小山宙哉のレビュー一覧
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アポロ13を見ても思ったけど、どうやって計算するんだろうね、真空の速度や軌道なんて。
本人も動いてるけど、月も動いていて、そしてその月が周回している地球もまた動いているんだよ。
月の重力だの、減速だの、高度だの、楕円だのって、もうカオス。
それが計算できなくちゃ宇宙になんて行ったり、地球に帰ってこれないんだろうね。
コンピューターも凄いのだろうがそれを指示するのは人だし、それを考える人の頭の中はどうなってるんだろう〜。
そしてロシアとの関係性もね、
パラレルとはいえ、現実的にもこうだったらよかったのに。
最終巻、期待してます。
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Posted by ブクログ
幼い頃にUFOを目撃した兄・南波六太(ムッタ)と弟・日々人(ヒビト)は、「一緒に宇宙飛行士になる」と誓い合う。月面に立つ夢を果たした弟に対し、兄は一度は夢を諦め、自動車設計の仕事を失い落ち込む日々。しかし、弟から届いたメールと幼き日の約束を思い出す録音テープに背中を押され、再び宇宙を目指すことを決意する。そこから壮大な兄弟の挑戦が始まる。
『宇宙兄弟』は、夢を追いかける気持ちをもう一度問い直させてくれる、温かく力強い物語です。くすぶっていた兄・ムッタが、弟・日々人の成功に触発され、自らの足で宇宙飛行士への道を歩み出す姿は、読む者の胸に深く響きます。幼少期に交わした約束の重みと、それに挑み続ける意志が作品全体を貫いています。
JAXAの選抜試験やNASAでの訓練、月面ミッションまでのプロセスは、リアルな科学描写と人間味あふれる人間関係の描写が絶妙に絡み合い、読むたび胸が熱くなります。そして特筆すべきは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の研究が作中に登場する点。現実ではまだ特効薬が存在しないこの病気に対し、物語の中では宇宙での研究を通じて新薬開発に成功します。これはフィクションでありながら、強い希望を与えてくれ、「こんな未来が本当に現実になったらいいなぁ」と心から願わずにはいられません。
兄弟の絆、仲間との友情、家族の支えが随所に散りばめられ、長期連載ながら常に新しい感動と発見があります。総じて、『宇宙兄弟』は夢を追う勇気と、まだ届かない未来への希望を同時に描き出す、深く心に刻まれる傑作です。