山田風太郎のレビュー一覧

  • 魔界転生 下 山田風太郎ベストコレクション

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    感想は下巻を読んでからにしたいが、その前に気になったのが下巻の表紙。
    柳生十兵衛は右目が塞がっていると上巻で書かれていたが、下巻の表紙で眼帯つけてんのが左目。
    そこは見て見ぬふりをするのが武士の情けか(´・ω・`)

    (数日後)

    読み終わりました。右目に眼帯だったり左目に眼帯だったり表現媒体によってまちまちみたいなので見て見ぬふりではなく気にしないことにしました。

    明らかに妖しい四郎よりも味方にすら何を考えてるか分からせないままラストまで引っ張ってきた真打ち・武蔵のほうが不気味。

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    2012年03月13日
  • 山風短(3)

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    3巻目は普通の学生物でした。時代物しか見てなかったからちょっと新鮮な感じ。しかし2巻の後なので物足りなく感じてしまった。

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    2012年02月28日
  • ラスプーチンが来た ――山田風太郎明治小説全集(11)

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    明石元二郎とラスプーチンが対決する。娯楽小説として面白かった。登場人物も豪華。山田風太郎は明治物がいい。

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    2012年02月19日
  • 人間臨終図巻 1

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    新聞広告を見て購入。4巻構成の1冊目だ。日本人を中心に、世界の有名人の臨終について、死んだ年齢の早い順に書かれている。1人あたり数行から1ページ程度と、淡々とつづらており、テーマは重いけどサクサク読める。1巻は若いうちに亡くなった方なので、衝撃的な内容も多いが、死とはなんぞやと考えさせられる。東日本大震災以降は自分としても死ぬ事を考える機会が増えたし、逆に生きることも考えるようになった。タバコ、やめようかな。

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    2012年02月05日
  • 伊賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(3)

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    全然知らなかったがこの本ってかなり昔の本なんだねぇ。なのにこんなに読みやすく書いてあるなんてこの作者すごかったんじゃないかと思ってしまった。
    今回の中心人物の一人が松永弾正。名前はなんとなく聞いたことある大名だったけど、小説なんで話半分にしてもなかなかあくどい人だったんすね。弾正が好きになった主家の奥さんに横恋慕しただけじゃなくて、我が物にしちゃおう!、とか考えちゃうところからスタート。考えてたところを、妖術使いの弟子達が手助けしてさぁ大変、という話。
    まぁ、毎度毎度よくもまぁ設定を思いつくなぁと感心しますわ。はい。

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    2012年01月28日
  • かげろう忍法帖 ――山田風太郎忍法帖短篇全集(1)

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    忍法帖シリーズの短編集。休憩時間にさっくり読める手頃さが良かった。
    短いながらも、異彩を放つ忍法の数々とスピード感溢れる文章構成は健在。
    個人的には「忍法本田佐渡守」の知略に肝を潰されました。忍法その物を楽しむより、謀を楽しむ話とも取れる一話。

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    2012年01月25日
  • 山風短(4)

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    なんか妙に"いい話"風にアレンジされとる!w

    というわけで本作に関しては、「せがわ風味」が裏目ったような気がしないでもない、2話くらいでスパッと描いたほうが良かった気がします。

    また、集中連載でも良いので復活希望。

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    2012年01月11日
  • バジリスク~甲賀忍法帖~(5)

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    わかってはいるが、やはり幕切れはあっけなく。
    仕方ないけれど、こういった終わり方は読後感がどうも…。

    忍者使い捨てバトル、さもありなん。
    でもまあ、実際の死闘って、この勢いでやられていくものなのかもしれん。

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    2012年01月04日
  • くノ一忍法帖 山田風太郎忍法帖(5)

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    大阪城落城寸前、秀頼の子を宿すよう命じられた5人の女忍者+徳川家を憎悪する千姫VS家康の命によりその腹の子を狙う伊賀忍者5人の死闘。

    徳川VS豊臣、伊賀忍者VS真田くノ一という政治的な争いの中にあって、それ以上に強く描かれているのが女VS男です。
    女を操る恐ろしい忍法を駆使する伊賀忍者、同じように男を惑わす忍法を操るくノ一。そして女の一生を利用した権力の男・徳川家康と、それを恨む千姫。

    千姫一行は「妊婦」という最大に女の特徴を表しており、大きな腹を抱えた女達が、揃って凄惨な戦いを繰り広げていく姿には戦慄します。
    女達の愛情と怨念にまみれた腹の子がだんだんと大きくなっていく様には、わたしも同

