小山宙哉のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「ペンギンだって空を飛べる。」
このキャッチコピーの通り、主人公である高校生少年・梅田は高所恐怖症。
学校での恒例行事である屋上から飛び移るゲームも、いつも怖気づいてできない。
そんな梅田だが、新任教師にたきつけられてスキージャンプに魅せられて行くこととなる・・・。
「何事もビビる前に『やる』ことにしたから、俺。」
この一言がもう、たまらない。
怖気づいてしまうことって、意外とたくさんある。やっぱいいや、今はこういう状況だから無理、次はいけるよ、本気出せばやれるって言い訳ばっかり並べて。
そんな気持ちを梅田は代弁してくれる。そんでさらに一歩踏み込んで、「怖気づくなよ!」と、自分を叱咤激励し -
Posted by ブクログ
幼い頃にUFOを目撃した兄・南波六太(ムッタ)と弟・日々人(ヒビト)は、「一緒に宇宙飛行士になる」と誓い合う。月面に立つ夢を果たした弟に対し、兄は一度は夢を諦め、自動車設計の仕事を失い落ち込む日々。しかし、弟から届いたメールと幼き日の約束を思い出す録音テープに背中を押され、再び宇宙を目指すことを決意する。そこから壮大な兄弟の挑戦が始まる。
『宇宙兄弟』は、夢を追いかける気持ちをもう一度問い直させてくれる、温かく力強い物語です。くすぶっていた兄・ムッタが、弟・日々人の成功に触発され、自らの足で宇宙飛行士への道を歩み出す姿は、読む者の胸に深く響きます。幼少期に交わした約束の重みと、それに挑み続け