あらすじ
あるときは杖をつき若者に苦言を呈し、またあるときは半ズボンで街を駆ける。正体不明の快速快盗・通称「ハープ」。その正体を知るものは誰もが口をつぐむ。盗むものは、心。年齢は70歳。
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Posted by ブクログ
続きが読めないのが悲しい!『宇宙兄弟』小山宙也の昔の作品。泥棒じいちゃん空を跳ぶ。
小山節といおうか、台詞と描写が本当に良いなあ。まだ続けられる要素とパワーは絶対あるのに打ち切り(?)になってしまったのが本当に残念だ。
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安いものばかりを盗むハープと呼ばれる泥棒おじいちゃんの物語。
どうして泥棒をしているのかは明かされないけれど、おじいちゃんの不思議な魅力と、人情に訴えるストーリーが魅力的。
とにかく元気。
読後さわやかな気持ちになれます。
Posted by ブクログ
この作家さんらしい、ちょいちょい面白くて最後泣かせる感じがつまっている。宇宙兄弟今から読んでも追いつけねーやって場合には、こちらを読めばよいかもしれないです。
Posted by ブクログ
70歳だが外見も若々しく動作が機敏で走るのがメッチャ速い、
常にキャップを被っているので通りすがりの人には30代くらいにしか思われない、
ハープと綽名されるクールなコソ泥ジジイの話。
タイトルは、刑事の娘(次女)でまだ幼い女の子が舌足らずに
おじいちゃんの意味で「じいじ」と言おうとしたら
「ジジジイ」になっちゃった、ってところから。
ハープじいさんは弱きを助け強きを挫く義賊系。
やってることはメチャクチャだけど心根は極めて真っ当。
この清々しい疾走感は何かに似ているなぁ、
もしかして加藤伸吉作品のテイストに近いのか、
カッコイイおバカの話だし(笑)
いや、画風は全然違うけど。
続きが出れば是非また読みたい。
Posted by ブクログ
弟が妻のために送ってきた宇宙兄弟セットの中に入っていた本。
足が速く身軽な70歳のじじいはハープと呼ばれる泥棒。
義賊設定なので人を傷つけたりはしない。
一気に読ませるストーリーの展開さがある。
Posted by ブクログ
「来いよ」
そう叫んだ
たったそれだけのことだ
僕が海を大好きになったのは
君のおかげ、ではなく、
「僕」が一歩踏み込んだから、
海を好きになったんだと思う。
世界が変わったんだと思う。