【感想・ネタバレ】明治断頭台 ――山田風太郎明治小説全集(7)のレビュー

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Posted by ブクログ

短編集なれど最後に仕掛けが...。まさか◯◯が◯◯とは...。反則すれすれのところ、動機に説得力あってセーフ。

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2011年09月23日

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上手く史実を盛り込んだ時代小説。歴史の勉強になります。
明治に輸入されたギロチンにまつわるお話。
最後のどんでんある程度予想できたものの、
その予想の上をいく感じだった。

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2010年02月15日

Posted by ブクログ

文春文庫
20090412-20090420
great!!!!!!!!!!!!!!
香月経四郎、川路、エスメラルダ、羅卒、明治開化期、ギロチン、斬罪etd

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2010年01月12日

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めちゃ山風でした。明治時代の人物にもっと詳しければさらに面白かっただろうと勉強不足を悔やんだ。

一最後は見事です。話完結かと思いきや最後のあのどんでん返し。やられたー、と思う反面実に山風らしいと思いました。しかし推理面に関しては珍しく物理トリック満載。心理トリックじゃないミステリは珍しいなぁ。山風の日常の狂気というか、「ごく普通の人が静かに狂っていく」恐ろしさの描写がすごい。宮部みゆきもそうだけれどね。しかし理由以降は妙に生々しくて(以下略)。
巫女コス・エスメラルダよりもやはり川路がいい。明治ものは川路です。それから四人の邏卒たちもいい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

同じく、山田風太郎の明治全集の中で二番目に好きなのがこちら。明治初頭、警察の前身として一時期復活した律令制度の「太政官弾正台」を取り上げた小説なのですが、冒頭からゾゾゾッと来ます。明治という時代には、この作品のようなどうしようもない<非情さ><冷酷さ>があったのでしょう。

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2009年10月04日

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明治初期の東京を舞台に太政官弾正台の役人が活躍する一級の本格ミステリ。もうそれ以外に言いようはない。明治の初期という舞台が単なる話題づくりとしてではなくそのミステリとしての構成の上で欠かせないものになってる。また実在の事件や人物を巧みに組み合わせてその上で架空の殺人事件を違和感なく起こしてしまう筆力は凄いと思う。物理トリックに徹した姿勢も見事。でも最も凄いと思ったのは最後の最後で全ての事件をひっくり返してしまい、その上で感動的な余韻の残るラストを書ききっているところか。この最終章は凄い。読んでて背筋がゾクゾクした。

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2009年10月04日

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これぞ山田風太郎という、バカミスぎりぎりの連作ミステリだった。書こうと思えば、もっと重々しくもかけるはずだが、どこかユーモアをもってサラッと書くのが山田風太郎っぽい。

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2014年08月18日

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山田風太郎の中でも傑作ミステリーと名高い本作。明治シリーズでおなじみ川路利良が登場。
巫女エスメラルダのトリック解説が全てカタカナで読めない漢字の読みがそこで分かったりした^^;

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2013年03月27日

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人物描写、ストーリー展開、すべてが小さくはまとまらない過剰な演出。
読者の想定をはみでてくるモヤモヤがたまらない。

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2010年06月08日

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混乱の続く明治初期の江戸を舞台にした小説。江戸時代から明治への移行には当然多くの混乱があったのだが、その中の警察組織に関する話である。不可解な事件を西洋人女性の祈祷師が解いていく。

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2009年10月04日

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連作短編小説の傑作。序盤で物語の方向性がキチンと示され、その後にミステリ性の濃い事件の数々が登場する。短編なので謎解きまでに要する時間は短いが、面白かった。そしてラストの衝撃。それまでの話が集約され、予想もしなかった展開になだれ込む。読後の余韻の中で、その時代を駆け抜けたキャラの信念を思い返し、明治という時代にしばし浸ってみた。この余韻を堪能するには、必ず順番通りに最後まで読むことを付け加えておく。

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2009年10月04日

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最後の最後で大びっくり&涙涙でした。たまげた〜!って本当に感心しましたよ〜。文明開化が起こり、まだ混沌とした時代の明治2年を舞台としています。その時代背景の描写は勉強になるし、おまけに私の好きな時代でもあります。連作のような形による長編です。本当にたまげたい人にはお勧めです。山田風太郎の作品ってこんなにいいのか?!と思い知らされた私です。作中には実存の人物も度々登場します。ドクトル・ヘボンとか福澤諭吉なんかがね。あと、後に大物になる少年とかもでてきて、それもまた面白いです。山田氏の明治モノ、もっと読まねば!と思いました。

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2009年10月04日

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明治の初期、まだ人々が江戸を馴染みとしていた頃の、新しい政府のお話
ホームズのような探偵モノのノリで楽しんでいたら
どんでん返しが素敵で、だけど絞られるように哀しい話

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2009年10月04日

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