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    2012年01月04日
  • 風来忍法帖 山田風太郎ベストコレクション

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    風太郎忍法帳の中では明るい雰囲気の一冊でしたね。
    もちろん最後には陰惨な殺し合いになるんですが。
    主人公よりまわりの香具師の方が、積極的に戦う理由もないのに、仲間と戦っているという点で、最後の殺し合いの結果が胸を打ちます。
    本作は忍城責めが舞台で、昨年映画化された「のぼうの城」と同じですね。
    違いを愉しむのも一興かと。

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    2012年01月03日
  • 魔界転生 上 山田風太郎ベストコレクション

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    名だたる剣豪が惜しげも無くじゃんじゃん出てきて最高。
    ホラーでエログロナンセンスでぶっ飛んだ設定が素晴らしすぎる。
    超忍法……?w

    冒頭つらつらと時代背景と敵の紹介でだれたものも、後半柳生十兵衛が出てくるあたりから俄然面白くなった。下巻が楽しみ。

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    2011年12月25日
  • 伊賀忍法帖 山田風太郎ベストコレクション

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    1964年に書かれたとは思えない。時代を感じさせない。ヒロインの造形も対照的で魅力ある。敵方も濃い。

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    2011年12月17日
  • 忍法忠臣蔵 山田風太郎忍法帖(2)

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    忠臣蔵か、と思いながら読見始めましたが大分雰囲気が違います。すごくよく考えてストーリーを構成しているなぁ、と素直に感心してしまいます。個人的には主人公の思考の動きがちょっと解せませんね。なので、最後の終わり方もちょっと納得いかないですね。
    前作もそうですが、よくもまぁ、一人一人違う忍法を考えるものだと思う。

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    2011年11月27日
  • 伊賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(3)

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    構成や流れが良く、頭の中で映像化すると
    漫画みたいで退屈せず楽しめた。奇怪な忍術など斬新だった。
    忍術は魔法のようなもので、詳しく物理的な理由が
    無かったのが残念だったけど、まあいっか。
    最後の主人公の復讐像がちょっとフンワリしてた。

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    2011年11月15日
  • 地の果ての獄 下 山田風太郎ベストコレクション

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    ネタバレ

    独休庵先生と牢屋小僧いいなあと思ったので、最後の流れがとても印象的だった。歴史を知っているともっと面白く読めるのかな。

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    2011年10月15日
  • 妖説太閤記 下 山田風太郎ベストコレクション

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    上巻では「妖説」化した歴史の解釈で、秀吉が本能寺を裏で糸を引いたというのをリアリティを持って描いていたのが面白かったが、下巻は事実の羅列だけで寒気がするというのが凄い。

    この陰惨な描写が普通の秀吉伝では描き得なかったものだとすれば、貴重な一冊と言えるかも。

    しかし、家康が秀吉の生き方を認められないながらも、ある種の羨望を感じざるをえないというのは、作者の正直さを表していて、いいなと思う。

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    2011年09月25日
  • 達磨峠の事件〈補遺篇〉~山田風太郎ミステリー傑作選10~

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    補遺だけあって、可もなく不可もなくか。学生時代のものが、結構達者で、読めるものだったのが意外な収穫。

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    2011年09月24日
  • バジリスク~甲賀忍法帖~(1)

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    ☆3:山田風太郎おそるべし。。。
    5巻完結

    感想:原作は小説です。小説はくの一忍法帳しか呼んだことないんですが、漫画も結構よかったです。個人的な好みで☆3ですが、時代劇+グロ(et無限の住人)は苦手分野なので☆3は好きな人にはもっとよく感じると思います。何より、話の進み方がテンポよくてバンバン死んで行きます。しかも、技が奇抜で意外な死に方をすることが多く術系忍者!!感じものすごくします。ボリュームちょうどいいので読んでみる価値ありです!原作は尚○

    紹介文:伊賀忍者と甲賀忍者は歴史的な対立の一族同士。しかし、服部家の「不戦の約定」に両一族は恨みながらも戦えずにいた。これでは駄目だと、両者の仲

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    2011年10月30日
  • 山風短(3)

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    さくっと読み終わりました。面白かったけど、小説で読んだ方が良かったかも。次巻の枯葉塔九朗の紹介ページの絵にショックを受けました。明智抄さんのマンガにも似たような人が出てきてたなー。

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    2011年09月03日
  • 山風短(2)

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    風太郎、女嫌いなの?違うよね?(笑)
    タイトルからしてツッコミどころですが、好きです風太郎。
    せがわさんの絵も濃くて艶やかでいいなあ。

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    2011年08月25日