小山宙哉のレビュー一覧
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面白いんだけど
話は文句なしに面白いんだが、ロシアとアメリカが共同で月開発をするのは非現実的だし、中国の宇宙進出が全く描かれてないのも引っかかる。
まあ、この作品の連載開始時の世界情勢ではしょうがないから、作者には罪はないんだけどね。
同じ宇宙開発ものの作品で太田垣康男氏のMOONLIGHT MILEがあるけど、技術的には宇宙兄弟の方がリアルだが、いかに宇宙開発の覇権を取ろうかと各国が虎視眈々と睨みあっている現実世界からすると、政治的な描写は間違いなくMOONLIGHT MILEの方がリアル。 -
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新展開
まさに「神巻」だった前巻の再会を受け、今回はその余韻を味わいつつ6人に増えたメンバーでの新たなる展開がスタート。
ムッタとヒビトのほっとする掛け合いに、地球でのほっこりするエピソードも絡めて物語が進んでいきます。
この兄弟の安定の掛け合いに加え、人数が増えたことで描写の厚みが広がった感じ。
やはり2人だけだと話を膨らませにくく、ブギーに頼る面が多かったですからね。
一方、「好事魔多し」「一難去ってまた一難」がこの作品の特徴でもあり、今回も新たな心配ネタが発生。
前回の「腰」問題のようにフリだけで終わってくれればいいんですが…。
ところで、現実面では今ロシアと他の国々の関係が非常に悪化しており、この物語のような「ロシアと共同で宇宙へ」という流れは少なくとも当分断たれてしまった状況。
「事実は小説より奇なり」ではありませんが、マンガ以上に現実社会で想像もつかなかったことが発生するという悲しい状況になっています。
一方で、昨年末以来ついに現実社会でも「日本人初の月面着陸」のプロジェクトが動きはじめ、それに伴いJAXAが13年ぶりに宇宙飛行士を募集しています。
現時点で、書類選考が終了したとの事で、このニュースを見て本作品を連想した人も多いのではないかと思いますし、受験者の中で本作の影響を受けたという人もかなり多いのではないかと思います。
現実はマンガ以上に厳しい面もありますが、一方でこのマンガに描かれたことが実現しつつある…、これも非常に夢のある話ですね。
一読者としての勝手な希望ですが、もし今回の現実のJAXA宇宙飛行士募集で合格される方の中で、本作の影響を受けたという方は、ぜひどこかでそのことを表明して頂きたいと思います。
そうなれば…ファンとしても本当に素晴らしい話ですね。
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大人の仕事マンガというジャンルになると思うのだが、この作品は宇宙飛行士を目指すところから始まるのでムッタにすんなりと感情移入することができる。