山田風太郎のレビュー一覧
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「次は、『魔界転生』を描け~!!」
とわめいていたので、この展開は、けっこううれしかったりします。
このまま、十兵衛三部作を全部マンガにしてほしいです。
しかし、この題。ちょっと、笑いました。
Yは「柳生」で、十が「十兵衛」なのはすぐにわかったけど、Mって何?て思いました。
Mは、光厳のMなのね。
あと、「この物語は無論のこと創作物(フィクション)也」というのも、笑ってしまった。
「也」ってなんナリ?
そんなしゃべりかたする人は、「キテレツ大百科」のコロ助ぐらいしかしらないナリよ。
いや、ホント、期待しています。
「んふっ」
に若干の不安はあるものの(笑)
般若面、正体まるわかり( -
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小学生の頃に映画を見た覚えがある。断片的にしか覚えていないけど、天草四郎時貞、沢田研二の首が印象的だった。そちらと設定は共通だけど、登場人物は少々違う。ラスボスも違う。
転生衆の禍々しさに対して、柳生十兵衛と柳生衆の、お気楽とまでいったら悪いけど、事の重大さがどこまでわかっているのか(いや、転生など当初はわかるはずもないのだが)、その対比がすごい。
もともとは「おぼろ忍法帖」という名前だったそうで、忍法帖シリーズだけど、やっぱり「魔界転生」でよかったと思う。忍法の出番は多くない。転生衆との戦いも、基本は剣の戦いである。名だたる剣豪たちの夢の戦い。登場人物の心のゆらめき。ここまで読んできた忍 -
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八犬伝である。安房里見家、伏姫に由来する八つの珠が、バカ殿のスケベ故にすり替えられてしまう。取り返すべし、甲賀で修行を積んだ八犬士の末裔よ! というアウトラインだが、実はネオ八犬士たちは、修行なんてかったりいこと出来るかよ、と既に甲賀を逃げ出して、思い思いの暮らしを満喫中。珠大事、忠義大事の古い家柄に辟易としていて、さてコイツらをどのようにして引っ張りだしたら良いのか。けれど里見家の仕掛けでは、彼らを動かすどころか、見つけることさえ出来なかった。
彼らを突き動かしたのは何か。何を隠そう、彼らには共通のアイドルがいたのだ。彼らが出奔することになった原因でもあり、それ故にこの使命を果たそうと決意 -
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忍法帖シリーズも順調に進んでいます。全般的に美女とエロが出てくる忍法帖ですが、これまでの作品では手段であったエロが、はっきり目的となっているところがいとをかし。とはいえ、その目的を果たすためにすることが、またエロなのである!
それ故に、これまで以上に全編にわたって艶かしい話が続きますが、一方で登場するスタンド使い(違うが)も多彩になってきます。そして、悲しい別れもあるものの、この話はなかなかの勧善懲悪。主人公は敵のような特殊能力を持たず、がんばりと主人公補正でなんとか役割を全うしていくのです。当然のごとく人はバンバン死ぬし、血やらいろんな液がドバドバでるわけだけど、なのになんとも爽やかな -
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【元祖能力バトル】
ひょんなことから「柳生忍法帖」を読んだら大変興奮しましたので、忍法帖シリーズ全部読んでみよう、ということで第一弾から。「柳生」には実際のところ、そんなに多くの忍法は出てこなかったのだけど、こちらに出てくる伊賀甲賀の代表選手(選手なのだ)20名は、もう忍法というよりも超能力というか超生物というか、そういう方々ばかり。
でも、思いがけず清々しい人たちも登場する。
そんな人々の、末期こそ想像通りではあるものの、この能力がこいつに負けるのか、と…。後のジャンプ漫画の作者(よりも、編集者かな)に大きな影響を与えたに違いない、と思うのでした。古典と呼んでいいかわからないが、ああ堪 -
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以前から、かなり長い年月、読んでみたいと思っていたんですね。山田風太郎さんの明治モノ。
というか、恥ずかしながら山田風太郎さんが、読んだことなかったんですね。
なんとなく、若い頃は、青臭い心に「忍術モノは別にいいや」とか思っていまして。
もうずっと、ほんとにこの10年くらい、読んでみたいなあ、とは思っていたので。ようやくでした。
面白かったですね。これ。
1973年から「オール読物」連載らしいですね。40年前ですね。
明治初期、明治6年から明治9年くらいのお話。連作短編です。娯楽作品です。
毎回、何かしらの犯罪があります。一応、「善玉=可哀そうな、応援したくなる人」がいて「悪玉=成敗したくな -
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幕末維新を牽引した偉人の夫人達を描いた歴史小説。
コミカルな中にも史実が散りばめられており歴史を学ぶ上でも為になる一冊。
男性側の人物の特徴もうまく捉えられており興味深い。
登場人物は井上馨夫人、伊藤博文夫人、山縣有朋夫人、黒田清隆夫人、森有礼夫人、大隈重信夫人、陸奥宗光夫人、ル・ジャンドル夫人。
そこに鹿鳴館の舞踏会の人集めに奔走する山本権兵衛と大山捨松が登場する。
偉人を支えている女性達がとても強かで、ある意味で彼女たちにも国家を支えていく気概が強かったのだろう。
明治時代は欧米化が進む中で女性の社会的立場も大きく変わりつつあり、戦前の昭和とは違い、当時の女性の生き方、考え方を知ることも -
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ネタバレ設定がいいですよね。
自由奔放に生きている青年たちが好きな女の為に命を賭けて使命を果たそうとする・・・。ワクワクするお話です。
この八犬士たちがお互いさほど仲いい訳じゃないってのがまたいい味出していたように思います。
確かにね、皆村雨を狙っていると知っているなら、変に手を取り合うよりも抜け駆けも辞さぬ、いい所見せたいと考えるのが自然でしょうから。
忍法合戦については・・・、ちょっと意図が分からない点もあったかな?
意図と言うか、なぜそこまでして性を絡めようとするのか。
犬坂毛野のち●こ切り落として影を作る忍法とか、作者にとってち●こじゃないとダメな理由って何かあったのかな?と変な所が気になり