じていないのだと思います。
なんか、マンガと原作が、わたしのなかでは、はまりすぎて、区別がつかなくなっているようです。
ということで、次回は、「魔界転生」を希望。
いや、マンガ家さんとしては、違う作品を描いてみたいか?
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古来より争い合い、決して交わることのない忍びの里・伊賀と甲賀。1619年、73歳の徳川家康は三代目の後継者選定に迷っていた。竹千代か国松か・・・。家康が迷った末に出した奇想天外な選定法、それは、伊賀と甲賀の代表10人ずつを競い合わせることであった。伊賀が勝利すれば後継者は竹千代に、甲賀であれば国松に・・・。先鋭20人が繰り広げる壮絶な忍術死合。果たして勝負の行方は?!
――山田風太郎の不朽の名作「甲賀忍法帖」を見事にコミカライズした名作。
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甲賀、伊賀憎しみ会う怨敵同士。
だが両里の跡取り、甲賀弦之介と伊賀の朧は深く愛し合っていた。
二人の恋にほだされ、両里が和睦せんとした矢先…江戸の世の天下人徳川家康は両里、十人対十人の忍法殺戮合戦の結果どちらが生き残るかによって、三代将軍の世継ぎ問題を解決させることにした。
不運にも殺しあわねばならなくなった弦之助と朧の恋の行方の悲しさときたら…(┰┰)
アニメ、そして実写の「SHINOBI」もオススメです。
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原作小説を読む前に読んだんですが、
クライマックスでの いろいろ交錯する想い・・
久しぶりに漫画で泣きました。
原作読後にまた読むと、
雰囲気が素晴しいほどに再現されていて
再び感動しました。
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これはどこで気になったのだったか。以前読んだ山風小説は、ちょっと肌に合わず、それでも気になる存在ではあって、じゃあ漫画なら読めるかも、ってのがきっかけかな。で本作。これは面白い。グロテスクな内容に綺麗な絵、ってのも何だか良くて、終始飽きさせず、テンポ良く進む展開は、原作が上手く反映されているのかも。とるすと山風作品も、もっと他も紐解かなきゃ真価は分からん、ってことでしょうな。
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最後の鷹が物悲しい…。勢いでばったばった死んでゆくのが、針で描かれる伊賀の文字が、なんというかセンスいいよなあ…風太郎をちゃんと再現できていた。
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講談社漫画賞受賞作ということでハードルを上げてしまったが、ごく標準的な忍者バトルもの。
何とも急いだ展開は原作に忠実なのかもしれないが、「シグルイ」くらい、原作を際限なく膨らませるのも漫画化の醍醐味なのでは。
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わかってはいるが、やはり幕切れはあっけなく。
仕方ないけれど、こういった終わり方は読後感がどうも…。
忍者使い捨てバトル、さもありなん。
でもまあ、実際の死闘って、この勢いでやられていくものなのかもしれん。
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私の大好きな朱絹姐さん…
陽炎だってとてもかわいそう…
一番の悪党はやっぱ…天膳(-"-)
変態!
全巻読み終わって、最初はただの殺し合いマンガかと思ったけど
こういう何の意味も無く憎み合って戦い続けているっていう状況、
時代によってはあったんじゃないかなと思った。
ううん、今の時代でもあるよね。
先祖たちが憎み合ってただけなんだから今は手を取り合って仲良くして、なんて簡単には言えないね。
小さいころ頃からの教育や歴史っておそろしい。
でも、そんな中で育った人たちの中にも平和に仲良く暮らしたいっていう人たちは絶対いるんだから!
ていうか、本当はそんな人たちの方が多いんじゃないの?
そう思いたい。
最後に全然関係ないけど朧…
明らかにまつ毛増殖…;
最初のころの方がかわいかったのに~