ヤスダスズヒトのレビュー一覧
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主人公ベルにとって因縁の相手であるミノタウロスとの決闘が軸に描かれる第3弾。
いわゆる修行回ですね。今回は女神ヘスティアの出番は少なめで、代わりにこれまであまりスポットのあたっていなかったアイズが目立っていました。
強くなろうとする理由が「リリのため」ではなく、あくまでも当初の目的通り「アイズの立つ域に近づこうとするため」であったのがよかったです。普段はアレですが、ここぞというところでブレないベルの姿勢がいいですね。
ミノタウロスとの決着が、勝つにせよ負けるにせよ簡単につかなかったところも良かったです。どっちに転ぶか最後の最後まで分からない、ギリギリ限界バトルというものを久々に読ませてい -
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新しい巻には新しい女の子キャラが登場するのは、もはやラノベの必然とも言えますか。
その新キャラであるリリは、「サポーター」という荷物持ち専用の職業なのですが。
そういや「かさばる荷物をどう扱うか」って、ダンジョンに潜る冒険者には必ずついてまわる問題ですよね。サポーターの存在は、TVゲームや他のラノベでは省略されがちなこの問題に対する一つの答えだと思います。
物語中盤までのリリの評価は私の中では最悪で、クライマックスを迎えても完全に許し切ることはできなかったですね。それだけ彼女の罪は重く感じられたということで。
この後に続く物語はリリの贖罪の物語でもあるのだなと、10巻を読みつつ思い返しまし -
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頂点に立っているそれぞれ。
そして、前回の事件の余波が、まだ存在する。
世間から見たら三つ巴。
しかしそれを互いに知らない3人。
いやでもまさか、頂点に互いが立っているとか
どう考えても想像つかないかと。
事件内容も気になりますし、彼の見えてくる過去も
どうするんだろう、という感じですし。
最後には一応解決(?)してますけど
こんな状態に陥ったら、普通はこれです。
大事だと言っていても、脳内と行動はまた別。
人間、後悔してなんぼ、という感じもしますし。
そんな事件の横で、バイク乗りの彼女の恋人の
容疑者たる父親が帰国。
うっかり『首』の事を口走ってしまってますし…。
そういえば、それもど -
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一応静かになったはずの街に、今度は連続通り魔。
チャットルームに入ってくる変な『人』に噂。
の合間を『平和』に生きている学生。
人が多すぎて、誰がどういう名前だったか
混乱してきます。
ポジションさえ確定していれば、どうにかなりますがw
前回働いた(?)ダラーズはなりを潜め
今回は別の集団がうろちょろ。
かと思ったら、微妙な学園生活の一角。
全然別の話かと思いきや、ミステリーの伏線のように
関係なさそうだった名前の人達がこんにちは。
まさかの落ち!? と思っていたら、さらに落ち。
そしてまさかのお釈迦様手のひら発言。
これから先、全部そうだったらどうしましょうか?w -